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韓国大統領の国家機密の漏えい

2016-10-31 04:10:24 | Peace Cafe

韓国大統領朴槿恵氏は国家機密の漏えいで追及されている。親友である女性に、自分の演説の原稿を渡して、意見を求めていた。崔順実(チェ・スン・シル)という女性。朴槿恵氏は両親とも暗殺された身である。つらい過去があり、その時に支えてくれた友人とその後も深いかかわりがあるというのは、在りそうなことと思われる。韓国大統領という重責を担い、誰にも打ち明けられない胸の内を、母親代わりでもある友人に相談するというのはありそうな話だ。何がいけなかったのだろうか。指摘してきた通り韓国社会全体が窮地に陥っていて、その社会的な諸問題を大統領の責任にしているのだ。韓国のような極端な競争主義社会は、必ず行き詰まると繰り返し書いた成り行きである。社会の行き詰まりが大統領の機密漏えいに表れただけだ。問題は日本が韓国の後追いをして、世界の競争に加わろうとしてきた事の方だ。

確かに国家の機密を政府外の人物に漏らすという事は犯罪行為であろう。アメリカの国務大臣は国家機密を自分個人のメールで送信したというので、罪を問われている。日本のアベ氏の場合ならどうだろうか。自分の考えを漏らしたというより、誰かの考えを代弁している場合、罪はないのだろうか。アベ氏は自分の考えを主張するような立場でもないようにみえる。天皇の生前退位を議論する場に、あのヘンテコリンな櫻井よしこ氏を加える圧力が存在する。櫻井氏は何しろ、沖縄には日本の防人になってほしいなどと平気で言い放つ人物である。こんなバランスの悪い人が、天皇に関する問題を検討する委員会に加わるところに、まさに安倍氏を動かしている勢力の存在が垣間見える。韓国では自分の演説を友人に相談したという事が辞任要求される犯罪になっている。ではアベ氏のように、用意された脚本を読むだけであれば、犯罪ではなく、国家運営の茶番劇を見せられているだけで済むという事になる。どちらがましなのであろうか。

どちらとも、国政は一人で出来るようなものではないことを意味する。問題はその背景にある存在が、つまり黒幕の存在が怪しげだという事だ。昔、共産党の宮本委員長が選挙に立候補しないで、背景から共産党を動かしているという批判があった。それで宮本氏は選挙に出た。公明党には創価学会の池田大作会長という黒幕が存在する。池田氏は公明党に対して大きな影響力があるだろう。新興宗教の会長の池田氏が、政治団体を支配するような形はいかにも気持ち悪い。さらに安倍氏を操る黒幕の気味悪さは姿が見えないところである。櫻井よしこ氏の仲間たちが安倍氏の黒幕であるという、噂はある。しかし、私はその説にはどうも納得できないところがある。むしろ、電通的な存在ではないかとみている。コンピューターが黒幕ではないのか。そうとしか思えないような言動がある。自分が総理大臣に長く居座るために、政策よりもその時の社会の風向きと動かし方を、ビックデーターを駆使して政権運営をしているような感じだ。国家運営ソフトの利用か。

世界に不穏な空気が広がっている。資本主義経済の末期的な状況が近づいているのだろう。拝金主義が広がり、国家と大資本の独善的な動きが露骨に表れてきている。韓国の経済も社会も、朴氏が登場したとき以来、破たんに向っている。中国の拝金主義はまさに商人国家のあさましさを感じる。それを焦って後追いしている、日本も似たような未来が予測される。他山の石としなければならない。中国では不動産バブルが今になって再燃している。あれだけ評価の高かったサムソンが、発火するスマホという思わぬ失態である。背景には競争による人間崩壊があるのだろう。ドイツのフォルクスワーゲン社が燃費の偽装をしたことと同じだ。価値観というものが失われた社会。個人的な名誉欲、権力欲、金銭欲だけが醜く肥大する社会。政治とそれを動かす姿は、誰からも見えなければならないことは確かだ。

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北朝鮮捨て身の恐怖

2016-10-30 04:19:41 | Peace Cafe

北朝鮮は大変な奇妙な国である。現代世界では前例のない世襲の独裁国家だ。若い独裁者金正恩は後見人と言われるおじさんまで公開処刑をした。異常行動をやりかねないテロリスト国家と言わざる得ない。恐怖政治を継続する世界でも稀有な国家だろう。世界中から批判が続く中、平然と国家を維持している。中国やソビエトを巧みに操り生き延びてきたといえるだろう。中国は現状でも、何らかの利用価値を見ていて、口先では国連の決議には参加しながらも、対立を強める過激な行動は避けるべきだとしている。こうした結果もあって、北朝鮮飢餓崩壊説は予測がことごとく外れてきた。自然崩壊はない国家と考えねばならない。希望的観測でこの国を判断しても無駄なことだ。独裁の継続の可能性が高いと考えなければならない。以前農業生産力を計算してみたが、普通にやればそれなりに生きて行ける国家である。飢餓で飢える理由は軍事費の負担という事だろうが、その程度はよく分からない。

潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を北朝鮮は成功させた。そのレベルはまだ低いだろうが、あと2年すれば現実の脅威になる。日本の周辺を徘徊しどこからでも日本を攻撃できる体制を確保した。迎撃ミサイルの八重山諸島配備など、見当違いという事が分かる。中国を仮想敵国にしたいという政府の思惑は想像できるが、現実の危険では北朝鮮の方が強いと考えるべきだ。日本の安全保障の今ある課題は北朝鮮にどう対するかである。ところが北朝鮮に対する対応は、全くない。少なくとも中国に対するほど明確でない。手の打ちようがないのではないか。潜水艦からいつ何時、原爆ミサイルが発射されるかもしれない。北朝鮮のミサイル発射の兆候をとらえて、それを迎撃するとか、先制攻撃をするとか、自衛隊関係者は発言している。しかし、対策などある訳がない。もし暴発すれば、その時には日本は終わりになる。柏崎原発めがけ原爆ミサイルが発射されれば、日本は壊滅的打撃を受けるだろう。この軍事的には手の打ちようのない状況にどう対応するかが、いま日本の安全保障の最大の課題である。

アベ政権がやっていることは、国連決議によって決議違反を厳重に抗議するなどと、空しい声明の繰り返しで終わりである。具体的に対抗手段などある訳がない。日米の経済封鎖など今更何の効果もない。国連も非難声明は出したところで何の効果も上げられない。この行き詰まり状況はまさに北朝鮮が目指しているところであろう。こうして核保有国としての発言力を増しているのだ。テロ国家北朝鮮がSLBMと原爆を保有するという世界の危機は、かつてないほど高い。軍事的対応はできないという状況に陥ったという事になる。唯一の方法は軍事的ではない、平和外交である。こうなった以上、唯一の手段が平和外交である。どうやって普通の国に導くかである。北朝鮮の不安を取り除き、北朝鮮を普通の国にするために、経済的な交流を含め情報交換を進めるほかない。

核保有してSLBMを持てば、どんな軍事大国であれ無視できないのが武力主義の行き詰まり状況である。北朝鮮はアメリカが核保有していて、金正恩の命を狙っている以上、核保有する以外にないと考えているだろう。武力が人類滅亡レベルに肥大化して、小国北朝鮮でも世界を崩壊できるのだ。大国だけが核保有して、弱者を従わせるという軍事的構図がそもそも馬鹿げている。全世界が核廃絶に向う以外平和など来ない。にもかかわらず、被爆国日本が国連の核保有禁止条約に反対した。アベ政権が二枚舌オバマ、アメリカの言いなりであることが日本人として恥ずかしい。すべての人間が武力を放棄する以外に人間が生き延びる道はない。現状としては中国の存在は無視できない。中国とともに北朝鮮の軍事化をとどめる方策を探るべきだ。力の外交ではなく、妥協策の模索だ。核を持たない国が、いかに不当に見えるにしても、核保有国は攻撃することができない国際条約を作ることだ。

 

 

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欠ノ上田んぼ連絡

2016-10-29 04:04:15 | 稲作

1年間の田んぼの連絡を並べてみる。全体の流れの確認ができ、来年役立つかと思い記録をまとめる。ずいぶんな量になっているが、これでも減らそうと思いながら出しているメールである。

