霜後桃源記  

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脱原発

2015-05-11 21:32:39 | 環境
お馴染み毎日新聞の月曜のコラム「風知草」より
 
久しぶりに小泉純一郎元首相と会った。
談論風発の核心はこれに尽きる。「草の根はますます脱原発だよ」。以下、会見記である。

脱原発。最近はどうですか?

「根強いよ。老若男女、映画に行ってもコンサートに行っても、歌舞伎に行っても、『脱原発頑張って』って
握手求められるんだよ。お蔭で(脱原発を主張しても)左翼だ、共産党だって言われなくてすむって言った人が
いたよ」

でも、以前ほど議論がありませんね。

「マスコミが抑えられているんだよ。原発産業は裾野が広い。鉄鋼から建設、機械、セメント、(コンピーター)
システム業界もそう。この支配構造ってのは大したもんだ」

 以下略


(トラクターけん引式の播種機で印を付けた畝にトウモロコシの種を「手蒔き」している)

瀬戸内寂聴が「原発も戦争も一部の人の金儲けのため」と看破したのも頷ける小泉元首相の会見模様だった。
また、安倍総理が力を入れているマスコミ操作が功を奏している点にも注意が必要だ。
子供達や若者達があたかも自分の主張かのようにしてマスコミ報道と同じ発言をするのに聞いて背筋が寒くなる
思いをすることも少なくない。

「由らしむべし知らしむべからず」的発想で国民を愚ろうする現政権の意図がミエミエとなっている。
「原発再稼働」と併せて「積極的平和主義」という美名の下に「戦争ができる国」を目指している安倍総理の
マヤカシに決して騙されてはならない。
コメント
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