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新長田の図書館とルミナリエ

未唯へ。昨日は広島で、今日は神戸です。原爆投下と阪神大震災の場所です。

11時に新長田について、2時間半歩き回っていました。販売店の地図を見たら、近くに新長田の図書館があったので、そこを目指しました。着いてみると、駅から10分ぐらいの場所でしたが、見つけるのに、50分ぐらいかかってしまった。方向音痴な上に空間認識ができません。交番で地図を見ながら、「まっすぐに3ブロック、右に回って2ブロック」と聞いてのに、「まっすぐ1ブロッグ、右に1ブロッグ、まっすぐ2ブロッグ、右に1ブロッグ」という行き方をします。

最終的には、ケータイのナビで「図書館」を探して向かいました。子どもが騒いでいる幼稚園のような所がありました。それが新長田図書館でした。さほど、大きな図書館ではありません。入口近くに韓国・朝鮮関連の書棚が目に付く所にありました。かなりのボリュームです。阪神大震災のときに、長田地区には中小企業が多く、韓国の人が多いと聞いていました。この北朝鮮パッシングの時代でも、朝鮮に親近感を持つ人はいるんです。

奥には、郷土資料として阪神大震災の時に本が大量にありました。神戸市立図書館はコーナーになっていたけど、こちらは郷土資料です。NDC順になっているので、赤穂浪士の本が地震とかボランティアの間に入っていました。書棚を全て、デジカメで撮りました。写真集を見ていたら、道に迷って、歩いてきた、小さな公園も避難場所でした。あんな小さなところが「生存の場」でした。

販売店での説明は女性一人で十分でした。やる気のある次長さんでしたが、地域担当にはなじめません。

今日からルミナリエが始まることを聞いていたので、どんなものかを知るために、とりあえず「元町」で電車を降りました。人の流れに沿っていったら、電飾のアーケードに到着しました。真下にいると、昼間の明るさです。色合いは私にはあまり馴染まないです。

来年の流行語大賞は『非常事態』だと予想しています。エネルギー問題、地球温暖化、人口問題(少子化含む)と政局を加味すると、マスコミとして、非日常状態を作り出すには、『非常事態』あたりがうけると思います。その影響でルミナリエはなくなるでしょう。

ルミナリエを見ながら、ヘルシンキの街頭を思い出していた。それはやさしいオレンジ色です。日本の風景にその方が似合う。
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