昔、卵やリンゴは傷つかないように籾殻の中に入れて販売したり運んだりしていたように
記憶しているが、今は色々な緩衝材やパックが巾を聞かせ、店頭で籾殻の姿を見る機会は
無くなった。
しかし、田舎暮らしでは豊富に存在する籾殻は未だに健在で、大いに活用している。
鶏は雑食動物で、主食の穀物は勿論のこと野菜、果物、魚、肉と何でも貪欲に食べる。
しかも、一番の好物が「自分達が産んだ卵」というのだからビックリする。
巣箱の中で踏み付け傷ついたりすると、その音と匂いで部屋中の鶏達が猛ダッシュで集まり
「アッ」と言う間に食い尽くしてしまう。
その防止策として、巣箱に籾殻を厚く敷き、卵が傷付いたり汚れたりしないようにしている。
そして、朝イチの集卵時に巣箱に20個超の卵が綺麗に並んでいるのを見て「ささやかな満足感」
を味わっている。
写真は朝の二度目の集卵時で、数は少ないが籾殻の中にも三個埋もれていた。