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ブラック・ケネディ亡き後の世界のシナリオ

未唯へ。大統領選挙の結果、アメリカは大きな賭けに出ました。サファイア循環からすると、「Global meets Local」に実現への道です。この道しか世界を救う道はありません。それは屈折した道です。オバマ氏を乗り越えていかないといけません。

今回の選挙の最終段階で気になったのは、オバマ氏陣営の副大統領候補のバイデンが表に出ていないことです。マケイン氏側の副大統領候補バイデン氏の露出に比べるとあまりにも少ない。

オバマ氏は1年半にわたり、やるだけのことをやって、「ブラック・ケネディ」として暗殺されるでしょう。理念の発案者が、その理念が現実化した世界を作り上げることはできないことを歴史は示しています。ヒットラー、スターリン、毛沢東のようになる前に、トロッキー、ゲバラのように、道半ばで倒れる方が、変革を現実のものにできる。

その時に、大統領になるのが、副大統領です。アメリカの歴史を見ると、思い出されるのが、F・ルーズベルト死去後のトルーマンであり、ケネディ後のジョンソンです。

ルーズベルトは太平洋戦争敗戦4か月前に死去した。その頃の日本の戯歌としては、「ルーズベルトのベルトが切れて、チャーチル散る散る、国が散る」というものがあります。トルーマンは本当に何も知らない副大統領であった。マンハッタン計画(原爆開発計画)も大統領就任後に知った。その無知さをカバーするために、ルーズベルトがその将軍を退役させていた、対日強硬派の将軍を呼び戻した。彼は「日本を石器時代に戻す」というルメイなどと強調して、原爆投下の書類にサインした。

ケネディはベトナム戦争に米軍を参画させたが、撤退するタイミングを考えていたが、ダラスで暗殺された。彼には、キューバ危機での経験があり、軍事力だけでは、ものごとは解決しないとこを知っていた。後を引き継いだジョンソンは軍部のいいなりに、北爆を開始した。ジャングルと田園地帯をナパーム弾で焼きつくそうとした。その下には農民がいるのに。

1年半後の心配ごとですが、ハイデン大統領がオバマ氏の遺志を引き継いでもらえることを期待したい。。それ以前に、アメリカの中間層のソーシャル化が進み、日本も変われる体制になっていることが重要です。そのために、何をするかです。

1年半で、心理的な「CGANGE」をイメージできるようにすることです。
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