霜後桃源記  

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圃場の合体

2015-05-22 19:39:03 | 経営
北海道の起伏のある広い畑をTVで観て大きなヒントを得た。
水田はフラットであることが必須だが畑は多少起伏があっても大きな支障にはならない。
だとすれば段差の大きくない転作田は畦道を撤去するだけで簡単に合体が可能となる。

合体することのメリットは機械作業が大幅に効率化できることが一番だが、もうひとつ
「畦道の草刈りを解消できる」というのも大きい。


(奥に向かってなだらかに下っている)

谷あいに連なっている2a×6枚の小さな転作田は長年休耕し放置されていたものを随分手を
掛けて水田として復活させたが、この10年間の「稼働対成果」を累計すると「赤字決算」
の可能性が高い。

この「負の資産」とも思える6枚の圃場の「合体」を思いついたのは昨年秋のこと。
もっと早く気付けば、施肥後に小麦を蒔いて越年したかったが間に合わなかった。

合体してから耕起するのは今日で二回目。
数日後に大豆を蒔く予定にしているが、ゴロンタ土なので今年の収穫は多くを期待でき
ないかもしれない。
しかし、数年後に12a余の立派な畑に変身することは「確実」と見込んでいる。
コメント
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