2月2日

今年の欠ノ上田んぼの作業計画を添付します。

2016年 欠ノ上田んぼの作業計画

3月20日(日)   春分の日 籾洗い 久野川に沈めて置く、籾管理は笹村

3月27日(日)   土振い 午後緑肥研究会 他の田んぼと共同作業 2名の参加

4月16日(土)   苗代作り 3番水入れ 他の田んぼと共同作業 2名の参加

○4月23日(土)  種まき  セルトレー、苗箱、直播3種をやり、比較検討する

○5月21日(土)22日(日) あら起こし2日間 周辺部を掘る。畦直し。水入れ。

5月27日(金)28日(土) 代かき 畦塗り 苗移動と配置

○5月29日(日)  線引 田植え★20人の参加が必要。 蕎麦カス撒きを行う 

6月4日(土)    ころがしは縦横2回担当部分を各自が行う。 早めが効果的 

7月 8月      手取りの草取りも担当部分を各自が行う。

○10月1日(土)2日(日) 稲刈り (翌週に移動の可能性大) ハザがけ

10月9日(日)10日(体育の日)  稲刈り2回目 前後半に分かれると思われる。

○10月9日(日)10日(月) 脱穀 (乾燥の具合を見て、翌週の可能性あり) 

10月15日(土)   竹と藁の片付け 籾すりと配布 

10月23日(日)    陽だまりの食事会      片づけ、藁撒き、緑肥播種     

 ○印は必ず参加して下さい。田植えは人数が必要なので友人を誘って下さい。  

各田んぼの担当は昨年と同じ。

 

昨日は、対岸の木を伐り運び出しました。

朝8時から夜5時までの作業でした。

何とか片付けることが出来ました。

危険な作業ではありましたが、無事事故もなく終わることが出来ました。

材が駐車場に積んであります。必要な人は持って行ってください。

 

参加者は、岩本さん、石原さん、近藤さん、清水さん、白石さん、笹村

広川さん、穂田さんが主戦力でさすが専門家ですごい作業でした。

そのほか、森谷さん(森の仲間)と麦の会の宮下さんが手伝いに来てくれました。

3月12日

籾洗いの日にちの変更

籾洗いを20日の春分の日に予定していましたが、

地域のお祭りと重なりました。

役で朝から祭りに出ないとならないので、

籾洗いを21日(月)振替休日に変更させてもらいたいと思います。

参加される方は9時に小田原漁港の駐車場にお願いします。

4月9日

いよいよ田んぼが始まります。宜しくお願いします。

欠ノ上田んぼの苗代の準備をします。16日と23日以外は笹村がやります。

興味のある方はいつでも参加してください。

苗代は水口の3番の田んぼで行う。昨年初めて苗代をやった場所だが、上手く行ったので、今年もここで続けてやる。苗代はあまり続けると本田で問題が出る。

9日に、緑肥のレンゲが生えているので、ハンマーモアーで草刈りをする。あるいは草刈機。草刈りは苗代部分だけで通路部分は残す。

草刈りをした後に、鶏小屋の床を蒔く。昨年と同じく一列2袋で4袋撒く。これは丁寧に蒔く。

10日の午後に苗土の土振るいを行う。(定例会で相談します。)

16日にトラックタードライブハローで耕す。今年は苗代は3本になるので、間を開けて耕す。出来るだけ丁寧に行う。

そして水を入れる。川からの取り入れ口の直しと、水路の泥上げも行う。 

はざがけの竿の整理も行う。

水がたまったところで代掻きをする。これは17日か18日になるかもしれない。

21日か22日に水を抜いて置く。

22日の夕方、種籾を川から上げて、広げて乾かしておく。

23日午前中にセルトレーと苗箱に種まきを行う。苗箱はそこ穴が沢山あるもの。午後苗代に箱を並べる。

同時に直播も行う。まず種籾を蒔く。軽く細かい土と燻炭を混ぜたものを、種もみが見えなくなるくらいに撒く。

穴あきビニールトンネルで覆う。出来るだけしっかりと覆う。

4月27日

田んぼの線引きを直しました。

29センチ間隔にしました。

前の線引きより1本抜いたことになります。

つまり、9分の1苗が減ることになります。

どれだけ分げつするか心配ではあります。

しかし、昨年の蒸れから起きたと思われる、最近の病気を防ぐには、

間隔をあけ健全に育てることが一番かと考えました。

 

苗はまだ芽が出ていません。

蒔いて1週間で発芽が平均的ですから、30日発芽が予想されます。

水やりはこの間水やり程度ですが、なかなか難しいです。

朝30分ほど入水して止めます。

水没してしまうところもあり、神経を使うところです。

 

また、駐車場の木は燃やしました。燃やしたら吉宮さんがまきにほしいと言われて、

残念しました。

また、1番の畔に丸太がありますが、味噌づくりで大釜に入れる薪にどうでしょうか。

4月29日

稲が発芽しました。28日の午後です。

やはり芽出しが進んでいたので、早いようです。

ともかく、一安心です。

 

奥に、舟原田んぼで一列置かせてくれという事で、

新しく、苗が置かれました。

 

雨が降り、水が溜まらないように、4番の田んぼに排水をしています。

5月15日

今朝6時から、ビニールを取り外しました。

2,5葉~3葉期の状態です。健康な状態です。

この後のスケジュールの確認です。

 

田植えは5月28日の土曜(中心にします)と29日の日曜日に行います。

 

5月21日(土)

ハンマーモアーによる草刈り。

畔の草刈り、

トラックターによって荒起こしの開始

畔際の掘り起こし。

畔直し

22日(日)前日に引き続き作業継続。

作業が終わり次第入水の開始。

23日から代掻きの開始。

適時畔塗り。基本として担当田んぼの畔塗は各自お願いします。

出来ないところはみんなで行います。

 

27日(金)苗取り。畔塗の完成。

28日(土)線引き、田植え。

29日(日)田植えの完了

5月23日

23日月曜日代掻きまで終わりました。

大勢の参加ありがとうございました。

 

この後、作業のできる人が居ましたら、

トンボで各田んぼを均してください。トンボは田んぼに置いておきます。

凸凹を出来るだけなくしてください。

畔塗のできてない田んぼは畔塗をお願いします。

 

27日は苗取りを行います。苗は順調です。

 

出来るだけ午前中に苗取りを終わり、

午後は3番田んぼの代掻きや、

畔塗、トンボの均しを出来るだけやりたいと思います。

翌日すぐに田植えが出来るように、1枚だけ線を引きたいと思います。

 

28日は朝8時から田植えです。

線引きをしながら、田植えを進めます。

車は道路に詰め込みでお願いします。

5月27日

明日はいよいよ田植えです。

田植えの準備は終わりました。

多くの方の協力で、ここまで準備が進みました。

ありがとうございます。

 

明日は朝8時から田植えを開始します。

1番の線引きから始まり、2番と進む予定です。

田んぼが乾き、線が引ける順番で進めようと考えています。

 

暑くなりそうなので、熱中症対策もよろしく。

飲み物、昼食のお弁当お願いします。

 

日曜日までかかると思います。

5月30日

皆さんの熱心な作業で、一気に田植えが終わりました。

友人を誘ってくれた方は、お礼をよろしくお伝えください。

 

田んぼの水は昨夜来の雨のおかげもあり、今朝から安定しています。

比較的浅水で進めようと考えています。

29センチで植えたので、分げつを取りたいと考えるからです。

 

草の生え方の観察をお願いします。

特に、3番の苗床田んぼのコナギがどうなるかがとても気になっています。

代掻きで感じたのは、1番田んぼの藁の腐りが遅れた点です。

冬の日当たりの悪さで寒かったのかなど思いました。

 

これから水管理を注意深く進めます。

畔の草刈りを頑張ります。

1週間から2週間したらコロガシの開始です。

縦横、2回のコロガシが良い田んぼにしますのでお願いします。

 

家の枇杷がそろそろ収穫できます。

どうぞ取りに来てください。

6月3日

田植えから1週が過ぎました。

浅水の管理で進めています。

ほぼ順調かと思います。

 

草はまだ生えてきていません。

生き物はミジンコやオタマジャクシなど少しづつ湧いてきています。

 

ソバカスをかぶってしまい、枯れている苗があります。

ソバカスの草を抑える力を感じるとともに、

ソバカスの撒き方は薄く均一にやる必要があるという事も気づきます。

 

苗がないところが結構あります。

補植をする必要があります。どの田んぼでもいいので、気づいたところに植えてください。

また田んぼの淵などで地面の高いところがあれば直してください。

 

