高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

久々の能勢

2008-08-18 | 生産者訪問

先週の日曜日は久々に能勢に。
大有研の農塾の第一回目は、能勢の尾崎零さんの畑見学と交流会です。
 
 ずっと体調不良が続いていて、前日まで行くかどうか正直迷ってました。いつも通り、13時前に帰宅。その後、ほとんど寝る時間もなく、早朝に出発。家族からもなんで、そんな状態で行くの?と。

 でも、やはり会いたい人がそこにいる、皆とやり遂げたいことがそこにあるのです。

Dscn4130  まずは、尾崎さんに久しぶりに会う。
 私の有機農業運動の師。そして、我が家に野菜を届けてくれる、 生命共同体。幾つかの大切な出会いの一つ。 久しぶりに会っても、相変わらず元気。
 いつも自分らしく生きることの大切さ、第一歩を踏み出すことの大切さを教えてくれる人。

 そして、イベント終了後に、もう一人私の大好きな人に会いに行く。スガワラさん。

 凛とした姿は、周りの憧れの的。僕も憧れています。
 その瞳は厳しい中に、とても豊かな優しさが溢れている。最後に言ってくれた、体調大丈夫、と言ってくれた言葉で、なぜかスッーとした感覚を感じました。

 30年前、有機農業を始めた時は、尾崎さんもスガワラさんも変人扱い、絶対に無理だと言われたそうです。
 でも、今でのたくさんの失敗(経験)を乗り越えて、こうやってたくさんの人に感動をプレゼントしています。 短い時間でしたが、いろいろと話をすることが出来て良かった。

Dscn4129  あれほどバテバテだったのに、少し体(心かな?)が楽になったようです。
 ひぐらしの声を聞きながら、そよ風の存在を感じながら、やはり自然とふれあうことの大切さ・人の縁を改めて感じました。
 
 消費することだけが生産者の方を助けることにはならない、もう一歩踏み込んで、共に歩むことが出来る信頼関係を築けないと、本当に自分たちのために食べ物を作ってくれる人がいなくなります。
  自分自身も、「こいつのためやったら頑張ろ」と思ってもらえるような人でありたいと思います。
 
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