気が付くと、庭のブルーベリーとキイチゴがこんなに熟れていた。ブルーベリーは酸っぱいのもあるので、3回くらい収穫したら、まとめて砂糖を加えて、レンジで簡単にジャムをつくる。ヨーグルトにのせたり、パンにぬったりして食べる。キイチゴも、木から落ちるほどに完熟したら甘くておいしいのだけど、そんな丁寧な収穫はできない。黒く熟れてはいるけれど、やや酸っぱいキイチゴ、ジャムに仕立ててもこれが大変。小さな種のつぶつぶが気になる。お客様用の料理に使うには茶こしで濾す必要がある。少し手間なのだ。
先日、母の家の中に居たら、外の畑で鳥が騒ぐ大きな声が聞こえた。「しまった。やられた!」もうすぐ食べられたはずのイチジクだ。スズメより大きめ、ハトより小さめの鳥が20羽ほど、木のまわりで騒ぎながらバタバタやっている。急いで追っ払って、目をつけていた3個を確認する。上の2個はだめ、下の1個は無傷だったので初物イチジクを食することができた。まだまだ小さいのがいくつかあるが、このままだと鳥の餌だなあ。ネットをかけるのは木がたかすぎて大変、熟れかけたら見張る? 見張り役は、母の家の3匹のネコさんたちの手をお借りしたいなあ。それにしても、ブルーベリーにまだ気づいてないのが幸いだ。
この鳥、目のあたりに白い模様がある。調べてみると、やはりこの頃害鳥といわれるムクドリである。集団で鳴くので騒音と、フン害である。それと作物荒らし。
中国語ではバイトウウォン、白頭翁と書くそうである。なるほど、頭の白点からそんな名がついているのか。これは覚え易い。