東京多摩借地借家人組合

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アパートの修理箇所多発でも修理しないアパマンショップ

2021年03月15日 | 増改築と修繕
 小平市栄町のアパートを4年前にアパマンショップの仲介で入居しました。

 入居当初から風呂の電球、換気扇がスイッチを入れての反応しない状態で、Kさんはアパマンに電話をしても、「電気がつかないはずはない。そのまま使って下さい」と言われました。
 入居後、2・3ヶ月して、入口や流し台の前のクロスやクッションフロアが所々黒くなってきました。また収納庫も腐ってきました。カビが原因であるとクロス屋さんから指摘を受け、アパマンに伝えると「今はどうにもならないから、このまま使ってくれ」と言われました。Kさんは我慢して使っていたところ、昨年夏収納庫を開けると、収納庫の床が破けて穴が開いていました。ドアの開け閉めも難しく、アパマンに修理を依頼しましたが、ドアを直したものの、流し台の下の修理は写真を撮るだけで、「修理は入居者の負担になる。カビも入居者の責任になる」、「入居者も修理代を4割負担してもらう、入居者の方で15万程度負担してもらうことになる」と話にならない対応でした。

 Yさんは、アパマンの対応に不信感を強め、4月の契約更新をせずに、2か月前に退去を申し入れました。

今後、退去後に室内の傷んだ箇所の修理代をアパマンから求められないか心配して組合に入会しました。

組合では、アパマンとの交渉はYさんを全面的に支援していく予定です。

 アパマンの契約書や保証会社の保証委託契約書も見たところ、賃料以外に毎月「24時間安心サポート」2750円、「月額保証委託料」864円を支払っています。保証会社も2社の共同保証の契約になっていました。最近、こうした大手の賃貸住宅の不動産屋は家賃以外に、様々なオプション契約を付けないと契約できない仕組みになっています。賃借人から甘い汁を吸っていると言わざるを得ません。(東京多摩借組ニュースより)

賃貸トラブルのご相談は

東京多摩借地借家人組合

電話 042(526)1094

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