霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
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昔の恋人達 その二十六  最終章

2020-02-26 18:39:41 | 仲間

練習等で、ほぼ毎日一緒に過ごした中澤さん(前年の親の会の会長でもあった)と私は
子供達に対して「飴とムチ」の役割分担だった。

子供たちは中澤さんを「オンチャン、オンチャン」と呼んで甘えることが多かった。
一方、鬼監督と化した私のことを子供たちは、顔の形から「ホームベース」と呼んで
いたらしい。

ある時、校庭に少年野球のホームベースが置いたままとなっていた。
それを見つけた子供たちは、皆で寄ってたかって「エイ、エイ」と踏みつけて大はしゃぎ
していた。

中澤さんが「ああやって厳しい練習の憂さ晴らしをしてるんだろうなぁ」と大笑いしてい
たことがあった。 

送別に際し、二年間、苦楽を共にした中学一年生からコメント、詩、イラスト、写真等が
満載のアルバムを頂戴した。
冒頭には以下のようなコメントが記載されていた。

「このアルバムは、監督がいつまでも私達のことを覚えていてくれるよう
 に、絶対忘れないようにと、西多賀小バレーボール愛好会出身の人を中
 心にして心を込めて作ったものです。  
 このアルバムを見て、いつまでも私達のことを思い出して下さい!!
 みんなの監督への感謝の気持ちをこのアルバムにまとめました。」

そして、アルバムの目次に各ページの作成者の名前が連なっていた。
本シリーズで紹介出来なかった子もいたので、改めて感謝の気持ちを込めて
紹介したい。

 ページ  1~2  目 次     ページ  3~4  吉田久美子
 ページ  5~6  平沢可奈子   ページ  7~8  高橋紀子 
 ページ  9~10  相原純子    ページ  11~12 永井里佳子 
 ページ  13~14  柴山優子   ページ  15~16 馬場香保里
 ページ  17~18  吉泉佳子   ページ  19~20 吉田清美
 ページ  21~22  佐藤あゆみ  ページ  23~24 庄子まゆみ

 
(巻末の編集責任者?からのメッセージ)
                        
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