村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

三十六帖・柏木

2019-11-10 20:27:59 | 源氏物語五里霧中
柏木
(源氏48歳正月から秋)

年明けて、女三の宮は男の子・薫を生む。
が、柏木は病篤くして亡くなり、
女三の宮も罪の意識深く、
また産後の肥立ちの悪さから出家してしまう。
源氏は薫出生の秘密を
守り通すことを決意する。
一方で柏木に後事を託された
親友・夕霧は、残された柏木の
妻女・二宮(落葉の宮)を見舞ううちに
彼女に惹かれてゆく。
(ウイキペディア源氏物語あらすじヨリ)

柏木とは柏木の当時の官が
「右衛門督」だったから
「衛門府」→の異名が「柏木」

柏木は死こそ
救いだと 信じ込む
全て許され逃げられるからと
睨ウトまれている光源氏とは
生きて真向かう事は出来ない
恋する女三宮とも添えない
柏木は思う
自分はいつも高望みをしてきたけれど
出世のことも結婚も
思うようにはいかなかった
今回の不倫も自分が招いたのだが
苦い物思いとなって
病んでしまったのだ
と悔やむが
客観的に見たらどう

柏木は頭中将の嫡男
家柄も文句ない
笛の名手
ハンサムな知識人で
優雅才能ある貴公子
惜しい

今日は
即位祝賀パレード「祝賀御列の儀」の
テレビを観ていた
そして
令和元年十一月場所
九州場所の初日
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