山本馬骨の くるま旅くらしノオト

「くるま旅くらしという新しい旅のスタイルを」提唱します。その思いや出来事などを綴ってみることにしました。

信州渋柿探しの小旅: 第3日

2008-11-22 06:48:55 | くるま旅くらしの話
行程
道の駅:アルプス安曇野ほりがねの里→県道・R19・R403→道の駅:さかきた→R403→聖高原→R403・R18→上田市街経由→R152→道の駅:マルメロの駅ながと→R252・R142・県道→春日温泉(佐久市)→県道・R142→道の駅:ほっとぱーく・浅科(泊)

昨夜は夜中を通して強風が吹きまくり、時々車を揺すって、最悪の安眠妨害だった。冷え切った寒空に満天の星が煌めいていたが、風の音にはお手上げだった。8時半、駅の物産センターが開店すると、待ち構えていた何人かの客がお目当ての品を探してなだれ込んだ。我々もその一人で、目当ては渋柿。あった!一袋6個ほど入った渋柿が、なんと200円なのだ。一昨日秩父へ行く途中の芦ケ久保の道の駅では、同じものが1000円近くしていた。ひどい話である。10袋ほど買う。その他セロリなど野菜を買う。やっぱり、昨日ここへ泊まったのは正解だった。遅れて来たら渋柿は無くなっていたに違いない。これで今年の干し柿は大丈夫である。あとはなるべく早く帰って柿の皮を剥いて干すだけだ。
というわけで、早くも帰宅ムードが高まる。今日は温泉博士にあやかって、鹿教湯温泉に入り、渋川市郊外の子持村(今は渋川市)の道の駅に泊まり、明後日伊香保の温泉に入って帰宅しょうと考える。
それで、道の駅を出てR19に向かったのだが、道を間違えて、鹿教湯に行くのとは違うR403に来てしまった。引き返すのも癪なので、そのまま聖高原や千曲高原を越え更埴市の方に向かう。
R403を通るのは初めてである。山道で離合が難しいようだと困るなと不安があったが、それは杞憂だった。途中筑北町にある道の駅に寄ったが、トイレと駐車場の他は何も無い道の駅で驚いた。売店もあったが、駐車場とはつながっていない感じだった。でも、給水設備はあり、ありがたかった。筑北町は山奥のその又山に囲まれた盆地で秘境の感じがした。聖高原は名前は知っているけど通るのは初めてである。夜間は凍結するのか、路面が濡れていた。千曲高原からの下り坂からの景観は素晴らしかった。晩秋の山々の彩りに囲まれて、千曲川の流れに沿って拓かれた街々が眼下に広がっていた。川中島も俯瞰できる。道を間違えて此処に来て良かったと思った。
その後は県道経由でR18に出て、上田市を経てR152に入り、長和町の道の駅:マルメロの里長門に向かう。ここで昼食休憩。久しぶりの来訪だ。相棒が買ってきた、野沢菜入りのおやきなどを食べる。いい加減な食事である。でも満足。風は冷たいが良い天気が続いている。
今日はこの後、温泉博士にある春日温泉に入り、泊まりは少し先にある道の駅:ほっとぱーく浅科にするつもりでいる。
道の駅を出て30分ほどで、春日温泉のかすが荘に到着。春日荘の湯は、300年前の開湯だという。二つの源泉があり、一つは自家のもの、もう一つは共同源泉だとか。どちらもいい湯だった。露天風呂に入っていると、時雨れ空から雪が舞ってきた。風情あり。蓼科山が近いということだが、今日は山は雲の中。浅間山も雲の中だった。温泉に感謝して、その後は予定通り浅科の道の駅へ。
今夜はもう一度キノコ鍋にしょうと、朝堀金の道の駅で材料を買って来ている。浅科の道の駅で、天然のナメコが売られていた。ラッキーである。早速ゲット。今日のキノコ鍋は、肉無しである。味噌仕立ての汁に、大根、人参、牛蒡、里芋、ネギなどを入れ、そこにキノコ(今日は白くないエノキダケと天然ナメコ)を入れて煮立てるだけである。温まって、カロリー摂りすぎの心配も無い。これは、くさびら行のT先生ご夫妻のご教示の賜ものである。これからは我が家の冬の食べ物の定番となるに違いない。今日はご飯無しで満腹する。おやすみなさい。
コメント
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