米国防総省は13日、中国の軍事・安全保障に関する年次報告書を公表し、中国による南シナ海・スプラトリー(南沙)諸島の岩礁7か所での埋め立て面積が昨年末で計約13平方キロ・メートルとなっていたことを明らかにした。この面積は、東京都豊島区の大きさに相当する。昨年春時点では、計8平方キロ・メートルだったことが同省によって確認されており、1・5倍以上に拡大したことになる。
報告書によると、7か所の埋め立ては既に止まり、うち4か所は「レーダーや補給施設などのインフラ整備が最終段階に入っており、軍民両用の恒久的な拠点として活用できるようになる」と警告している。
中国は、同諸島のファイアリー・クロス礁に3000メートル級の滑走路を建設し、パラセル(西沙)諸島には戦闘機などを配備している。フィリピンに近いスカボロー礁でも埋め立てを行っているとみられ、南シナ海全域で影響力拡大を図っている。
@石斧と槍をもって戦っている原始時代でもあるまいに、シナにだけこんな勝手が許される訳がない。21世紀には21世紀の正しいルール―をきっちり教えてやろう。