goo blog サービス終了のお知らせ 

未唯への手紙

未唯への手紙

人事異動の内示があったみたい

2007年12月11日 | 5.その他
未唯へ。未唯の動物病院では人事異動はないでしょうが、会社ではさまざまな葛藤があります。室長とか部長とかが変わるみたいです。私は人事は蚊帳の外の存在です。どうでもいいけど。

サファイア循環からすると、2008年、2009年を販売店にとっても、社会にとっても、大きな分岐点だと思っています。だけど、この部署は自分たちの役割をソフト作成に専念することを決めたようです。本当に悲しい判断です。

なぜ、2007年が失敗したか、誰が悪かったのかも分析せずに、過去の方法に戻って、あと2年間やり抜こうとしています。失敗したのは、作る人が悪かった、いい加減な仕様でいい加減に作ってきた。20年来、キッチリしたやり方で全仕様を決めて、数年かけて作るやり方でないとダメだ。そんな雰囲気です。メーカーの製品つくりの論理だから、この会社では分かりやすいのでしょう。

本当の失敗の原因は異なります。システムの対象が変わったのに、作り方が不明だったからです。何が変わったかは、サファイア循環で明確に説明できます。今までの基幹系システムは大規模であるけど、販売店での効率化を狙うというローカルの世界で済んでいた。しかし、活用系になると、お客様との関係がメインになるので、グローバルを考慮にしないのです。

Local meets Globalであり、Global meets Localなのです。だから、どのようにして作り上げることをゼロから考えないといけません。その発想の元は店舗での活用の多様性から考えることです。そのためのヒントとして、サファイア循環でのネットワーク、ポータル、ライブラリーのヒントを室長に提示しました。そのメッセージが活かされなかった。

室長の最大のミスは、パートナーの選択を誤ったことです。マーケティング中心にやった来たのに、電算部のような「居てナンボ」の連中に頼ったことです。

私も電算部だったから、よく分かるが、彼らはユーザのミッションを背負わない。というよりも背負えない。だから、東富士へ異動して、技術者と一緒になって考えて、仮説を立てて、実現しました。その時に、私の思いを現場に伝えてくれたり、役員を説得してくれる「翻訳者」も見つかりました。

名古屋での「翻訳者」であった室長には、次の部署では、自分のミッションは自分で作り上げてください、ということです。

FIFA公認ドクターは擦り傷だというけど

2007年12月10日 | 7.生活
未唯へ。スマップ公演が豊田スタジアムであった時に、中居の大きなうちわを買ってきたのを覚えていますか。「人を集める」「人を動かす」マーケティングに興味があってファンでもないのに、2日間とも出かけて、スタジアムの様子を観察していました。

前回のワールドカップの「ロシア戦」の時は巨大スクリーンでの放映の無料開放と言うこともあり、3万人以上集まりました。その時も出かけていきました。教育長が心配していたことが起こりました。

今日は、FIFAのクラブ対抗戦が豊田スタジアムで行われました。レッズファンを中心に人が集まると思い、「ロシア戦」との比較解析を行うために、会社を18時過ぎに出て、電車で豊田市に行きました。時間が遅かった性か、熱気はなかったです。

19時過ぎに豊田市に着いて、ワンセグウォークマンを見ながら、豊田スタジアムに向かいました。周りは、出遅れて、焦っている人が一杯いました。会場周りには人がいなくて、歓声だけが聞こえます。

直前まで、イベントを行っていた場所で、打ち上げの記念撮影をしていたので、近づいて見ていました。愛知万博の最終日に、90名位のコンパニオンの集合写真を西ゲート前で撮っていたのを思い出します。こういうのを見るは、大好きです。

帰ろうとした時に、暗闇の中に放置されていたブロックにつまずき、顔面から地面にぶつかりました。右の眼鏡が割れる瞬間を見ました。その場にいたイベント主催者から、「医務室に行きましょう」ということで歩き出しました。

医務室はスタジアムの反対側です。足がきつかった。医務室についても、誰もいません。付き添いの男性が電話連絡したところ、試合中で待機しているので動けないと言うことで、地下2階のピッチ付近まで移動。ちょうどハーフタイムです。足が痛いこと。

そこにはFIFA公認のドクターと強めの看護婦さんと救急隊員が詰めていました。足が痛いと言ったけど、単なる傷ということで、手当てなし。サッカー選手の怪我に比べれば、けがではないのでしょう。そのかわり、目のまわりに5枚ほどテープを貼られました。これでバスに乗ると怪しまれますね。

