小さいけれど確かに実感される幸せのことを、村上春樹は「小確幸」と呼んでいるが、月曜日が休みの日曜日も小さいけれど確かな幸せを感じることが出来る。通常の日曜は、夕方、「笑点」や「サザエさん」の頃になると、「あー、明日は仕事だぁ」と何となく暗い気分になる。ひいきの野球のチームが勝っても、日曜洋画劇場で面白い映画をやってても、だいたい５割マイナスくらいの感じである。でも、明日が体育の日にあたる今日の日曜は、一日をまるまる休日として楽しむことが出来る。土曜が２回あるようなものだ。サザエさんとじゃんけんをした後も、「明日も休みだもんねぇ」と、気分がdepressedすることがない。これは、やはり「小確幸」である。さらには、今日、妻に買ってもらった「越乃影虎」はとても美味しかった。「小確幸」も倍付けである。