コロガシはそろそろ可能です。

後で、駐車場の下に置いておきます。

6月7日

稲はだいぶ色が上がってきました。

コロガシが進んでいます。ありがとうございます。

 

9番の田んぼに豊年エビが大量発生しました。

他の田んぼでも生き物は昨年より多いと感じます。

ミジンコで濁りを感じる部分もあります。

イトミミズも3番では目立ちました。

トロトロ層の形成が早いように感じます。

 

29センチ角でこの後稲にどう変化があるか、興味深いものがあります。

捕植をこれからやります。

6月13日

皆さんコロガシありがとうございます。

田植え2週間後の様子ですが、順調です。

12日朝の入水口20度前後、田んぼの中で高いところで26度前後でした。

昼間の高いところは30度になっていました。

下の方ほど確かに高いのです。

 

今年は、思い切って、3つの変更をしました。

苗床直播苗。29センチ角植え。初期の浅水。

 

まだ稲の生育結果はわかりませんが、

作業は田植えも、コロガシもやりやすいという事になったようです。

 

稲は例年通りまずまずの活着ではないかと思います。

この7から8葉期稲は出る葉ごとに、

幅広で、厚くなり、長くなり、立ち上がり、そして濃くならねばなりません。

 

緑肥、ソバカスの、合わせ技抑草はそこそこ成果があるようですが。

何故か、7番田んぼだけ雑草の発芽が見られました。

原因不明です。

 

他の田んぼもコナギはすこし出ては来ていますが、多くはないようです。

9番、10番、11番では豊年エビを見ました。

緑肥の漉き込みとコロガシは合わせ技なので、

両者とも、抑草であり、増収法です。

出来る範囲ですが、コロガシを是非とも頑張ってください。

 

雨が止んだら、畔の草刈りに行くつもりです。

吉田さんが上のビニールハウスでコロガシを見つけてくれたと言ってました。

田んぼに置いておきます。

6月19日

笹村の自宅脇にある大麦を刈り取り、麦茶作りをみんなでしたいと考えています。

田んぼの大麦がだめだったので、私の所の大麦を提供します。

天気が晴れていないとまずいのですが、今のところ、

6月19日(日)の朝9時からやりたいと考えています。

午前中で終わると思います。

協力をお願いできる方よろしくお願いします。

6月18日

田んぼは田植えから3週目です。

不安はありますが、このところの晴天のお陰もあって、ずいぶん成長しました。

5葉期で田植えでしたから、現在8葉期前後です。

当然分げつも2次分げつが始まっています。

まあまあ順調かと思います。

株の姿が昨年より全体に、広がりが良いようです。

開帳型と言われる形で、広がるほど良いとされています。

株間が広がり、広がる余地があるはずです。

この時期はがまっすぐに伸び、前の葉より幅が広く、長さも長くなる必要があります。

 

コロガシの継続お願いします。

捕植は昨年より丁寧にお願いします。

来週が、捕植の最後の週になります。

植えた株が少ないので、欠株の影響が強いと思います。

6月21日

昨年同様に、草取りをして、麦茶を作りたいと思います。

昼食をみんなで持ち寄りで食べましょう。

 

7月18日(月)海の日朝9時から草取りをします。

その間、麦茶づくりをしています。昼頃には草取りを終わって、

昼食を食べます。

出来た麦茶を持ち帰ります。

予定では30キロくらいは麦茶を作りたいと思います。

6月25日

4日ほど田んぼを岩本さんにお願いしていました。

今さっき、田圃を見てきました。

ずいぶんしっかりしてきていました。

生育のばらつきが、気になりました。

 

もう分げつは足りているかと思うほどの株と、

植えたまま静かにしている株とあります。

その原因は苗でしょうか。田んぼの環境でしょうか。

田植えの時の何かが原因しているのでしょうか。

 

5番への湧き水の水量がどんどん増えています。

3番の藻は、収まってきたように見えます。

生育と緑肥はやはりつながりを感じます。

来週あたり、定点観測の写真撮影をします。

 

そして、もうそろそろ捕植は終わりです。あと2,3日です。

この後植えても無駄なことになります。

余った株はすべて、田んぼから出してしまってください。

固まった株が病気の原因に成ったりします。

6月29日

田植え一ヵ月の様子の写真をブログに載せました。

 

http://blog.goo.ne.jp/sasamuraailand

1か月目の様子のブログのアドレスです。

7月4日

田んぼは5週目となりました。天候もよく順調だと思います。

早い人は干しに入ります。

40日目が平均的な1回目の干しの時期となります。

現在、分げつはムラが大きいのですが、

20本になっている株もあれば、10本に満たない株もあります。

1回目の干しは分げつが多くなり過ぎないためです。

しかし、自然農法では分げつが多すぎて困るようなことはないです。

特に今年のように、1,2本田植えでは十分な分げつ16本以上になることは、

なかなか大変です。

 

草はころがしを頑張ってやってくれたので、だいぶ抑えられてはいます。

7月に入れば、拾い草です。

田んぼの中を4列ほどみながら草取りをしながら、歩きます。

案外中に入ると草はあるものです。

 

よくよく観察した結果、分げつの足りない株は、深植のようです。

田植えで深く植えたものが、分げつが不足するようです。

来年は浅植を徹底しましょう。

 

水を徐々に深くしています。その分、畔穴も飽きやすいようです。

10日に田んぼ巡りを行います。10日朝9時に欠ノ上田んぼ集合です。

緑肥の面白い結果を感じています。

 

18日は麦茶づくりです。お酒の方の麦茶、ビールを持参します。

ビールを沢山貰ったので、みんなで飲んでほしいのです。

冷やして持ってゆきます。

そこで、出来るだ車は止めてバスで、あるいは乗り合わせてきてください。

 7月10日

田植え6週間が過ぎました。

種まきから言えば、11週になります。

止葉まであと2から3枚ほどのはずです。

今が一番分げつが進む時期です。

例年と比較して、少し分げつが多いい感じはします。

 

今日は9時から田んぼ回りをします。

田植え後の土の変化を見たいと思っています。

6週間かけて微生物が作り出した表土の状態の違い。

雑草の発生の違い。

そして稲の状態の違い。

 

18日(月)は麦茶づくりです。大麦が結構ありますから、

大勢参加をしてください。

9時から拾い草を行い。12時から昼食会。

麦茶を煎じるドラム缶ガマを2つ作りました。

わたしは朝から麦茶を作ります。

草拾いを終わった人から協力をお願いします。

 

昼食は各自持参ください。

ビールは笹村が充分持ってゆきます。

お菓子を貰ったので少し持ってゆきます。

飲んでも帰れるように、調整して来てください。

7月16日

田植え7週目でほぼ予定通り、平均20本の分げつがとれたようです。

後、1月で穂揃いです。

稲の茎の中には幼穂がすでにできています。

穂は出穂まで40日かけて成長するものです。

だから、今からできる分げつにもまだ、穂は入ってきます。

この遅れ穂がどこまでよい穂になるかで、収量が決まります。

普通、田んぼの肥料分は徐々に減ってきていて、

秋落ちという現象に陥り、よい穂にならない場合もあります。

土壌が良く、良い水がどんどん入れば、最後の分げつまでよい穂になります。

今が一番たっぷりの水を入れる時期です。

いつの段階で間断灌水に入るかの判断が、重要な水管理となります。

それは梅雨明けの状態も影響します。

 

18日は麦茶づくりです。ぜひ皆さん参加してください。

麦茶は朝から笹村が作ります。

午前中の草拾いお願いします。着替えが必要な場合は、

笹村の家のふろを使ってください。

冷えたビール、冷茶、お菓子は持ってゆきます。

昼食持参でお願いします。

一品持ち寄りはそれぞれの判断の範囲でお願いします。

費用がかかるものはお金を集めましょう。

7月21日

草取りが十分してもらえたので、水を止めてあります。

ここから間断灌水に入ります。

毎年、7月20日に写真を撮り、比較の参考にしています。

今年は悪くないようです。

下のブログに掲載しました。

http://blog.goo.ne.jp/sasamuraailand

 

また、麦茶は、少し炒りが足りませんでした。

真っ黒になるくらい炒るべきでした。

少し炒りを加えてから作ると良いようです。

7月30日

梅雨明けして、稲はいよいよ、出穂が近づいています。

一度水を落としました。

この時期から、1か月、稲は一番水を必要とします。

出来る限り深水にしますが、間断灌水です。

 