豊田市までは歩いて行ったけど、途中で奥さんに連絡して迎えに来てもらいました。「タクシー代」としてははモンブランだそうです。メガネは土日にメガネの安売り店で買うことになりました。

テレビはプッシュ型のメディア

2007年12月09日 | 7.生活
未唯へ。あなたはお笑い系のテレビが好きですよね。ノブ君の影響をかなり受けていると思います。

ワンセグ・ウォークマンを購入して以来、テレビの見方が変わっています。ワンセグ・ウォークマンの良さは3つあります。

①いつでも録画できる
 番組表から選んで、二度クリックするだけで番組予約ができます。視聴中でも、簡単に録画を開始します。
 NEWS23でルミナリエ初日の放映を見て、録画を開始しました。阪神大震災の曲「幸せ運べるように」の歌詞が分かりました。
  ♪
  地震にも負けない 強い絆をつくり
  亡くなった方々のぶんも 毎日を大切にいきてゆこう
  傷ついた神戸を もとの姿にもどそう
  やさしい春の光のような 未来を夢み
  ♪

②どこでも見える
 通勤バスで予約録画したものを見ています。これがなかなかいいです。お気に入りの番組は『モップガール』と『SP』です。共に夜中の0時の放映です。この時間帯に興味深い番組があるから、本当に助かります。
 『モップガール』の主人公は後ろの席の部長秘書に似ています。本人に確認したら、「違うんじゃない」と言われました。こんなこともできます。

③音だけでも聞ける
 朝、5時のNHKの再放送で「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝 チェ・ゲバラ」を見つけたので、録音を開始した。というのも、今日読もうと思っていた本「ゲバラ日記」とドンピッシャだったので、びっくりした。
 NHKのドキュメント系はバスの中で、音声主体で聞いています。必要な絵が出た時だけ、映像を確認します。これは楽です。

テレビというプル型のメディアの活用方法の究極になっています。こんなことができるというのはすごいことですね。モノつくり(ワンセグ・ウォークマン)もあるけど、インフラつくり(地上デジタル)がないと成り立たない。その上に、個人レベルの活用技術を追加して、ここまで来ています。

クルマのエネルギー問題も同様かもしれない。インフラとしてのエネルギーを決めて、その次に、それに合ったクルマつくりがあり、豊かな個人生活があるということでしょう。だけど、最初がいつまでも決まらない。ハード・パスにするのか、ショート・パスにするのかさえも決まらない。

プル型のメディアを目指しているポータルを展開の参考にしましょう。

2020年には社会を変えたい Global Vision 2020

2007年12月08日 | 3.社会
未唯へ。あなたは2020年で34歳ですね。まだまだですね。

GLOBAL VISION 2020は「循環」を意識しています。サファイア循環でもそうですが、今、本当に必要なのは循環です。大きな枠での循環があり、それぞれのカテゴリーで、循環を意識した「入れ子」構造です。

この構造をハッキリさせるには、数学モデルから明確にしていく必要があります。それは「未唯への手紙」のなかで行っていきます。まずは、GLOBAL VISION 2020での循環に関する記述をあげます。

 「2020年を見据えたときの私たちが考える世界観を、説明したいと思います。二つの大きな環が表現されております。これは自然と産業の環を示しており、それぞれの環の中で、責任を担っていると考えます。」
 「左側の環ですが自然循環と表現しております。これは、ご承知のとおり、地球には、大気や水や生態系など自然の循環があり、人も社会も自然の一員として、その循環のなかに存在しております。生命にかけがえのない地球環境を持続的なものとするために、私たちのモノづくりには、自然の循環と調和することが求められていると考えます。」
 「右の環は、産業の環です。社会を企業活動を軸にして見ると、社会は、産業の連環、すなわち、ひとつの産業が新たな価値をつくり出すと同時に、次の芽となって新たな産業を生み出すことによって発展してきたともいえます。産業の一翼を担うものとして、産業の発展をリードしていくことが求められています。」
 「今一度、自然と産業との関係を見つめなおし、ものづくりと自然・人・社会との調和を追求していきます。持続的な産業発展のために、「自然循環」と調和した「産業循環」の原動力となることを我々の使命とし、今回のビジョン全体を貫く志といたしました。」

この記述での重要な観点は、『「自然循環」と調和した「産業循環」』です。「自然循環」を意識し始めたというのはいい傾向ですが、あくまでも、「産業循環」を「自然循環」と対応させようしています。この会社の存在理由の「産業」の顔を立てたいみたいです。ここにかなりのムリが発生しています。やはり、素直に産業循環⊂社会循環⊂自然循環と捉えることから始めないといけません。

