goo

10倍の規模を2人で行う秘訣

未唯へ。広島に行ったことがありますか? 終戦前の路面電車の運転手・車掌とも女性でした。多くの犠牲者が出ました。ルーズベルト大統領が、あと4ヶ月生きていたら、人類の歴史は変わったいた。
今回は広島の自動車会社に、地上配信で使用予定のパッケージの活用事例を聞かせてもらうために来ました。ヒアリングの許可をもらうまで、半年かかりました。私はライブラリ全体の運用のヒントを探しに、電算部は技術的な裏づけがほしかったみたいです。

先方は8名で、そのうちにシステム関係は4名です。当方は2名です。販売店の規模は当方が10倍です。システムの適用範囲は当方のが3年ぐらい先に行っている感じがしました。先方はメーカーと販売店の関係が集約型になっているので、システムサイドで作ろうとしています。その分だけ、販売店からのクレームが怖くなっています。だから、既存のものはなるべく変えないようにしています。

それに比べて、当方は販売店の知恵を使おうとします。将来の企画にあわせた機能を作り出し、それをコンテンツを生かしながら使うのは販売店です。この手法の差は、今後の販売店での多様化とか、個人レベルでの情報共有にもすべて影響します。つまり、「作る」から見るのか、「使う」から見るかの違いです。

当方の目的はメーカーと販売店、販売店の本社と店舗の関係だけでなく、店舗とお客様との情報共有を視野に入れています。そのためには、それぞれの範囲をシンプルにすると同時に、それぞれの人の知恵を活かせるようにしておかないといけません。

それらのアプローチの差が、規模は10倍なのに、人は半分ですんでいる理由でしょう。その後の会食で、当方のベースになっている「サファイア循環」の話をしたかったけど、先方の「集約」と「あやまり」の方針の元では、意味ないと思い、いつもの「かわいい未唯ちゃんボックス」の話題しました。

「サファイア循環」は適用範囲が広いので、市民参画では枝廣淳子さんの役割(ファシリテーション)、NPOの役割(エンパワーメント)、エコットボランティアの役割(インタープリテーション)、市役所の役割(リアライゼーション)で、それぞれのミッションをシンプルに行えば、多様で、知恵を活かしたシステムが構築できます。そんなことを話すには、もっと場数を踏んで、仮説・実証しないといけませんね。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )