霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

測量

2013-01-29 23:21:34 | 
稲作農家では毎年「○○年度(産)水田農業実施計画書(農業者戸別所得補償制度の交付金に係る
営農計画書)兼水稲共済細目書異動申告票」なる長いタイトルの多目的な書類を作成し役所に提出
している。
それによって作付する作物が確定し、補助金の受取額や共済金の拠出額が確定する大切な書類と
なっている。

書類には地番毎に台帳面積と水田面積が予め印刷されていて、農家は水稲作付面積と併せて転作
作物とその面積を記入して提出する。
ところが本来「正しいはず」の台帳面積と水田面積が、昨年から借りた土地や新たに購入した土地に
ついては、地番や面積が実態とかなり違っていて驚いた。

極端な場合は「実面積の半分以下」というような地番もあったりしたので慌てて市役所に相談したら、
2月の上旬に申告書を提出する際に「実地番、実面積に訂正するように」との指導を受けた。
そんな訳で「雪解けの春を待っての測量」では間に合わず、雪の中で悪戦苦闘する「測量」をすること
になった。

「俄か測量士」は夫婦と雖も呼吸が合わない。
声が届くか届かないかぐらいの離れた距離で「罵りあい」という「あいの交換」をしながら雪まみれの
測量となった。



測量を終え、雪まみれになったメジャーは薪ストーブの部屋で湿気を拭取って乾かした。
日を改めて「もう一ケ所」やらねばならない。

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2 コメント

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Unknown (じっちゃん)
2013-01-30 11:55:29
普段の農作業も大忙しなのに、雪上での測量とは大変な目に遭われましたね。
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Unknown (「霜後桃源記」)
2013-01-31 05:56:04
じっちゃん
コメントありがとうございます。
雪が深いと歩くのも大変だし境目となっている畔道の場所も明確でないところもありました。
通常は歩測でおおよその距離を把握していますが、役所に届けるのではそういう訳には行きませんでした。
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