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小麦大麦の播種

2018-11-24 04:10:58 | 自給


昨日小麦と大麦を蒔いた。例年11月11日に播くことにしていた。今年は23日になってしまったので少し、遅くなった。小麦が3畝、大麦が1畝だけである。今年の作物の様子を見ていると、冬が遅れているので、少し遅れたぐらいがちょうどよいのかもしれない。例年11月11日に雪の便りが、今年はちょうど今頃である。大豆は7月7日の七夕と決めていた。別に理由はないのだが、覚えやすいのでいつの間にかそう考えるようになっていた。3月3日のひな祭りは農作業開始日。などと自分なりに決めていた。根拠はないが、なんとなく奇数の日が重なるので、面白いと思いそう覚えていた。小麦を作るのも今年が最後になるのかもしれない。冬の間、小田原に長くは居ないような気がする。やはり冬の過ごしやすい、石垣に行きたくなるのではないだろうか。昨日タマネギ畑の準備もした。という事はタマネギの苗作りは最後に失敗で終わりという事か。若干情けないものがあるが、充分という事はなかなかないものだ。


麦の播種は久野の三国工業の上に借りた、新しい畑である。例年は大豆の後に小麦は播いていた。ところが今年はまだ、大豆が収穫前である。こんなに大豆が遅れた年は経験がない。20年は作ったが、12月に入っての大豆の収穫は経験がない。大豆の後はジャガイモを作りたいという話もあり、予定していた小麦の播種の場所が大豆の収穫が終わっていたとしても、でき無くなっていた。それではと、舟原田んぼの下で、岩本さんがトマトを作っていたところでやるという事になった。その予定でいたら、今度はそこは薬草を作るという事になった。いよいよ、小麦はもうやらないのかと思っていた。種を残すだけでもやった方がいいのに、と思っていたら、欠ノ上田んぼの地主さんにお礼のお米を持って行ったらば、空いている畑があるのでやらないかという話があった。その場所が三国工業の上の畑である。緩やかな傾斜で2反という事だったが、結局4畝という事になった。前からやっていた方がいて、まだやりたいという事らしい。それはそれでいいので、ともかく1年間4畝だけ先ずはお借りするという事になった。

すぐに、ソバカスを20袋入れてトラックターで耕した。2日だけだが間を空けて、小麦と大麦を播種した。麦の会は5名の参加希望者が居るが、種まきは4名の参加だった。朝8時から1時間ほどで播くことができた。ゴンベイ播種器で播くので始めればすぐ終わってしまう。本当はそばかすを撒いてもう少し日を空けたかったが、すでに遅れているので、急いで播くことにした。冬の間なので、生ソバカスでも肥料当たりすることはないという事にした。70㎝の畝間を空けた。畝間を耕運機で間を耕して、草取りと土寄せをする。少しは楽。4畝ぐらいなら、手でやってもさほど違わないが。様子次第だ。麦は追肥が重要。2度は追肥をしたい。追肥もソバカスがいい。燻炭が沢山あるので燻炭を撒けば霜抑えになるかもしれない。草取りは大体初めての畑では問題がない。続けていると、ネズミ麦やカラス麦が出てくる。

麦を終えてから、タマネギの準備に出かけた。場所は諏訪の原圃場。こちらはすでに渡部さんがトラックターで耕し始めていてくれていた。こちらには17人参加なので、区割りを17名分作り、あみだくじで場所決めをした。私は8番だった。ベットは1メートル幅で長さが11m。かなり去年より広い。両側に60㎝の通路がある。通路になる予定の場所を掘ってベツトを盛り上げる。ベットが高くなっていると、草取りが楽だからだ。去年は黒マルチを使う場所と、使わない場所とを比較をした。しかし、結局のところ黒マルチをしたからと言ってよくできたわけではなかった。草取りが少し楽という事もあったが、相当に厳重にしたのだが、風に吹き飛ばされ、面倒くさいことになった。張るのも面倒だし、ごみも出す。自給タマネギには黒マルチはいらないというのがける論だ。しかし、冬の間はトンネルをやろうと考えている。久野の畑は寒すぎてタマネギにはきついようだからだ。

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