社会はもっと広くて多様なものです。そこに人の幸せのすべてがあります。この会社の限界を感じます。

Think Globally, Act Locallyがわかっていない

2007年12月07日 | 5.その他
未唯へ。あなたはローカルで生きていますか、グローバルに生きていますか。あなたには、ローカルにいながら、グローバルを感じていてほしい、と思う父です。

ライブラリの地上配信の展開そのものがおかしな状況になっています。電算部はかつては事務電算経験者がヘッドであったが、現在はCAD開発経験者で占められている。彼らが地上配信に絡んできた所からどうもおかしくなってきた。

1年半前に「1GBのコンテンツを7000箇所に夜間8時間で送る」方法を企画して、パートナーも選定しました。この仕様は従来のコンテンツ配布方式ではムリです。強力なセンターとマルチキャスト型のネットワークと完全なブロードバンドが必要です。それはサファイアネットワークの求めるものではありません。

そこで、メーカーから「配布する」という発想を捨てて、店舗から「取りに行く」という発想にしました。7000箇所の店舗が自律的に動くイメージです。それぞれが活き活きとしている状態を作り出すやり方を考えました。

考える基本になったのは、フィンランドのドクター・ヘリさんから習った、「Think globally, Act Locally」です。フィンランドの環境政策では①小さな政府、②専門家の存在、③市民参画を実践していました。

「Think globally, Act Locally」で考えて、店舗に設置されているSTBに自律的にデータ収集する機能を入れます。それぞれのSTBに対して、「取りに行く」タイミングと「取りに行く」相手先をセンターから指示します。これだけの構造で、①小さなセンター、②専門的なアプリ、③自立型STBで全てが動き出します。

このソリューションを思いついた時には興奮しました。社会現象と販売店ネットワークが一つの考え方でつながった瞬間です。サファイア循環ではローカルがグローバルにつながります。

だけど、今はCADのやり方しか知らない連中、マーケティングに興味がない連中、社会のことを知らない連中にかき回されています。彼らは6ヶ月で柔軟なシステムができる発想が理解できないという理由だけで、ゴテゴテなシステムを3年間かけて作ろうとしています。電算部は「居ってナンボ」の世界に戻らないといけない。私が電算部のときに、自分達が主人公でないことを意識するのに、使っていました。

新長田の図書館とルミナリエ

2007年12月06日 | 7.生活
未唯へ。昨日は広島で、今日は神戸です。原爆投下と阪神大震災の場所です。

11時に新長田について、2時間半歩き回っていました。販売店の地図を見たら、近くに新長田の図書館があったので、そこを目指しました。着いてみると、駅から10分ぐらいの場所でしたが、見つけるのに、50分ぐらいかかってしまった。方向音痴な上に空間認識ができません。交番で地図を見ながら、「まっすぐに3ブロック、右に回って2ブロック」と聞いてのに、「まっすぐ1ブロッグ、右に1ブロッグ、まっすぐ2ブロッグ、右に1ブロッグ」という行き方をします。

最終的には、ケータイのナビで「図書館」を探して向かいました。子どもが騒いでいる幼稚園のような所がありました。それが新長田図書館でした。さほど、大きな図書館ではありません。入口近くに韓国・朝鮮関連の書棚が目に付く所にありました。かなりのボリュームです。阪神大震災のときに、長田地区には中小企業が多く、韓国の人が多いと聞いていました。この北朝鮮パッシングの時代でも、朝鮮に親近感を持つ人はいるんです。

奥には、郷土資料として阪神大震災の時に本が大量にありました。神戸市立図書館はコーナーになっていたけど、こちらは郷土資料です。NDC順になっているので、赤穂浪士の本が地震とかボランティアの間に入っていました。書棚を全て、デジカメで撮りました。写真集を見ていたら、道に迷って、歩いてきた、小さな公園も避難場所でした。あんな小さなところが「生存の場」でした。

販売店での説明は女性一人で十分でした。やる気のある次長さんでしたが、地域担当にはなじめません。

今日からルミナリエが始まることを聞いていたので、どんなものかを知るために、とりあえず「元町」で電車を降りました。人の流れに沿っていったら、電飾のアーケードに到着しました。真下にいると、昼間の明るさです。色合いは私にはあまり馴染まないです。

来年の流行語大賞は『非常事態』だと予想しています。エネルギー問題、地球温暖化、人口問題(少子化含む)と政局を加味すると、マスコミとして、非日常状態を作り出すには、『非常事態』あたりがうけると思います。その影響でルミナリエはなくなるでしょう。

