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人事異動の内示があったみたい

未唯へ。未唯の動物病院では人事異動はないでしょうが、会社ではさまざまな葛藤があります。室長とか部長とかが変わるみたいです。私は人事は蚊帳の外の存在です。どうでもいいけど。

サファイア循環からすると、2008年、2009年を販売店にとっても、社会にとっても、大きな分岐点だと思っています。だけど、この部署は自分たちの役割をソフト作成に専念することを決めたようです。本当に悲しい判断です。

なぜ、2007年が失敗したか、誰が悪かったのかも分析せずに、過去の方法に戻って、あと2年間やり抜こうとしています。失敗したのは、作る人が悪かった、いい加減な仕様でいい加減に作ってきた。20年来、キッチリしたやり方で全仕様を決めて、数年かけて作るやり方でないとダメだ。そんな雰囲気です。メーカーの製品つくりの論理だから、この会社では分かりやすいのでしょう。

本当の失敗の原因は異なります。システムの対象が変わったのに、作り方が不明だったからです。何が変わったかは、サファイア循環で明確に説明できます。今までの基幹系システムは大規模であるけど、販売店での効率化を狙うというローカルの世界で済んでいた。しかし、活用系になると、お客様との関係がメインになるので、グローバルを考慮にしないのです。

Local meets Globalであり、Global meets Localなのです。だから、どのようにして作り上げることをゼロから考えないといけません。その発想の元は店舗での活用の多様性から考えることです。そのためのヒントとして、サファイア循環でのネットワーク、ポータル、ライブラリーのヒントを室長に提示しました。そのメッセージが活かされなかった。

室長の最大のミスは、パートナーの選択を誤ったことです。マーケティング中心にやった来たのに、電算部のような「居てナンボ」の連中に頼ったことです。

私も電算部だったから、よく分かるが、彼らはユーザのミッションを背負わない。というよりも背負えない。だから、東富士へ異動して、技術者と一緒になって考えて、仮説を立てて、実現しました。その時に、私の思いを現場に伝えてくれたり、役員を説得してくれる「翻訳者」も見つかりました。

名古屋での「翻訳者」であった室長には、次の部署では、自分のミッションは自分で作り上げてください、ということです。
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