例年走り穂は8月5日頃です。穂揃いが8月20日

今年は少し遅くなるかもしれません。

稲刈りの予定ですが、10月8,9,10日の方にします。

天候次第ですが、このあたりで稲刈りをまとめて行います。

予定しておいてください。

 8月6日

 

10週目で一つ走り穂を見つけました。

 

予想した通り、今までより少し遅れた出穂になりそうです。

 

稲刈りは、10月8,9,10あたりになりそうです。

 

 

 

畔の草は一通り刈りました。たぶん早春から5回目になります。

 

この後稲刈りまで畔草は刈りません。

 

畔の草を刈るとこの後穂の方に虫が(カメムシ)移動するからです。

 

今年は少し、一文字せせり(小さな蝶)が目立ちます。

 

稲に、卵を産み付けています。

 

これがツトムシになります。要注意。

 

 

 

時々、ヒエを見つけては抜いています。

 

初期の浅水の影響で、少しヒエが出るようです。

 

 

 

この後水は出来るだけ深く、時に抜く、水管理です。

 

稲は花を咲かせる時期一番水を必要とします。

 

穂が出始めたので、この後は田んぼに入れません。

 

どうしても入るときは慎重にお願いします。

8月13日

 

8月に入ってからの、2週間高温と強い日照が続きました。

 

少し遅れていた出穂がここにきてどんどん進んでいます。

 

来週のどこかで出穂(半分の穂が出た時期)になりそうです。

 

ほぼ例年通りになります。

 

昨年はこの時期からほとんど日が差さないという悪天候でした。

 

今年はそこまで悪くはなりそうもありません。

 

 

 

この時期から田んぼにはできる限りはいらないでください。

 

稲の花は傷みやすいので、静かに受粉させてあげたいのです。

 

それでも、ヒエが出ていたら何とか取らないとなりません。

 

毎朝1,2本とるのに苦労しています。

 

 

 

水は今が一番必要な時期です。ここから穂揃いまでの3週間は水を流します。

 

受粉した穂から一気にでんぷんをためて、弓なりになってゆきます。

 

止葉の長さは指先から、肘まで。穂の大きさは掌の大きさ。

 

これで確認して覚えておきます。

 

止葉の幅、厚みが重要です。この葉の光合成力で穂の出来が決まります。

8月20日

 

8月15日出穂になりました。半分くらいの穂が出た日です。

 

8月20日現在で穂揃いにもう少し、21日を穂揃いと判断します。

 

水管理は、間断灌水です。水を止めて、2日ほど様子を見てまた入れます。

 

土壌を固めてゆきたいのですが、よい穂を作るためには水が必要という矛盾の管理です。

 

 

 

稲はちょっとしたことで倒れる可能性があります。

 

土壌が緩いとまずいです。

 

穂が重くなることが倒伏の原因。

 

止葉が大きく立ち上がり、それが水を含み風に吹かれてなぎ倒されるわけです。

 

心配していたツトムシは目立ちません。

 

カメムシは見ました。まだ多いいという事でもないです。

 

 

 

この後昨年は病気が出ました。今のところは大丈夫ですが。

 

天候次第かと考えています。

8月22日

 

台風はそれなりの風が吹きました。

 

どうなることやらとオロオロしました。

 

朝から強い風と雨になり、3時ころまで稲は振り回されるように、

 

風に翻弄されていました。肝を冷やしました。

 

夕方落ち着いてみると、

 

何とか立ち直る範囲で倒されたという感じです。

9月3日

穂は一気に粒の大きさを膨らませ、弓なりに倒れ始めています。

台風9号で痛めつけられた稲も、何とか持ち直しています。

この後、止葉がまっすぐと立てばいいのですが、まだかしいだままのところがあります。

立派な穂と、大きな止葉。

このまま問題なく進めば、畝取りの展望も見えてきた様子です。

 

ところが、・・・

 

問題は、9番田んぼに昨年同様の病気らしき兆候が見える点です。

とても不安です。たぶん問題は拡大しそうです。困りました。

 

スズメは一度10羽ほど来たのですが、その後は来ていません。

 

このあと10号が来るかどうかも大問題です。

田んぼは少しづつ固まってきたので、対策は採ったのですが、

直撃だとどうにもなりません。

心配しても、自然には従うしかないです。

8月27日

稲は徐々に籾を膨らませてきています。

重くなった穂は少しづつ傾いています。

この時期止葉が空にすくっと伸びて欲しいのですが、

なかなか思いどうりには行きません。

しかし、稲はこのまま何もなく進めばかなり取れそうな状態です。

 

水は間断灌水ですが、5番、6番の北側の水路畔が崩壊しており、

完全には直せないまま、だましだましやっています。

 

皆さんに謝らなければならないのは、4番になんと、喜寿糯を植えてしまいました。

11番がサトジマンです。成長の様子がおかしいおかしいと思ってはいました。

9月9日

あと4週です。

間断灌水はあと2週で、水を切ります。

田んぼには豪雨の影響はある程度ありました。

9番、3番、4番が一部倒れました。かろうじてここ待って頑張ってきたのですが。

また立ち上がることは立つとは思うのですが。

3。4本づつ結わいた方が良いかもしれません。

 

穂はだいぶ黄色味を増しています。

また、代掻きの影響、緑肥の影響、ソバカスの影響、様々見て取れます。

9月17日

稲はだいぶ色づいてきています。

まだ半分くらいは十分に実っていません。

倒れてきているところも出てきました。

結んでくれたところはそれなりの効果があるようです。

台風が来ないでくれることを祈っています。

あと1週間間断灌水を続け、そのあとは水を止め乾かします。

天候によってはもう少し早く乾かし始めるかもしれません。

 

畔の草は10月に入って刈るつもりです。

 

個人的なことですが、19日が絵の搬入日で、

9月25日から、10月2日まで

東京都美術館で、水彩人展を行います。

その間は東京に通い詰めになります。

 

栗が落ちてます。採っていってください。

9月21日

台風16号

田んぼは3番の排水口付近が倒れました。

他は何とか耐えています。

私は結わけないのですが、

どなたかできる方が居ましたら、

3番を結わえてもらえるとありがたいです。

9月24日

18日に川からの水は止めましたが、

相変らず雨が降り続き、時には豪雨がありで、

田んぼは乾かないでいます。悔しいです。

しかし、稲は頑張ってくれています。

大したものです。

 

24日の朝の様子では、一応水のたまっているところは、9番くらいでした。

太田さん根守さんありがとうございました。

 

何とかあと2週間で乾いてくれるのを期待しています。

天候の回復を祈るばかりです。

 

稲刈りは、9日10日にしたいと思っています。

8日の午前中には、稲刈り準備をしたいと考えています。

9月28日

いよいよ稲刈りまで1週間になりました。

天気の方はまあまあのようで、やれそうです。

 

病気は出ていますが、かろうじて広がらず、

無事稲刈りにたどり着けそうです。

 

3日出れる人たちで、よろしくお願いします。

申し訳ありませんが、私は出れません。

 

バインダーで刈り取れない、

畔際や、稲の倒れたところを刈り取ってください。

 

4日にはできる限り進めたいと思います。

5日は残った仕事をやる予定です。

10月3日

稲刈りありがとうございました。

田んぼ今見てきました。

 

明日がメインになります。朝8時から行います。

田んぼの状況は大変かと思いますが、

頑張りましょう。

 

たぶん、明日終わらないと思います。

明後日5日も朝8時からということにしましょう。

バインダー紐は足りると思います。

10月5日

3日、4日と稲刈りご苦労様でした。

稲と田んぼの状態からすると、予想より順調だと思います。

 

今日は稲刈りの続きになります。

5,6,10,11番がまだ残っています。

朝、8時から始めます。

 

その後1週間干して、脱穀になります。11日、12日になると思います。

予定してください。

 

その間寄れる方は、落ちている穂を拾って、干してある稲束に差し込んでください。

倒れたので結構、穂が落ちています。

稲刈りは無事終わりました。

 

3日間でしたが、雨や、風で、今年は大変な稲刈りでしたが、

皆さんの実力が向上し、予想以上にスムースに終了しました。

 

11日12日が、脱穀になります。

天候等で変更になりましたらまた連絡を入れます。

 

いよいよ、最後ですのでよろしくお願いしました。

 

