村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

三十五帖・若菜 下

2019-11-09 19:25:01 | 源氏物語五里霧中
若菜 下
(源氏41歳3月から47歳12月)  
朱雀院スザクイン五十の賀に際して
女楽オンナガクが催モヨされ、
源氏は女三の宮オンナサンノミヤに琴を教える。
女楽の直後、
紫の上が病ヤマイに臥フし、
源氏はその看護に余念がない。
その間に柏木はかねてよりの想いを遂トげ、
女三宮を懐妊させてしまう。
柏木が女三宮に送った手紙を手にして
事情を知った源氏は、
懊悩オウノウする。
一方で源氏の遠まわしな諷諌フウカンに、
柏木は恐怖のあまり病を発し、
そのまま重態に陥オチイる。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)


若菜とは初春に採れる葉菜類ヨウサイルイのこと
この時代は四十歳の祝いを
今の還暦のように節目として
盛大にするらしい
平均寿命も短く四十歳は初老の時
長寿を願い若菜を食する
柔らかく若々しい緑の若菜で
若さを取り戻そうと祝う
確かにビタミンも多く
若くなりそう
今も変わりないだろう
病院食には生野菜は殆ど出なかった

写真は洋梨 ラ・フランス
ひとつ食べた
松濤美術館へ行くつもりだったが
無理をせず録り溜めたビデオを観て
ゆるゆると一日を過ごした
コメント
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