村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

/帖・雲隠

2019-11-18 19:50:02 | 源氏物語五里霧中
雲隠 クモガクレ
帖名のみで
本文は伝存しない。
帖名に
源氏の死が暗示されている
というのが古くからの定説。
なお「宿木ヤドリギ」に出家シュッケ後数年、
嵯峨に隠棲インセイして
崩御ホウギョしたことが記されている。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

天にあっては
比翼ヒヨクの鳥となり、
地にあっては
連理レンリの枝とならん
源氏物語は
その当時の貴族層が熟知す
玄宗ゲンソウと楊貴妃ヨウキヒの
長恨歌チョウゴンカを根底に
紫式部が物語を展開させたという


一帖の桐壷で
長恨歌チョウゴンカが登場する
また二部の最後
四十帖・御法ミノリで紫の上をなくし
源氏は深い悲嘆くれる
桐壷帝と光源氏
ひとりの人を強く深く想う
親子は似るのだ


今日は病院での
血液検査
帰りはいつもの喫茶店へ
回りのお客さん達はお喋りに夢中
その渦の中案外集中する
今月の短歌をつくることにした
自宅より頭がはたらく
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