箕面ビールの大下社長に連れて来て頂いたやなもり農園さん。
大下さんが箕面でとてもおいしい野菜を作る人がいてるとご紹介してくださいました。こだわりを持って仕事に取り組まれている方の太鼓判、とても楽しみにしておりました。
実際に農業には携わっていないのですが、いろいろな生産者の方を訪問したり、お話させて頂いているうちに僅かではありますが農業に対しての知識はついてきました。そして、いろいろ生産者さんのとれたての野菜も食べてきました。その中でも、やなもりさんの野菜はとても個性的でした。ここまで野菜の味をしっかりコントロールしている方に初めて出会いました。追肥の仕方など、ほんとうに独特の栽培方法をお持ちでした。(画像の半熟パプリカやまくわ瓜など、個性的な野菜達。胡瓜やトマトも美味。)
野菜もそうなのですが、お母様が漬けたキュウリのぬか漬けが絶品でした。作り方はとてもシンプルなのですが、とても綺麗なぬか床でした。突然の訪問にも関らず、いろいろ案内して頂き、学ばせて頂きました。やなもりさんにも、大下社長にも、感謝の気持ちでいっぱいです。(やなもりさんはこのブログにも書き込みをしてくださって、とても嬉しかったです。今後ともよろしくお願い致します。)
やまもり農園さんを後にして、今度は茨木にある中尾酒造さんへ。
今年の冬に実際にお酒造りを体験させてくださった酒蔵さんです。残念ながら中尾さんには会えませんでしたが、今期の中尾酒造のお酒を試飲させて頂きました。見山・凡愚の他にも、彩都という地元で作った山田錦で作られたお酒もありました。中尾酒造さんはどれも綺麗なお酒です。濃厚さよりも、シャープな感じを受けます。(女性の方には、特に気に入って頂けるのではないでしょうか。)
酒米を地元の生産者さんとともに広げていく取り組みがとても素敵な中尾さんのお酒。復活した三島雄町で作られた見山は我が家の冷蔵庫で冬の訪れを待っています。この夏は今回の一番のお気に入りの凡愚の純米吟醸を楽しもうと思います。
この日、最後は吹田慈姑の生産者さんの平野さんの畑へ。
平野さんは不在だったのですが、吹田慈姑がどのように育っているのかを知りたくて訪問しました。以前に、上野修三先生の勉強会で食べた吹田慈姑の味の良さがとても印象的だったのです。
花をつけて吹田慈姑が実をつけるのは、10月頃。今は有機認証を持つ平野さんお一人しか作り手がおられません。この慈姑食べたら、慈姑への価値観が変わるくらい美味しいですが・・。
色々な生産者の方々との交流、
とても勉強になりそうですね。
私もたまにですが交流のある農家を訪ねますが、
知らないことばかりでとても勉強になります。
流通しているものだけで満足しちゃうのがもったいないなと感じます。
知識も大切ですが、体感が最も大切
なのではないでしょうか。
野菜つくりのプロと接すると、新たな
発見や感動がそこにはあります。