15日にめだか田圃の稲刈りを行うことにしました。

こちらは、よその田んぼですが、協力いただける方がおられましたら、お願いします。

10月8日

今日お米の水分量を測定しましたところ、

すでに15%以下になっています。

そこで、10月10日来れる人で、

脱穀を始めたいと思います。11日が天気予報で雨だからです。

今の感じでは10日と12日に作業になりそうです。

10日3人いれば何とか進められますので、

よろしくお願いします。

10月9日

田んぼはまだ雨が降っています。昨夜はだいぶ降りました。

水がまた溜まりました。

風邪もかなり強いです。

 

止んだらば作業を開始したいと思っていますが、

多分午後からとなると思います。

よろしくお願いします。

10月10日

脱穀は機械が壊れ壊れで、

うまく進みませんでした。

8番が終わり、9番がもう少しという範囲です。

10月12日

今日午後に

7番、10番、3番の残りをやりました。

多数の参加でありがとうございました。

後、2番と11番となりました。

 

かなりぬかるんでいます。

明日は休みにして、

 

金曜日の朝9時から続きをやるつもりです。

可能な方よろしくお願いします。

 

天候の回復で稲はどんどん乾いていますので、

16日にハーベスターによる脱穀は行います。

もう先は見えました。気持ちが楽になりました。

 

無理はされないで大丈夫なところまで来ました。

10月14日

14日金曜午前中で稲刈り終わりました。

 

今年は、少々稲刈りが長引きましたが、

無事終了しました、良かったです。

 

16日に脱穀を行います。16日なら乾いていると思われます。

ハーベスターは、笹村が機械小屋から運びます。

8時からの作業にします。

この日1日では終わらないものと思われます。

今日刈り取った稲などはまだ乾燥していないと思います。

 

多分、20日前後に残りを脱穀して、すぐに、籾摺りに入ります。

22日か、23日あたりに籾摺りとなります。

どちらが都合がいいでしょうか。

この日か、早めに分配分の玄米を持ち帰ってもらいます。

 

そして食事会ですが、

30日では、都合がつかない方がいるので、6日にしたいと思います。

 

明日もし晴れればやれますが、天気予報によれば無理そうです。

また明朝連絡を入れます。

 

ハーベスターもう一つを田んぼに置いてきました。

今度は良いと思います。

12日にのころをやるということになりそうです。

10月11日

11日(日)は雨で脱穀は中止です。

明日12日朝8時から行います。

今日機械を調整してみます。

10月12日

今日午後に

7番、10番、3番の残りをやりました。

多数の参加でありがとうございました。

後、2番と11番となりました。

 

かなりぬかるんでいます。

明日は休みにして、

 

金曜日の朝9時から続きをやるつもりです。

可能な方よろしくお願いします。

 

天候の回復で稲はどんどん乾いていますので、

16日にハーベスターによる脱穀は行います。

もう先は見えました。気持ちが楽になりました。

 

無理はされないで大丈夫なところまで来ました。

10月14日

14日金曜午前中で稲刈り終わりました。

 

今年は、少々稲刈りが長引きましたが、

無事終了しました、良かったです。

 

16日に脱穀を行います。16日なら乾いていると思われます。

ハーベスターは、笹村が機械小屋から運びます。

8時からの作業にします。

この日1日では終わらないものと思われます。

今日刈り取った稲などはまだ乾燥していないと思います。

 

多分、20日前後に残りを脱穀して、すぐに、籾摺りに入ります。

22日か、23日あたりに籾摺りとなります。

どちらが都合がいいでしょうか。

この日か、早めに分配分の玄米を持ち帰ってもらいます。

 

そして食事会ですが、

30日では、都合がつかない方がいるので、6日にしたいと思います。

10月17日

脱穀は11番、5番、6番を残して終わりました。

遅くまで力を合わせてやり切りました。

19日の午前中9時から残りの脱穀をする予定です。

 

籾摺りは23日になります。9時からです。

よろしくお願いします。当日来れない人も、玄米を置いておくわけにはゆきませんので、

至急持ち帰りをお願いします。

 

また、収穫の食事会は11月6日となります。

朝9時から、種まきを行い。そのあと藁を撒きます。

その間に藁をいったんどけて、トラックターの耕運を行います。

ひるから一品持ち寄りで、食事会を行いたいと思います。

10月19日

19日午前中に稲刈り無事に終わりました。

後は、23日の籾摺りです。

朝9時から始めますが、たぶん夕方までかかります。

適当な時間に来てもらえるとありがたいです。

そしてお米を持って帰ってもらえるとありがたいです。

10月23日

星野ヒロアキサンガ見てくれて、

結局、断線でした。

恥ずかしいことでした。

 

出来れば明日やりたいと思うのですが、

明日可能な人はいませんか。

明日ダメなら、早めにやりたいのですが。

 

連絡お願いします。

10月24日

申し訳ありませんが、急きょ籾摺り中止にします。

参加してくれる予定の方申し訳ありませんでした。

 

舟原田んぼがやるそうです。

掲示板になかったので、やれると思ったのですが、

古い方の掲示板に書かれていました。

どうも掲示板が二つあるというのは混乱します。

 

もう一度予定を立て直しますが、根守さんが水曜日可能とありますが、

水曜日の午前中私はダメなので、水曜日の午後可能な人が居ましたら、

やりたいのですが。3人以上いないとできないので。

籾摺り水曜日午後に変更です。

午後1時からやります。

可能な方よろしくお願いします。

10月26日

籾摺りが6時半には終わりました。

何とかここまで来ました。何か成し遂げた気分です。

 

清水さんの分は岩本さんが

吉田さんの分は根守さんが

 

恩田さん、黒沢さん、西野さんの分は笹村が預かっています。

また太田さんの分は機械小屋に置いてあります。

 

分配はうるち米、サトジマンが100キロと、喜寿糯が17,4キロづつ分配です。

残りが100数キロあり、協力いただいた方へのお礼。1回2キロです。

また地主さんにもお礼をします。

それで残れば、どうするかは食事会で相談しましょう。

また、来年の参加の確認も行いたいと思います。

 

今年の悪天候にしては、良い収量かと思います。

細かいデーターは後日整理して送ります。

 

12月6日には、陽だまり食事会です。

是非とも参加してください。午前中から来れる人で、緑肥の種まきをします。

 

また、それまでにトラックター耕運、

明日は、燻炭の製造をやっておきます。

冬の予定

籾摺りが6時半には終わりました。

何とかここまで来ました。何か成し遂げた気分です。

 

清水さんの分は岩本さんが

吉田さんの分は根守さんが

 

恩田さん、黒沢さん、西野さんの分は笹村が預かっています。

また太田さんの分は機械小屋に置いてあります。

 

分配はうるち米、サトジマンが100キロと、喜寿糯が17,4キロづつ分配です。

残りが100数キロあり、協力いただいた方へのお礼。1回2キロです。

また地主さんにもお礼をします。

それで残れば、どうするかは食事会で相談しましょう。

また、来年の参加の確認も行いたいと思います。

 

今年の悪天候にしては、良い収量かと思います。

細かいデーターは後日整理して送ります。

 

12月6日には、陽だまり食事会です。

是非とも参加してください。午前中から来れる人で、緑肥の種まきをします。

 

また、それまでにトラックター耕運、

明日は、燻炭の製造をやっておきます。

10月28日

現在2回目の燻炭を作っています。

29日の朝、できあがり、袋詰めをします。

 

全部で19袋くらいになりそうです。

そのうち、3袋が来年の田んぼ用で、

後は必要な人で、上手く分けたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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長時間労働

2016-10-28 04:17:37 | Peace Cafe

電通が長時間労働による過労自殺で批判されている。有能な死んだ方は残念なことだと思うが、何か考え方がおかしいと思う。法律にある労働時間を超えて働いていたことは、違法なのだろう。しかし、農業者が自らどれだけ働こうともう、法律違反にはならない。絵描きがどれだけ絵を描き続けたとしても、違法ではない。法律は働かされる労働と自分の為の労働とは分けて考えている。この法律は、労働者を雇用する者を取り締まる対象としている。私自身にとって、働くというのは働きつくすという事である。「こら、テツヤ、働いて働いて」という方がよく分かる。私は会社に勤められない人間であった。多分、発達障害がいくらかある。人間にはいろいろあって、会社勤めが出来ない人間もいる。働き過ぎが犯罪になるような働き方はできない。やるならやりつくしたいと思ってしまうが、労働というものがいや嫌やらされるているもので良いはずがない。お金のために我慢して働いているのだろうか。