ルミナリエを見ながら、ヘルシンキの街頭を思い出していた。それはやさしいオレンジ色です。日本の風景にその方が似合う。

10倍の規模を2人で行う秘訣

2007年12月05日 | 5.その他
未唯へ。広島に行ったことがありますか? 終戦前の路面電車の運転手・車掌とも女性でした。多くの犠牲者が出ました。ルーズベルト大統領が、あと4ヶ月生きていたら、人類の歴史は変わったいた。
今回は広島の自動車会社に、地上配信で使用予定のパッケージの活用事例を聞かせてもらうために来ました。ヒアリングの許可をもらうまで、半年かかりました。私はライブラリ全体の運用のヒントを探しに、電算部は技術的な裏づけがほしかったみたいです。

先方は8名で、そのうちにシステム関係は4名です。当方は2名です。販売店の規模は当方が10倍です。システムの適用範囲は当方のが3年ぐらい先に行っている感じがしました。先方はメーカーと販売店の関係が集約型になっているので、システムサイドで作ろうとしています。その分だけ、販売店からのクレームが怖くなっています。だから、既存のものはなるべく変えないようにしています。

それに比べて、当方は販売店の知恵を使おうとします。将来の企画にあわせた機能を作り出し、それをコンテンツを生かしながら使うのは販売店です。この手法の差は、今後の販売店での多様化とか、個人レベルでの情報共有にもすべて影響します。つまり、「作る」から見るのか、「使う」から見るかの違いです。

当方の目的はメーカーと販売店、販売店の本社と店舗の関係だけでなく、店舗とお客様との情報共有を視野に入れています。そのためには、それぞれの範囲をシンプルにすると同時に、それぞれの人の知恵を活かせるようにしておかないといけません。

それらのアプローチの差が、規模は10倍なのに、人は半分ですんでいる理由でしょう。その後の会食で、当方のベースになっている「サファイア循環」の話をしたかったけど、先方の「集約」と「あやまり」の方針の元では、意味ないと思い、いつもの「かわいい未唯ちゃんボックス」の話題しました。

「サファイア循環」は適用範囲が広いので、市民参画では枝廣淳子さんの役割(ファシリテーション)、NPOの役割(エンパワーメント)、エコットボランティアの役割(インタープリテーション)、市役所の役割(リアライゼーション)で、それぞれのミッションをシンプルに行えば、多様で、知恵を活かしたシステムが構築できます。そんなことを話すには、もっと場数を踏んで、仮説・実証しないといけませんね。

おしゃべりの相手は本ですか?

2007年12月04日 | 6.本
未唯へ。夢は見ますか? あなたとそんな話をしたことはありませんね。

昨日は久しぶりにOZさんとのおしゃべりでした。体を気遣って、6時半から8時まで、ケーキセットだけで、近況報告です。この時だけはケーキショップに入れるから楽しみです。それと、このところ続いていたμ(もう一人の私)の出現度合いがかなり減りました。つまり、冷静になれたということです。常におしゃべりすることが重要だということですね。

私の周辺にはおしゃべりする相手はいません。だから、販売店での会食の時などはかなり話します。このネタだと40分とか、大体の時間のメドがつくようになりました。当然ながら、断片的にしか分かってもらえません。その分は、このブログでおしゃべりします。だから、気持ちが通じた人には、男性でも、このサイトを紹介しています。

話し相手が無い私には、本とのおしゃべりが重要です。この最近は一方的ではなく、双方向のおしゃべりができるようになりました。社会学の本などでは色々な意見を聞きながら、ファシリテーションを行っています。選択権は私の方にあります。

夢判断の本(『The Dream Book』148.9ベサ)と会話していました。普通は、「この夢はこの暗示」というものですが、この本はかなりオカルト的です。以下がその照会文です。

 「夢とは、いったい何でしょう。夢のほんとうの意味を見つけるには、夢が教えてくれることすべてを、深く掘り下げて考えてみなくてはなりません。なぜ、私たちはここに存在するのでしょう。私とは、いったい誰でしょう。昔からのこの問いに、私たちはどう答えればよいのでしょうか。」

 「人生には偶然の一致はありません。偶然に起こることは何一つないのです。実は、苦しいと思う時こそ、あなたが成長できる絶好のチャンスです。なぜなら、その体験を乗り越えてこそ、過去の失敗や心のアンバランスを正し、悟りという究極のゴールヘ進むことができるからです。」

 「死というものは存在しないのです。死とは、覚醒したほんとうの自分が、他の肉体に移動するにすぎないのです。夢を、上手にコントロールできるようになると、私たちは、実は、次元に縛られない存在であることがわかってくるでしょう。


