霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

援農

2007-07-12 19:23:15 | 
「困り者さん」こと八戸のKさんが「援農」に来てから四日目。
今日から本格的な農作業に入った。
「♪米とゆう字を分析すればよ~ 八十八たびの 手がかかる~ お米一粒 粗末にならぬ 米は我らの親じゃもの~」
と米節(宮城県民謡)に歌われている米作りで、多分一番大変だと思われる四つん這いになっての「手取り除草」を体験して貰った。

腰と膝に爆弾を抱えているにも関わらず、六時間かけて五列の畝の除草を最期までやり遂げた。
多分明日の朝は、腰が立たなくなるのではと心配している。



それにも関わらずこのお方はやや「向こう見ず」なところがあり、オジサンと一緒に夜のバドミントンの練習にも参加したいと言い出した。
気持ちは若いが昭和18年生まれのジジイ。
「年寄りの冷や水」のそしりを免れないような気もするが、ここは本人の意思を尊重するしかない。
バドミントンで再度汗を流した後、オバサンの手料理を酒の肴に、天国に行ってもらわねばなるまい。



田んぼの除草に関心が向いている間に、アスパラ畑は雑草の海に変わっていた。
無農薬栽培では、どうしても手が回らなくなってしまうのが実態だ。
その意味でもKさんのような応援は大変有り難い。

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4 コメント

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Unknown (masa)
2007-07-13 16:12:13
農業体験ボランティアですね。
少し興味がありますが、楽しくは無いでしょうが、間違いなく、心と身体の鍛錬には成りますね。まぁ私には体力的にも精神的にも無理でしょう。
困り者さんが羨ましいです。(;一一) ジィー
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Unknown (空兵)
2007-07-13 21:47:05
手取草取りは、機械を使わず文字通り人間の手だけがあればよいので、人数が多いに越したことはありませんね。
今時、60過ぎくらいでは、ジジイと呼ぶには早い気もしますが、草取りのあとのバトミントンはさすがに堪えそうな気がします。
オバサンの介錯で無事成仏されますように。
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Unknown (「霜後桃源記」)
2007-07-14 13:01:11
masaさん
コメントありがとうございます。
農業体験豊富なmasaさんから見れば「苦い思い出」しかないかと思われますが、農作業は意外と楽しい面があります。
多分、その喜びが無いと農業は続かないと思われます。
「援農」を体験する方々にもその喜びを共有してもらえればと願っています。
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Unknown (「霜後桃源記」)
2007-07-14 13:05:45
空兵さん
コメントありがとうございます。
ジジイは「愛称」みたいなものです。
既にお孫さんが三人も居るのでジジイには間違いはないのですが・・・。
このジジィ、手取り除草とバドミントの後がしつこかった。
呑んだら止まらず、午前様を過ぎてしまったようです。
こちらは朝が早いので、途中で寝ましたが、夜に帰宅する順番で、息子、娘と順次継投策で凌ぎました。
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