良い仕事をするというのは、やりつくすことがなければ不可能である。それは自給農であれ、絵描きであれ、大企業の社員であれ同じであろう。大企業の社員という人と付き合いもない訳ではないが、立派な人が多いい。正直私などより能力がかなり上だ。日本の企業人はさすがだと思う。農業経営を継続している農業者はスーパーマンのような人だ。いずれも私にはない勤勉さを持っている。嫌なことも我慢して出来る能力である。自分の好みのこと以外は出来ないというわがまま人間である。労働基準局的に言えば違法労働行為の連続で生きてきた。残業どころではなく。「24時間働けますか」という調子で、やりつくそうとしてきた。生きるという事は好きなことをやりつくすということと同じだ。寝ても覚めても目的に向かう事こそ面白かった。

企業内でそういう働き方が許されない理由は、企業で働くことは自分の為ではないという事なのだろう。ノーベル賞をとるような人は、勝手に24時間働いているのではなかろうか。ゲームが好きでゲームに熱中して四六時中やりたいという人はいるだろう。勉強は嫌でもゲームなら4,5時間何でもないという子供が居るだろう。描きたくなって絵を描くのは面白くて止まらなくなる。そのことをむしろ制御している。ただ描いたところで、どうにもならないとわかっているからだ。ゲームをやるのを止めたい、止めさせたいと考える人が多いいことだろうが、ゲームのプロには1億円プレーヤーがいるそうだから、将棋でも囲碁でも、ゲームでも同じことだ。サッカーや野球もそうだろう。スポーツ選手は練習すればするほどよくやっていると言われる。テレビの人気者が睡眠3時間でやっているというようなことは犯罪ではない。魔力で、いや嫌やらされているわけでもなさそうだ。名声という価値で働かされている奴隷と変わらないのか。

企業労働というものが自分の為の働きではないとしたら、その社会の在り方の方がおかしくないだろうか。嫌なら早く辞めればいいのにと思うばかりである。嫌なことで大切な人生をすり減らすなど馬鹿馬鹿しいことだ。我慢や努力という事はどういうことかと言えば、好きなことをやりたいという目的があるからだ。好きなことの真髄に入るためには、努力が必要である。好きなことで生きないという事が問題なのだ。好きなことが分からないのは、好きなことに向って行動を開始して見ないからだ。絵が思うように描けるためには、時間がかかる。見当違いの無駄な努力も繰り返す。行動あるのみ。それは企業内で働くことも同じではないだろうか。ただ、企業に勤めることが給与をもらうためであれば、実にくだらない。お金に支配されて生きたところで、自分の人生にたどり着くことは出来ない。企業はいったい何のために有るものなのだろう。一応は社会貢献などと建前を言うが。

 

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脱穀、籾摺りも終わる。

2016-10-27 04:29:25 | 稲作

 

籾摺りは午後1時から、6時30分までの作業だった。2度詰まったが、原因が分かり、比較的早く回復できた。

2016年の稲作も終わった。1514.9キロの収穫であった。過去最高の収量の田んぼが、1番、6番、10番、11番であった。過去最低であったところが、7番であった。全体で8,5俵であった。地域の平均は7俵というところだ。畝取りの年と較べたら少ないともいえるが、谷戸田での自然農法としては、良くできたと思う。お米の粒張り、艶々した輝き、硬さもなかなか良い。刈り取りまで根が生きていたお米だ。新しく試みた、29センチ角植えは結果が良かった。作業がだいぶ楽になった。苗の量も減らせる。そして、収量も悪くなかったという事になる。緑肥の効果は、検証中であるが、悪くはないと考えていいだろう。一方、課題としては倒伏と、病気である。日照不足、長雨の影響が大きかったのだが、対策が取れなかったところが情けない。土壌の変化も起きている。

あと3回はやりたいというのが今の思いである。70までは何としても稲作を行いたい。田んぼにはやり遂げた気持ちになれる何かがある。田んぼは精一杯やった結果によって、一年間自分の命が保たれるというところではなかろうか。それが日本人としての伝統文化の上にあるという安心立命。そして、食べてしまえばすっきりと何もなくなる。これがまたすがすがしくよい。だからこそ、純粋に自分のすべてをぶつけることができる。稲作を大勢で共同でやっているのは、そいう充実が根底にある。田んぼは一人で始めたが、一人でやれることは知れている。一人で見事にやったとしても、あくまでそれはそれだけのことだ。みんなでやれるという事の方がはるかに充実が大きい。たぶん単位の暮らしはそういうものであったのだろう。人間はみんなで生きているという事が、日々わかるのが田んぼである。田んぼの家族万歳。

あと3回という枠の中で、出来ることは何かと考えている。来年は11番田んぼを冬水田んぼとして耕作してみる。以前桑原で冬水田んぼをやらせてもらったことがある。桑原はそもそも地下水位の高い地域だったので、谷戸田で水を溜めるのとは違う結果になるのではなると考えている。環境的に水辺というものが無くなってしまったので、冬の間少しでも水がある場所を作ることが生物の多様性に繋がるのではないかと考えている。久野の水生昆虫の生き物調査では、桑原地域に比べて極端に少なかった。復活のきっかけになればいい。今年も畔がずいぶんと崩壊した。これを埋め戻す作業を冬の間にしなければならない。今度は少し畔を太くしてしっかりさせたい。緑肥を蒔く田んぼをよく見て決めたい。3,4番はレンゲが生えてきているので、そのまま様子を見るつもりだ。

11月6日には、陽だまりの食事会である。その比には毎年緑肥の種を蒔くから、その前に耕すところは耕しておきたい。また、竹置き場の場所を変えて、道を通れるように作り直したい。奥の栗林までトラックターが入れるようになればと思っている。奥の耕作もやりやすくなるだろう。畔も出来れば直したい。来年は種もみを更新しようと思う。種の性だけではないだろうが、ともかく背丈が高く伸びすぎる。

 

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描くこと、書くことの大切さ

2016-10-26 04:03:40 | 身辺雑記

絵を描くのも、文章を書くのも、生きてゆく上で不可欠なことだと考えている。自己存在を自覚して生きるためである。立派なお坊さんであれば、座禅修行かもしれない。私は俗物である。俗物は日々の暮らしの中で自覚するしかない。修行をするというようなことは、わざとらしくていやらしく感じてしまう。俗物の普通の人間として自覚に至りたい。しかもその過程が具体的なものでなければわからない。65歳を機に三線を練習しているのだが、練習すると前より少しは良くなる。歌えなかった唄が歌えるようになる。日々はほとんど変わらないが、1か月ぐらいするとわかる。唄を聞くだけでは歌えるようにはならない。歌えなくとも歌っている内に、わずかきっかけが出てくる。最初はでたらめであっても口に出さない限り、何の進歩もない。仲良田節を最初聞いた時には、生涯歌うことは不可能に思えたが、今は聞こえ方が分かりやすくなった。それなりに歌えるのかもしれないと思っている。

絵を描くのは歌を唄うより難しい。目的を自分が決めるものだからである。お稽古ごとのように、師範をもらう為の順序なら、努力が分かりやすい。金沢の友人には茶道をやる人が多いいのだが、これは日本の稽古ごとの典型だと思う。形から入り、精神に至る道。座禅よりは分かりやすい。絵が違うのは行き着くところがないという芸術なのだ。絵もお稽古ごとのように、やっている人もままある。公募展で入選する描き方。コンクールで賞を取る描き方。売れるような絵の描き方。結論があれば、それなりのお稽古法はない訳ではないのだろう。絵を描くという事は未知に向うという事である。一般的に良いとか、世間的に評価されるとかいう事は、全く関係のないことなのだ。これは、私絵画を探求する私の絵画観かもしれない。しかし、芸術というものに一般論など無意味ではないか。絵を描くことは、私個人の問題にしなければならない。

文章をこうして書くことも同じである。自覚である。頭の中を流れてゆく思いを言葉化する。言葉化することを通して、考えることを深める。ただ頭の中でああだこうだと考えているだけでは、思考は深まらない。一切考えないという座禅は本当に難しい。思考を深めるためには文章化してみることだ。そして読み返してみる。そしてまた考える。考えるという事が具体化できる。日常考えていることなど知れている。人に読んでもらう形で公表するなど、馬鹿げていることは知っている。しかし、普通の人間が普通であるままに文章を公表しながら、自らを自覚することこそ意味が有ると考えている。人間は誰もが普通に人間なのだ。特別な人間などいやしない。普通の人間が固有の自分というものを、探り当てる道に意味が有る。自分を知ることは、別段他人の評価とは関係がない。自分が生きて死んでゆくという事は、他人のことではなく、自分一人のことだ。自分のやれる探求の道でやってみるほかない。

