大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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フィリピン 国軍がアブサヤフに銃器横流しか。首都圏の民家で計600万ペソ相当のM-16など押収

2016年09月28日 11時57分32秒 | アジア フィリピン タイ マレーシア ベトナム インドネシア シンガポール
 
2003年7月27日、アロヨ政権と軍上層部の腐敗に怒り決起した青年将校300名。所謂マグダロ・グループ(Magdalo group)=皆、スペインからの独立運動の中心となったカティプーナンの団旗を腕章として使っている。

国家警察のデラロサ長官は27日、イスラム過激派に密売される前に押収した600万ペソ相当の銃器の一部が国軍関係者によって横流しされた可能性があることを明らかにした。国軍のアレバロ報道官も同日、可能性を認め、捜査に協力する意向を明らかにした。すでに兵士数人が国家警察の取り調べを受けているという。
デラロサ長官によると、国家警察犯罪捜査隊(CIDG)は24日、首都圏サンフアン市の民家を捜索、銃器密売集団の4人を包括的銃器取締法(共和国法10591号)違反容疑で逮捕。グレネードランチャーM203やM16ライフル、M14ライフルなど数千丁(総額600万ペソ相当)の銃器を押収した。
同長官は銃器の一部が国軍の兵器庫から横流しされた可能性を示唆、国軍もこれを認めた。
同集団はアブサヤフやミンダナオ地方イスラム教徒自治区(ARMM)の武装集団や政治家に銃器を密売していた。同集団が拠点としていた民家は、首都圏ケソン市の国家警察本部から約100メートルしか離れていなかった。
CIDGによると、7月にサンフアン市で同集団のメンバーの目撃証言があり、捜査を開始。8月には、首都圏マニラ市でアブサヤフの構成員に同集団メンバーが銃器を密売したという。
また国軍はミンダナオ地方スルー州で27日、インドネシア人とマレーシア人漁船乗組員計26人の拉致に関与していたアブサヤフの構成員2人を射殺。同日、同地方サンボアンガ市では、2001年に同地方バシラン州で発生したフィリピン人男性拉致に関与していたアブサヤフ構成員を逮捕した。

@私がここで書いてきた事が、如何に事実に基づいたものか、お分かり頂けたと思います。本当に、腐りきっています。

対イスラム武装勢力の掃討作戦でミンダナオのイスラム自治区に派遣される多くの部下を持つ青年将校たちが、同軍の拝金上層部が横流しした国軍の武器で殺されることにどれだけ深い憤りを持って戦っているか、2003年(平成15年)には、陸海軍青年将校70人「マグダロ・グループ」を中心に国軍兵士300人がマニラ・マカティのホテルを占拠し、軍部の腐敗とアロヨ大統領の退陣を訴え決起しています。




Antonio Trillanes Ⅳ Magdalo group