高麗橋桜花 徒然日記ー料理人はどこまでできるのか ー

「高麗橋桜花」店主・「大阪食文化研究所」主宰森田龍彦のブログです。どうぞご贔屓にお願い申し上ます。

メリークリスマスとフレンチのクリスマスディナー

2005-12-24 | オススメなお店

051223_1703_2アミューズ

粒貝のココット焼き メルバトーストを添えて

粒貝のコリコリ感と香草のソースがとてもいい感じ。グラタン仕立てになってます。

051223_1704 フォアグラのテリーヌ マーブル仕立て

フルーツチャツネとハーブのサラダ添え

とにかく、混合スパイスでマリネされたフォアグラとチャツネの甘酸っぱさが最高に美味しい一皿です。

51223_170501_1 

魚料理

五香粉香りをまとったスズキのポワレ

ハチミツとオレンジ風味のソース・ブールブラン

ブールブランは煮詰めた白ワインとフォン(魚などの出汁)にたっぷりのバターを加えたソース。そのソースに更にハチミツとオレンジの甘み、酸味が加わってとてもさわやかなソースになってます。

051223_1705 肉料理

和牛サーロインのステーキ ソース・クロゼイユルージュ

霜降りの和牛肉にウォン・ド・ボーベースの赤すぐりの酸味がとてもいい感じです。良くあるステーキソースよりもあっさりとお肉を食べることが出来るソースですね。また、ミミョネッ(ト黒胡椒の荒引)が食感も風味も良いアクセントになっています。

051223_1713 デセール

聖夜のクリスマスツリー 平和を祈って  苺とサブレのハーモニー

やっぱり最後はたっぷりのデザートですね。苺のサンタもかわいいし、グラス(アイス)やサクサクのサブレに濃厚なクリーム。まさに別腹ですね。

 このほかにも、コンソメで作られたフラン(洋風茶碗蒸し) 蛤のカプチーノ仕立てと魚料理と肉料理の間にお口直しの洋ナシとシャンパンのシャーベットも用意してます。

 この料理はキッチンスタッフとして働かしてもらっている「ラ・ロッシェル OSAKA」のクリスマスの特別ディナーです。ラ・ロッシェル OSAKAは料理の鉄人‐坂井 宏之氏プロデュースのお店で、お手ごろな価格でより身近にフランス料理を楽しむことができるお店です。

 今まで和食がほとんどだったので、いろいろと勉強したくてキッチンスタッフとして働かせてもらうようになりました。毎日、初めての経験や目からうろこの体験の連続ですが、とても充実していて楽しく働けています。

 特別コースは仕込みなどがとても大変ですが、料理を考えてくれたシェフ達の思いを大切にしたいですし、とても勉強・刺激になるし、やはりお客様も喜んでいただけることがとても楽しいです。

 皆さんが楽しいクリスマスを過ごされることを祈っております。

                                        

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いちごのサンタさんにびっくりでした。 (もぐらの)
2005-12-24 09:10:45
いちごのサンタさんにびっくりでした。
写真、もうすこし大きくなると。。

でも、私もpcの詳しい操作はわからないのですが。。苦笑。
返信する
 >もぐらのさん (森田 龍彦)
2005-12-29 01:47:50
 >もぐらのさん
  書き込み有難うございます。

   多分、デジカメで撮影した画像だと大きく拡大できる
 のでしょうが、旧式の携帯写メールだとこれが精一杯
 みたいですね。
  
  あと、OCN自体のメンテナンス以後、少しブラウザーごとに
 見え方が違うみたいです。
  そろそろ、1度ブログ画面のリニューアルを行おうと
 思っています。
返信する
ブログ画面のリニューアル。。期待してますー。。笑。 (もぐらの)
2005-12-29 06:37:38
ブログ画面のリニューアル。。期待してますー。。笑。
返信する

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