絵は水彩人で発表する。自覚の為の過程である。良い仲間がいることはありがたいことだ。水彩人を見てくれる人がいることは、さらにありがたいことだ。見てくれる人が居なければ、展覧会は成立しない。あの人が見てくれたという事だけで、励みになるものだ。今年も5,500人という多数の人が見てくれた。それがあるから、続けて行ける。文章はブログで公表する。読んでくれる人がいるという事はありがたいことだ。読んでくれる人が居なければ、継続することなど出来なかっただろう。読んでくれる人がいる間は続けられるような気がしている。昔からの知り合いの人に会った時に、ブログを読んでいると言ってくれることがある。恥ずかしいことではあるが、そもそも人間は恥ずかしいものだ。その恥ずかしい自分を自覚しようというのだから、そこは我慢もある。しかし、見守ってくれる人も居るという事がある。描きつくし、書き尽くしてやろうという気持ちになる。

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青蜜柑液

2016-10-25 04:20:12 | 自給

青蜜柑を9月4日に収穫した。まずはそのまま青蜜柑を絞って、泡盛と半々で割って飲む。氷を居れることもある。お酒の味は分からないのだが、それなりにいい。シークワーサー割りというのが沖縄にある。沖縄に行くと必ず飲む。泡盛の生グレープフルーツ割というのも飲むことがある。一合に半分ぐらい入れるのだろうか。シークワーサーなら1割も入れればいいのだろう。何で割るかと言えば、そのままだと本当に酔ってしまうからだ。青蜜柑の場合は泡盛と半々に割って飲んでいる。絞ってすぐ飲めばそれでいいのだが、たくさんあるので保存を考える。あまりお酒を飲まない方が良いと思うので、身体によいものと半々にすれば、身体に良いものになるかもしれないという言い訳である。お酒は飲みたくなるが、美味しいとか好きだとか言う訳ではない。それでも飲みたくはなる。どういう気分なのだろう。少しのお酒を飲むのは体にも悪くない、という根拠のない言い訳意識もある。

青蜜柑を50日発酵させた。お酒になる訳ではないが、それなりの良い飲み物になる。もう何年もやっている。皮から出た苦みが少し加わる。酵母発酵液のような少し発酵した味も加わる。生絞りより、妙な味なのだが、これはこれで飲める。お湯割りもいい。そのまま水割りにして、水筒に入れて作業に持ってゆく。かなり酸っぱさもあるのだが、作業の時にはこれがちょうどよい。青蜜柑発酵液を泡盛と割って飲むのが主目的。美味しい訳ではないのだが、なぜか飲める。我慢して飲んでいる。それなら飲まなければいい。あるうちは全部飲むのだから、世話がない。青蜜柑を有効に使わなければならない。有効に使えれば、木の管理が良くなる。みかんを枯らさない栽培法の為だ。頑張るしかない。青蜜柑を摘果して捨ててしまうのは私にはできない。美味しくなくても我慢して飲むしかない。

青蜜柑を半分に切り、液を1リットルほど絞った。結構手間取った。1キロほどの青蜜柑は半分に切って、瓶に入れた。そこに氷砂糖を1キロ入れた。そして1リットルの絞った液を加えた。後は毎日一回はかきまぜた。絞った液を加えたのは、みかんが空気に触れているとどうも感心しないからだ。いつもはただ切って、砂糖を加えていたが、今回は少し丁寧にやってみた。みかんの量で言えば、5キロほどの青蜜柑を使った。青蜜柑は摘果みかんである。普通は捨てている。みかんは青い内は香りが良いものだ。摘果していると良い香りであたりが充満する。みかんの木が2本あって、一本ごとにならせるようにしている。隔年で収穫するという事だ。みかんはたくさんはいらない。毎年成らせているとみかんの木は弱ってゆく。いつか枯れてしまう。何度も枯らした経験から、隔年で成らせれば木に負担がないという事になった。

かなりの青おみかんが取れることになるので、青蜜柑液を作る。果樹というものは実を成らせるためによほどの負担がある。そういう改良がされているのだろう。自然栽培で木を弱らせないためには、隔年に成らせる。古いみかん畑を引き継いで管理させてもらったが、毎回枯らしてしまった。枯れないみかんの栽培法が隔年実をつける栽培方法である。みかんは肥料がかなり必要である。ソバカスを毎年夏を中心に一回10袋は撒く。これを年に2,3回は行う。あたりは堆肥場のようにふかふかである。当然毎晩猪が来て掘り起こしている。子供連れの家族のようだ。よく攪拌してくれるので良いぐらいに見ている。お陰で草も生えない。その上今年もみかんはたわわに実っている。良い形に育っている。少し色づき始めている。みかんは年の暮れに収穫する。

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田んぼ土壌の変化

2016-10-24 04:24:23 | 稲作

今年は田んぼの土壌に大きな変化が起きた。突然こんなことが起こるのだから、土壌というものは不思議なものだ。原因は分からないが、土の浸透性が急に悪くなった。それが良いことなのか、悪いことなのかはわからない。両面があるのだろう。今年はこの変化の認識が甘かったところに、田んぼを倒伏させたという事もある。田圃は刈り取りが終わり、田んぼ全面が良く見えて土の状態が分かる。17日に降った雨が、20日になっても乾かない。周辺の刈り終わった田んぼでは18日か19日には乾いていた。4日経っても足跡の所に水がたまったままなのだ。確かに山際の水の湧くところは以前からぬかるんだ状態が続いた。ところが今まで乾いていた2番のような田んぼが突如乾かなくなった。急激に土壌の浸透性が悪くなった。土壌の粘土分が増えある限界を超えたのか。田んぼに耕盤が出来浸透しなくなったのか。田んぼの下に水道が出来たのか。今年の秋の異常な雨続きで例年にない沸きが起きたのか。

みかん畑から、田んぼに戻し、7年間耕作をした。その結果畑土壌が田んぼ土壌に戻ったという事ではなかろうか。この田んぼらしいタテ浸透のない土壌を上手く管理すれば、今まで以上に良い田んぼになるのではないかと考え始めた。同じ谷戸田である、坊所や舟原では10年やっても土壌の変化などないのでまだ疑問ばかりだ。いくつかの想像は出来る。腐植を増やしてきた結果、土壌が変わり、ある限界減を超えたのではないか。そんなに短時間に粘土分が増えるという事はあるのだろうか。今までそんな経験はない。今年土壌検査をしてみなければならない。そうではなく、漏れていた穴が埋まったという事かもしれない。畑の間にみかんの根などが、タテ浸透の水路を作っていた。それが徐々に埋まり漏れにくくなった。土壌はもともと粘土分の多いい田んぼだった。田んぼの耕土の底に耕盤ができて来て水の漏れが減少したのかもしれない。水を止めて、3日も水が抜けないとすれば、一般に良いとされる減水深が10ミリというような状態になっているということかもしれない。経験のないことだ。山の谷戸田で水漏れが無くなれば、素晴らしい田んぼという事になるのかもしれない。

来年の耕作の基本であるが、思い切って乾かし気味に管理したい。今まで棚田ではざる田での耕作経験が多かった。タテ浸透が24時間で300ミリというような田んぼである。朝水を入れて止めるなどという事は考えることすら出来なかった。朝入れた水は必ず夕方にはなくなっていた。24時間溜まっている田んぼは1か所もなかった。そこで、常に入水している流し水管理とならざる得なった。当然水口は冷えた。水口に水温を上げる池を作らざる得なかった。あるいは水口は収穫できないと考えた上で作った。朝だけ水を入れて止められる田んぼはうらやましい限りだった。しかし、今の土の調子で在ればかなりの溜め水も出来れば、流し水もできる。朝だけ入水も可能になる。上手く管理すれば、水温管理の良い状態の田んぼになる気がしてきた。

