先週の土曜日にベジフル(野菜のソムリエ)の講師を務めました。
今回は、包丁の扱い方・野菜の切り方を教える教室です。
ベジフルの有資格者の方への販売促進のニーズが高まっているそうで、協会の方から人前で恥ずかしくないような包丁の持ち方や野菜の切り方の指導を依頼されました。
教材となる野菜は切り分け難い南瓜や、いろいろな切り方が出来る胡瓜などを使っての講習でした。
一般の方の包丁の上達のコツは持ち方や姿勢、リズム。これを気を付けるだけで全然変わってきます。包丁がぐらつかないように、まな板に対して腕が動かし易いように斜めに立ち、自分でリズムをとりながら包丁を動かすとそれだけでかなり変わってきます。 また固いものを切るときは、自分の体重をうまく使ってあげるとかぼちゃなんかでも比較的簡単に切れるようになります。
切り終えた食材はそれぞれ、とうもろこしのすり流し・かぼちゃの含め煮・揚げかぼちゃのハニーバター添え・蛇腹胡瓜の酢の物にして、参加者の方々に食べて頂きました。
初めての場所、教える内容だったので、なかなか上手く時間配分出来なくて予定時間をオーバー。最近、少しは慣れてきた料理の講師ですが、改めて人に教えるというのは本当に難しいことですね。 あと2回、この講習はあります。また一つ課題を頂いて、自分が成長できるチャンスだと思ってしっかり頑張りたいです。
でも、参加者の方が少しコツを掴んでくれたり、勉強になったと喜んでくれたり、料理を美味しく召し上がってくれたので、頑張った甲斐はあったようです。
突然ですみません。自己紹介します。一昨年まで有機や特栽やこだわりの野菜を卸す会社で働いておりましたが、事情がありやめざるを得なくなり、現在は広告会社の事務をしております34歳の主婦です。ただ、もともと食にこだわり生活しておりましたので、今の生活では、いい野菜を見つけても生かせないとか、高槻の生ごみを堆肥化して高槻の農家さんに使ってもらいできた作物をスーパー小売店で売って、高槻の消費者が買うといった循環系を作りたいとか、子供たちになぜ野菜から栄養ととるのか?を知らしていきたいとか?(もっと野菜の良さを肌で感じることを教えたい)などなど・・思うこと一杯なのですが・・。何からはじめればいいのかわからなく、高槻市民会議に出席してみたものの現状を動かすだけの力はまだなく、まず自分としてどう動いていけばいいのか?アドバイスをいただければと思います。長々すみません。コメントいただければうれしいです。
ご返答が遅くなりまして、すみません。
今までに、すでにいろいろなご経験や活動をなさっておられるようですね。
恥ずかしながら、私もこのような活動を始めてそんなに長くありません。ですので、明確なお答えを申し上げることは出来ませんが、私なりの思いを書かせて頂きます。
今、いろいろと私が活動しているのは、
次世代によい良い環境や文化を残したいと思っているからです。
そのために子供達やそれを取り囲む大人達に少しでも農業や自然を体感してもらい、そのことを意識してもらいたいと思っています。それ今住んでいる大阪独自の食文化を、もっと大阪の人に大切にしてもらいたいとも思っています。(地産地消・身土不二)
そして、それを伝える手段として、私は料理人ですので、料理を通して伝えて行きたいと思っています。(でも、活動すればするほど、学ばなればらならないことがたくさん出て来ます。)
今は、まず小さな一歩を歩み続けることを考えています。その中でいろいろな方のご支援やご助力を頂いて、より大きな変化を生み出せるようになりたいと思っています。
それが大有研であったり、浪速魚菜の活動、ベジフル(野菜のソムリエ)の活動であったりするのです。
このブログも当初はアクセス数が50にも満たないものでしたが、今ではブログ読んでますよと声をかけて下さることもしばしばです。最近、忙しくて更新出来なていないですが、少しでも多くの方に興味を持ってもらえたら、寝る間を惜しんで書く甲斐もあるというものです。
北口さんが求めるようなお答えになったかわかりませんが、少しでもご参考になればと思い書かせて頂きました。すぐにお返事出来ませんが、何か不明な点がありましたら書き込みください。
今回は、書き込み有難うございます。
森田 龍彦