「大家といえば親も同然、店子といえば子も同然」は落語の世界だが、昔は面倒見のよい大家さんがいたものだが、昨今賃貸借の関係は完全にビジネスの世界になってしまった。投資目的に賃貸マンションをいくつも購入する大家さんも多くなり、オーナーとよばれ、管理会社が貸主になっているため大家さんが店子には分らない仕組みになっている。
そんな中で、「ゼロ・ゼロ物件」、「敷金・礼金・仲介手数料無料・保証人不要」をセールスポイントにしたスマイルサービスという不動産会社は、家賃の支払いがたった1日遅れただけで玄関の鍵を交換し、ロックアウトを解除するには賃料プラス10%の違約金と再利用料を請求、支払わないでいると部屋の中の家財道具を全て処分されるというトラブルがマスコミでも報道され、組合にも被害を受けた借家人から相談を受けた。
不動産会社の契約は「鍵施設利用契約」で彼らの言い分はホテルと同じなので居住権は認められないという。完全な借地借家法逃れの脱法契約である。また、保証人の代行会社の賃貸保証会社の契約も悪質で、勝手に部屋に入られ荷物を勝手に処分されたという被害も急増している。
それにしてもアパートを借りる初期費用も払えない、保証人を立てられない等ワーキングプアーの弱い立場の借家人を餌食にした「貧困ビジネス」が横行している。「家賃を払わない借家人が悪い」と自己責任を強調する前に、本来救済すべき公共が責任を果していないことを
私たちは追及すべきではないだろうか。
そんな中で、「ゼロ・ゼロ物件」、「敷金・礼金・仲介手数料無料・保証人不要」をセールスポイントにしたスマイルサービスという不動産会社は、家賃の支払いがたった1日遅れただけで玄関の鍵を交換し、ロックアウトを解除するには賃料プラス10%の違約金と再利用料を請求、支払わないでいると部屋の中の家財道具を全て処分されるというトラブルがマスコミでも報道され、組合にも被害を受けた借家人から相談を受けた。
不動産会社の契約は「鍵施設利用契約」で彼らの言い分はホテルと同じなので居住権は認められないという。完全な借地借家法逃れの脱法契約である。また、保証人の代行会社の賃貸保証会社の契約も悪質で、勝手に部屋に入られ荷物を勝手に処分されたという被害も急増している。
それにしてもアパートを借りる初期費用も払えない、保証人を立てられない等ワーキングプアーの弱い立場の借家人を餌食にした「貧困ビジネス」が横行している。「家賃を払わない借家人が悪い」と自己責任を強調する前に、本来救済すべき公共が責任を果していないことを
私たちは追及すべきではないだろうか。