大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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リュウグウの石「予想より硬かった」 はやぶさ2、順調に飛行中

2021年02月04日 22時39分31秒 | 宇宙 月、火星、惑星探査 ビッグバン パーサヴィアランス インジェニュイティ

小惑星リュウグウ リュウグウは岩の塊が集まってできたとみられるコマのような形の天体。はやぶさ2は2019年2月、着陸に成功して試料を採取した。


探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウの地表から採取した試料

探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウで採取した試料は、当初の予想より硬いことが分かったと宇宙航空研究開発機構(JAXA)が4日、発表した。リュウグウの地表で採取した試料を確認して判明した。
試料は大きさ数ミリの小石で、観察のためピンセットでつまんで取り分けても崩れなかったという。臼井寛裕グループ長は「穴がたくさん開いているため、もっともろいと予想されていたが、思っていたより硬かった」と話した。
はやぶさ2は別の小惑星に向けて順調に飛行中。平成26年12月に地球を出発した後、イオンエンジンによる航行は1万時間を突破したが、トラブルは全く起きていないという。
吉川真ミッションマネージャは「初代はやぶさではイオンエンジンのトラブルが多かったが、改良を重ねた結果、今回は順調で実に喜ばしい。どこまで持つか興味深い」と話した。
はやぶさ2は約52万キロの長旅を経て、昨年12月に地球に帰還。現在は小惑星1998KY26の探査に向けて約100億キロの道のりを飛行中で、令和13年7月の到着を目指している。

@石炭のように見えますが、リュウグウの内部は宇宙線などにさらされていないため、今から46億年前の太陽系が生まれたころの水や有機物がそのまま残されていると考えられる。これをくわしく調べれば、地球を構成する水や生物を構成する有機物がどこから来たのか分かる可能性がある。また、初期太陽系の痕跡が残っているため、小惑星の衝突を通じて地球などの惑星がどうできたのかも調べられるかもしれない。楽しみです。