この最近、朝になるとリバース(再生)モードになるのは、夢がなせるわざなのでしょうか

ThinkとActの間のゆらぎについて

2007年12月03日 | 3.社会
未唯へ。昨日の駅伝見学とエコット訪問で、皆が駅伝とキャンドルナイトに燃えているのを、見ていました。そういう自分を見ているもう一人の自分、つまり、μを意識していました。「見るだけ」というのは、参画型社会ではとかく否定的に見られます。だけど、サファイア循環での「Think」と「Act」の関係で見ると面白いことが分かります。

駅伝の状況は室長が最初に考えたことと合っているのか? エコットの現状はNPOが考えたり、市民会議で議論されたこととあっているのか? 駅伝の方は体育会系だから、その時に盛り上がればOKでしょう。楽しければ、主旨をあまり考えなくても、楽しい思い出になります。

エコットの方はそうはいきません。市民参画という大きな目標があります。自分たちで盛り上がってきている、忙しくなってきている、子供たちが参加しているだけではすみません。市民会議のときに、理念分科会、広報分科会、運営分科会を設けたのは、それが市民参画で必要だと考えたからです。市役所が考えたレベルに対しては「いい按配」になっているかもしれません。彼らがコントロールできる範囲での変化にとどまっているのは確かです。

このように、ThinkしたものをActしようとすると、ドンドン中身が変わっていきます。トロッキーのThinkに対して、スターリンのActのように、石原莞爾のThinkに対して、東条英機のActのように。毛沢東のように、最初にThinkしたことに対して、後半のActで農民を裏切るようになるように。

このThinkとActの間の揺らぎは「偶然」に大いに支配されます。偶然に身を任せるしかない世界ですが、Actした後でも、常にThinkを意識しないといけません。循環のなかのどの位置にあるのかということから、元々の「思い」が何であったのか、起こった事項に対して、Thinkに戻ろうとしているのか、新しいThinkに向かおうとしているのかを常に見ていくことが必要です。私の「見るだけ」を、そのポジションに持っていこうと思います。

「Think」と「Act」は、ローカルとグローバルと共に、サファイア循環の構成要素です。偶然でのThinkとActの揺らぎを見ながら、ローカル⇒グローバル、グローバル⇒ローカルをまずは、見ているだけにしましょう。私が行動するのは、最後の最後です。(最終兵器μ)

駅伝とキャンドルナイトに燃えている人たちと見ている私

2007年12月02日 | 3.社会
未唯へ。社内駅伝を肉まん、おしるこなどの食べ物に+メタボ対策で見に行きました。本当に見るだけの生活です。

ついでに、色々なものを観察しています。何しろ、8人で走るチームが300組ですよ。これだけで2000人を超えます。工場関係者は駅伝が終わると来年の駅伝を目指すというぐらい、大変なエネルギーです。

工場のイベントだと思っていたのに、名古屋出場チームを見たら、29チームもありました。10分の1です。本当に増えました。これは室長の最大の成果です。彼は自分が走りたくて、色々な部署に刺激を与えて、新人を駅伝に誘っていました。だけど、工場にはかなうはずがなく、名古屋のランキングは200位以下でした。

観察の成果としては、少し、マーケティング色が出てきたことです。工場とか、技術・生技などにマーケティングをアピールすべきです。いいものを作っても、マーケティングに知恵がないと、製品は成り立たないことをアピールすべきです。我々の発想方法はあなた達と異なることを自己主張しないといけません。同じ土俵で戦っては全社が集まるメリットがありません。

もう一つの成果は食堂で見かける、帰国子女風の女性を応援席の真ん中に見つけたことです。これさえ分かれば、彼女の行動パターンが解析できます。

午後から、環境学習設備エコットへクレオンを届けに行きました。12月22日の「枝廣淳子さんの講演会」と同時に、キャンドルナイトを企画していて、そのために蜜蝋を使ったキャンドルに色付けするのに、クレオンが足りないとメーリングリストにあったので、無印のクレオンを持っていきました。自分が持っているもので、人が使ってくれるものはドンドン渡していきましょう。

2階のホールで環境政策課がNPOとかボランティア対象にヒアリングを行っていました。その中に、以前「楽知」で自宅開放を行っていたTBAさんが見えました。彼女の陶芸作品もすばらしいけど、エネルギーはすばらしいです。彼女のような人の言うことを環境政策課はしっかりと聞いて欲しいものです。

久しぶりのエコットは少し変わっていました。企画と実施には差が出るものですね。実施の方で動いています。そのあとに、スタバで5冊読んで、20冊を返しました。あと10冊だから、今週は広島と神戸への出張があるけど、「未唯への手紙」に時間が割けそうです。