霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

圃場見学 その3

2006-07-25 22:47:51 | 野菜
厳美の「道の駅」の産直部会で企画した「生産者の圃場見学」の二回目があった。
今回は午前中だけだったが、木工製作、茄子、ピーマン、ネギ、花等の生産現場を回った。
写真は、Aさんの茄子畑。
光と風が十分通るように畝間が1.8mと広く取ってあるのが特徴。畝間を広くしていると収穫の時も作業が楽なのだという。
流石に野菜作りのプロと言われている方の畑。縦横斜めに支柱を使いこなして茄子の幹を支えている姿は、芸術作品のようだ。
昨年は水田だった所を、今年は畑に転用している点も参考になった。
このような立派な畑を見せられると、我が家の畑はママゴトみたい思えてくる。

Aさんは、単に畑の中だけではなく、周辺の環境も光や風の通りに配慮しているようだ。
帰ってから、改めて我が家の田畑を眺めて見ると、田畑に隣接した雑木林が光や風の通りを妨げている所が多いのに気が付いた。
今日の見学で、既に沢山ある懸案事項に更に何点かが追加された。



見学者は四台の車に分乗して移動したが、オジサンは直売部長の阿部さんと一緒の車だった。阿部さんは地名に関して色々と調べるのを趣味としている。
霜後の「ソウ」は、アイヌ語で「滝」を意味するということなど、当然の如く知っており、有名な北海道の層雲峡の「ソウ」も同じだという。また、洞爺湖の「トウヤ」は湖を意味するのだという。
メジャーな層雲峡と超マイナーな「霜後」が語源を共通にしているというのは、うれしい限りだ。
これから「霜後」の地名を紹介する時には、このネタが使えそうだ。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「パクリ」 | トップ | 完熟トマト »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (空兵)
2006-07-26 15:15:49
その道の人は、やはりそれなりのなにかすごい物をお持ちですね。
返信する
Unknown (「霜後」のオバサン)
2006-07-27 22:47:37
空兵さんへ
ネギ作り30年という方の圃場を見学したときに、「百姓は何年やっても、毎年一年生」との説明がありましたが、農業の奥深さを示している名言でした。
返信する

コメントを投稿