花・伊太利

日々の生活に関する備忘録です。

無駄な抵抗

2007-04-17 20:00:26 | Weblog
 このところずっと迷っていることがある。欲しい本があるのだけれど、ちょい値が張るので、どうしようか迷っている。迷いだしたのはそんな前じゃないが、密度濃く迷っているので、迷いの深さとしては相当深いものがある。でも、この迷いは無駄な迷いと言っていいのかもしれない。どんなに迷っても、結局その本を買ってしまうのは明らかだから。つまり、「ちょっと高いなぁ」と思っている本の値段を自分に納得させることが、この迷いの本質なのだ。これまでの自分からして、一旦ある本が欲しいとなったらもう矢も楯もたまらず欲しくなる。これまた、これまでの自分からすると、どんなに欲しかった本でも、読み終わった後、頭にしっかりと内容が残ることは殆どない。読んだという事実が残るだけだ。それでも、自分の中にはなにがしかの満足感は残る。変なたとえだが、Hな人がどうしてもたまらず風俗に行くようなものかもしれない。ただ、風俗と違う点は病気をもらう心配がないことだろうか。無駄とは思いつつ、もう少し迷ってみよう。