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歴史の大きな流れと将来の方向が少し見えてきた

未唯へ。「未唯への手紙」の「歴史」編を眺めていて、興味深いことが分かりました。この作業はローディアの小さなメモの上にウォークマンワンセグのパワーポイントを重ねて行いました。これだと、何もなくても頭が働きます。軽い気持ちでゼロからの思考ができます。

以前から、「Local meets Global」が戦争の原因だと思っていました。太平洋戦争、ロシア革命などの歴史的な事柄が説明できます。

今回、発見したのは「Global meets Local」です。どうもこれが平和のサイクルみたいです。歴史の循環では、人がいて、それを支配することで国ができ、その国が「Local meets Global」で外国との戦争になる。そして、覇権争いになってきたのが「過去」です。そのどん詰まりの混乱の中に「現在」があります。

サファイア循環で「将来」を考えると、現在のどん詰まりから「Global meets Local」で市民に戻っていきます。それは画一な体制から多様な状態に移っていきます。多様なAct Locallyを活かせば、平和的に行われます。これって、すごいよね!

そういう認識にあったときに、この会社の2020年グローバルビジョンが出されました。「町いちばんの企業」という将来方向が示されました。「世界で一番の企業」なら、普通に理解できるけど、この本当の意味が分かる人が、この部署にいるとは思えません。過去の成功体験から来ている人、メーカーとして効率的に作ることを目指してきた人、アメリカのように富を集めたがる人が、この領域に素直に入ることは難しいですね。

それを理解するキーはサファイア循環です。この会社のバックボーンとして、サファイア循環を全面に出す時かもしれません。この会社は歴史的な方向まで影響を与えるところまで来ています。この混乱の状態から日本の方向付けをするときにきています。その意味で、「町いちばんの企業」というビジョンには私は満足しています。

このビジョンで、視点が人とか地域のLocalに移り、多様性が一気に拡大します。その意味ではポータルと同じ悩みに直面します。逆に言うと、ポータルは先行しています。だから、ポータルの展開に、この会社の方向がかかっています。ポータルのチラシを大きな心で、誰とも会話せずに作っていました。
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