大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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国家警察は24日朝、上院でデリマ議員を逮捕。国家警察本部内の拘置所に収監

2017年02月25日 09時30分24秒 | アジア フィリピン タイ マレーシア ベトナム インドネシア シンガポール
ニュービリビッド刑務所(首都圏モンテンルパ市)内での違法薬物取引をめぐる事件で、国家警察犯罪捜査隊(CIDG)は首都圏パサイ市の上院で24日午前8時すぎ、違法薬物取引に関与したとして、デリマ上院議員を包括的危険薬物取締法違反容疑で逮捕した。同議員は首都圏ケソン市の国家警察本部内の拘置所に収監されており、今後、モンテンルパ地方裁判所で公判が進められる。
同地裁は23日午後、デリマ上院議員ら計3人に包括的危険薬物取締法違反容疑で逮捕状を発行。デリマ議員は同日午後7時ごろに上院で記者会見を開き、首都圏パラニャーケ市の自宅に一時帰宅した。CIDG捜査官は逮捕状を持って議員の自宅へ向かったが、デリマ議員は身の安全のために日中の逮捕を希望。同議員は午後10時ごろ、上院に戻り、24日朝まで待ち、出頭するとした。
この日午前8時ごろ、同議員は上院の地下駐車場で待機していたCIDG捜査官の元に出頭し、逮捕状が執行された。同議員は出頭直前、上院の同議員オフィス外で報道陣の取材に応じ、改めて自身の麻薬取引への関与を否定。無実を訴えるとともに法廷で闘うことを宣言した。
また同議員は同日発表した声明で、逮捕は、ダバオ市処刑団や超法規的殺人を追及してきた同議員に対する、ドゥテルテ大統領の政治的報復であると主張、大統領を強く批判した。
同議員は逮捕後、国家警察本部内CIDGで指紋採取や顔写真の撮影など逮捕後の手続きを済ませ、午後1時ごろに国家警察本部内の拘置所に身柄が移された。保釈は認められず、有罪の場合は最高で終身刑が科せられる。
警察拘置所内で、麻薬関係の容疑者殺害が相次いでいることから、スエニョ内務自治長官は同議員の身の安全を懸念。長官は同日、デラロサ国家警察長官に同議員収監の拘置所で警備を強化するよう指示したことを明らかにした。
同議員と同時に逮捕状が発行された、同議員の元運転手で愛人だったといわれるロニー・ダヤン容疑者=違法薬物取引の罪で起訴済み=は23日夜、ルソン地方パンガシナン州ウルビストンド町で身柄を拘束された。

@所謂政敵ですから、でっち上げなのか真実なのかよく分かりませんが、いかんせんフィリピンですからドゥテルテの思いのままでしょうね。今までの流れでも、ドゥテルテの政敵から華僑系の大物CEOまで、皆さん売人の烙印を押されていますし、大統領府に呼びつけて”殺すぞと(パパタインキタ)”と直接脅しています。

参考:デリマ議員は司法相だった2010~15年にかけ、刑務所内で行われた麻薬の違法取引に加担した容疑がかけられている。有罪判決を言い渡された麻薬密売組織の幹部数人から賄賂を受け取り、服役中の幹部らに違法な麻薬取引を続けさせたという内容。刑務所は司法相の管轄下にある。