花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

あの時は何を

2008-01-17 21:03:58 | Weblog
 今日、1月17日で阪神淡路大震災から13年になりました。13年前の朝のことは今でも覚えています。明け方近くまで飲んでいて、家に帰ったのが朝の5時頃。いったん横になった後、会社へ行くため8時に起きてTVを点けたら、あの信じられない光景が画面に映っていました。どれくらい信じられなかったかと言えば、「まだ深夜帯の映画をやってるのか、早く起きすぎたのかな」と思ったくらいでした。当然まだ酔っていましたが、ニュースの映像だと気がつくのにしばらく掛かる程、あり得ないことでした。
 悲惨な出来事から何年目といった報道がされるたびに、その時、正確にはその出来事を知った時、何をしていたかを思い返してしまいます。例えば、地下鉄サリン事件の時は、阪神淡路大震災の時と同じく朝まで飲んでいて、目が覚めて点けたTVで知りました。御巣鷹山に日航ジャンボ機が落ちた時は、近所の食堂で晩ごはんを食べていました。目玉焼きが乗っかったハンバーグの定食でした。9.11の時は、会社から帰ったところに、妻が開口一番、「ニューヨークで大変なことになっている」と言い、ニュースステーションでは飛行機が突き刺さった貿易センタービルが映し出されていました。
 傷口のかさぶたをはがすと、妙に生々しく見える傷跡にドキっとしてしまうように、こういった記憶がよみがえると、記憶の鮮明さに当時の衝撃の大きさが思われます。