アイアンドーム(英語: Iron Domel)は、Counter-RAMに分類されるイスラエルの防空システム。ラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズとイスラエル国防軍により共同開発。
運用に際しては、1台のレーダーと各20発のタミルミサイルを装填した3台のランチャーが基本単位.
Counter-RAMとして4km以上70km以内から発射される155mm砲弾、ロケット弾は元より、対空ミサイルとして10km以内のUAVや航空機、誘導爆弾に対する近接防空を担うことも考慮されている。全天候型のシステムとして構築され、重要性の低い目標へ向かう攻撃を対象から除外することで、ミサイルの消費を押さえる事も可能とされている。2008年の段階では、射程15kmでロケット弾が飛来した場合、150平方kmのエリアを防御可能であると考えられていた。
迎撃成功率は、2011年末で75%、2012年3月には80%、6月の段階で90%とされている。これは、迎撃を試みた目標に対するものであり、迎撃対象外とされたものについては分母に含まれない。運用時には、同時に2発のミサイルが用いられている。
@良く当たるな~~
速いスピードで飛んでくるミサイルは、そのままダイレクトに迎撃します。
余裕のある速度で飛来するミサイルには、命中精度を高める為に、先回りして回り込んでから正面で迎撃しているのが良く分かります。