大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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トルコ 主翼が折り畳めるバイラクタルTB3で強襲揚陸艦を空母に変身させる!

2021年12月08日 09時24分43秒 | トルコ

Bayraktar TB3
トルコ海軍初の強襲揚陸艦「アナドル」は回転翼機のみの運用しか予定していなかったためスペイン海軍向けに建造された強襲揚陸艦「フアン・カルロス1世」の設計を一部変更(スキージャンプ台の削除)して建造するつもりだったのだが、トルコ海軍は2015年にF-35B調達を決定してアナドルもスキージャンプ台を備えた設計に変更したのにロシア製防空システム「S-400」を導入したためF-35プログラムから追放されF-35Bが入手できなくなってしまった。
そこでトルコはアナドルに無人航空機を搭載して活用すると噂されていたが、遂にトルコの防衛産業企業Baykar社でゼネラルマネージャーを務めるハルク・バイラクタル氏が「アナドルへの着艦に耐えられる新しい無人戦闘機(UCAV)を1年以内に開発する」と明かして注目を集めている。
さらにトルコ国防省調達部門のイスマイル・デミール氏も「Baykar社はアナドルを無人機の空母に変身させるため複数の無人航空機開発に取り組んでおり、少なくとも10機の武装した無人航空機が1つの作戦に同時投入できアナドルにはUAVの管制能力が統合される。このプロジェクトが完了すればアナドルは主翼の折りたたみに対応した新型のバイラクタルTB3を30機~50機運用することができる」と語るなど興味深い点に幾つも言及した。

@変幻自在、トルコのお家芸。但し、スピードの遅いUCAVは、航空優勢、海上優勢下でなければ機能しないと思います。