村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

悲しき頃の蟲の聲かな

2024-09-29 20:55:11 | 短歌・俳句の事

 赤染衛門
有明の月は袂タモトになかれつつ
悲しき頃の蟲の聲かな

今日は日曜日
茶室を掃除して
掛軸を変えて
花をいけた

急に寒くなったのに
足を布団から出していたからか 
ふくらはぎが
つってしまい目が覚めた

横の『大和言葉使い方図鑑』に
ふくらはぎを「腓」コムラというらしい

他に
「盆の窪」ボンノクボは
首の後ろ側の
中央のくぼんだところ

「膕」ヒカガミは
膝の後ろのくぼんだところ
膝の裏、よぼろ
とも言う

「胛」カイガネは
肩甲骨のこと
貝殻骨とも言う
肩甲骨の甲はもともと胛と書いてあった
その胛を訓読みするとカイガネ

「踝」クルブシは
足首の関節の両側の骨がでてるところ

「頤」オトガイは
下あごのこと
  頤オトガイが落ちるは
寒さに震える、とても美味しい、口数が多い
という意味
  おとがいを吐くとは
悪口を言う
と言う意味
いずれも
使ったことはないが

「項」ウナジとは
首の後ろの部分
  項ウナジを反らすとは
上をみたり、得意になったりする様子
  項ウナジを垂れるとは
がっかりしたり、はじいったり
する意味

知ってるのも知らないのもある
漢字が難しいが
胛、以外は変換すると出てきた

写真はとアオツヅラフジらしい

 

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