花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

勝敗の分かれ目は・・・

2007-09-11 01:15:00 | Sports
 7/6のブログでこう書いた。「阪神タイガースは4安打の貧打でスワローズに連敗、借金7の4位に低迷している。でも最近、タイガースの試合を結構楽しんでいる。決して、マゾとか同類相憐れむとかじゃなくて、新顔の選手が続々と出てきているからだ。」 それがどうだろう。2ヶ月かそこらの間に、今や貯金15、週末にはジャイアンツを3タテにして首位に立った。ジャイアンツとの3連戦はすべて1点差、きわどい勝利だった。7本もホームランを打たれた初戦、体調不良でウィリアムスを欠いた第2戦、そして押し気味にゲームを進めながらもなかなか突き放せなかった3戦目、いずれも勝敗の行方は紙一重の差で、3連勝が3連敗になっていたかもしれなかった。しかし、そうはならなかった。思うに、勝利の女神の軍配を分けたのは、両チームの伸びしろの差ではなかったか。この2ヶ月間、どんどん力をつけてきたチームと、開幕から強かった、けれども伸びしろを持っていなかったチーム、その差のような気がする。また言い換えれば、伸びしろがあるということは、裏を返せば盤石の布陣ではないということ。つまり、レギュラー獲りに日々しのぎ削っていて、その毎日の競争の中で培われる気迫、その微妙な気迫の有り無しの差が出たとも言えよう。そういえば、今年の夏の甲子園では、下馬評の高くなかった、それこそ一回戦で負けても誰も驚かなかったであろう佐賀北高が、一戦ごとにたくましさを増し、強豪校たちからきわどく勝ちを拾って最後には頂点に立った。佐賀北高にちなんで言うなら、今年の阪神は「がばい」強くなっている。そして、金土日と「がばい」ビールが美味かった。