代掻きのやり方は変えなければならないだろう。ともかく練り過ぎは良くない。それほど代かきをしなくとも、自然に水漏れは止まると考えてよい。腐植の漉き込み方法も変える必要がある。緑肥も考えを変える必要があるだろう。タテ浸透が減れば土壌の腐敗が起こる可能性が高まる。水の酸素供給で土壌の腐敗を抑えるより、やはり田んぼに干しを入れて、酸素供給をする考えだろう。今年は畔際の陥没崩壊も目立った。これは何か関係のあることなのだろうか。また、2番と10番、11番が水がたまり、穂揃いが遅れた。黄化も遅れた。収量が落ちた。この改善も来年の課題である。11番は冬水田んぼにするという事で、すでに水を入れ始めた。ぬかるんだ田んぼを冬水にして、さてどうなることだろう。どうせ手刈りの田んぼなのだからやってみる価値はある。

 

 

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口内環境

2016-10-23 04:01:10 | 暮らし

口の中の微生物の状態は健康にとっては影響大である。口は外部からものが入って来る場所だ。口は人間の体の入り口である。ここから悪いものが入れば、病気になる。また、外部から入るあらゆるものの関門でもある。本来の目的は食べてよいものと、食べてはならないものの判別機関である。おいしいという事を楽しむのであるが、美味しいものは体に良い。まずいものは体に悪い。これが健全にできていることが重要である。健全な味覚を育てるという事は健康にとって重要なことだ。塩分のあるものが美味しいのは、肉体を使っていた時代の名残でなかろうか。甘いものが欲しくなるのは、ストレス社会の結果ではないか。口の中の環境が悪ければ、味覚が悪くなる。口の中の良い環境とは良い菌が繁殖している状態である。良く歯を磨けばいいというようなことではない。殺菌するというような、うがい薬や、歯磨きに騙されてはならない。健全な微生物環境である。

人間の身体は自分ではない菌で支えられている。人間は微生物によって生かされている。菌というものを悪いものと決めつけてはならない。自分の細胞の数よりも自分の身体の中に存在する微生物の数の方が多いと言われている。そのすごい数の菌がどんなバランスで存在するかが人間の健康には重要なのだ。長年生き物を飼い、発酵利用の養鶏をやってきて痛感したところである。人間が歳をとり最後に死ぬという事は、たぶん体内の菌の環境が悪くなるという事だと考えている。虫歯になるという事も実は口の中の菌のバランスが崩れるという事だ。口の中の菌を除菌したり、殺菌したりすることでは、いつまでたっても良い口内の環境にならない。殺菌という対症療法より、良い菌と共存する環境。歯を磨くのは良いことである。本来の野生動物であれば、歯磨きなど要らないようなものを食べている。ところが、柔らかいのはおいしいの文化である。ほって置けば口内の環境は悪化せざる得ない。

私の叔父に生涯歯磨きをしなかった人がいる。大学の名誉教授までやった科学者である。単に不衛生な人ではない。この叔父は死ぬまで一本の歯も失う事がなかった。もちろん虫歯もなかった。そういう体質の人だったのだ。口の中の菌の状態が特別で、虫歯菌が繁殖できないような免疫を持っていたと思われる。似たような体質のいとこもいる。彼は小学校の6年生の時に歯が良いというので、学校で表彰を受けた。ところが歯磨きなどしないので恥ずかしくて、口を閉じたまま表彰を受けたといっていた。いずれもだらしのない家系の公表のようで困るのだが、彼は今市役所に勤勉に勤めている。歯を磨かなくとも普通に暮らしている。私は虫歯もあるが、何とか死ぬまで自分の歯で暮らせそうである。歯は磨いている。実は電動歯ブラシを使っている。食事のテーブルに置いてあり、磨きやすいようにしている。食後その場で磨くのである。うがいも特にしない。機械を使うなど後ろめたさはあるが、この方が短時間に効果が高い。歯磨き粉は使わない。

口の中の環境を良く保つには、良い食事である。常に良い微生物を補給することだ。そしてよく攪拌してやる。そして歯垢のような悪い菌の巣になるものを取り除くことだ。口の中や歯の間に食べ物が残って歯垢を作るようなことが一番良くない。歯垢内に存在する悪い菌が身体に入り込み、病気を起こす可能性もある。歯間ブラシを使って歯垢を完全にとる。血が出ても何ら構わないので、ガリガリとってやる方が理にかなっている。野生動物は歯が衰えて死ぬのだ。歯茎のマッサージも良い。口の中を活性化させておくような気持で管理すれば、良い微生物環境になる。歯を磨くのではなく、歯の根元、歯ぐきをこすり、刺激してやることが大切である。口の運動も必要である。食事の際には十分に口を使う。よく噛んで食べる。元気な口内環境には悪い菌は近寄れない。それは体全体の環境整備につながる。

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土人発言と報道

2016-10-22 06:26:20 | Peace Cafe

土人発言事件に対して、報道へ圧力がかかっている。基本一度しかブログには書かないことにしているが、悔しくて連続で書く。土人発言の重大さと、それに対する社会の鈍さがあまりにひどいので、もう一度書く。私が書いたところでどうにもならないとは思うが、この事件を断殺しようとしている報道に対して、抑えきれない怒りが湧いて来る。特に松井知事の土人発言機動隊員をねぎらう言葉は、まさにヘイトスピーチやネトウヨの発言そのものである。後からあれは機動隊員全体に、ご苦労さんといったのであるなどとごまかしをしようとしているが。文脈を見れば明らかに暴言機動隊員に対して、ねぎらっている。言いにくい本音を良く叫んでくれたというような思いが、思わず出てしまったと読める。維新党の体質そのものである。なぜ、これほどひどい知事の発言を報道は問題にしないのだ。沖縄差別が根強く大阪知事に残っている。

東村のヘリパッドの是非もあるがひとまずそれは置いておく。機動隊員の顔を消した報道に変わったが、あれは何故なのだ。機動隊員の立場である。公権力が市民の反対を押し切って強制執行をする際、機動隊員が市民の反対を阻止するという役割がある。それは権力として当然のことだ。しかし、機動隊員は強制執行が実行されることをサポートするのであって、市民と戦う訳ではない。市民を憎んでの行動ではない。沖縄の基地の警備にあたる沖縄で雇用された警備員は、むしろ心情的には反対派市民と通ずる気持ちの人も居る。当然暴言を吐く気にはなれない。ところが、暴言機動隊員は明らかに、反対派市民と敵対意識を持っている。昔のデモではそういう機動隊員とよく遭遇した。互いを憎しみ合うような関係である。しかし、今の警察ではデモ行為に対して、敵対はしていない。デモが暴徒化しないように制御しようとしている。また、交通障害にならないように動かそうとする。

警察は柔らかい対応になったからといって、本質は何も変わらない権力の番犬だということが、今回の事件には見える。そして、一番怖いのは、この事件を断殺しようとしている、テレビの悪質な鈍さである。報道が黙っていることは肯定していることになる。その背景には、日本人全体に広がる汚い鈍さがある。柔らかな独裁化に生きる、日本国民の愚民政策が進んでいる。嫌なものから目を背け、気づかないふりをして暮らす姿勢だ。沖縄に防人に成れなどという、馬鹿な発言が通用する社会に日本はなってしまった。悪いのは中国であって日本政府ではない。とすべてを他人のせいにして関係ないを決め込むずる賢さ。自分が被害者でなければ、知らん顔でいいという事だ。都合の悪いことは遠くのことでかまわない。今回の事件は私を含めた本土の日本人が沖縄に人たちに、差別発言をしたという認識に立つ必要がある。この事件だけは他人事で済ましてはならない。

愚かな機動隊員は刑事処罰である。そして、大阪知事は退任である。理由は自分の発言の意味を理解出来ない愚かさである。こんな愚かな知事であれば、大阪の行政はでたらめになるに違いない。愚かな振りをしているとすれば、その悪質さが退任の理由だ。まずは間違いを認め、謝罪することだ。今からでも遅くない沖縄に対して、謝罪することだ。あえて書くが、市民が権力に対して暴言を吐いていいのかと言えば、吐いていいのだ。権力者は実力をもって自分の意思を通そうとしている。しかし、市民はそれを受け入れざる得ない立場なのだ。自分の意思に反するものを押し付けられ陽としているものが、暴言を吐くのは当然のことである。権力者が暴言を吐くのとは全く意味が違うのだ。これを混同するのは知性のない人間である。市民もひどい言葉を発しているなどという、警官養護の馬鹿な発言があるのであえて書く。権力とその権力を強制されるものの立場の違いを、きちっと認識しなければならない。

 

 

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機動隊員が土人発言

2016-10-21 04:12:42 | Peace Cafe

沖縄の東村の米軍ヘリパッド建設への抗議をしていた市民に対して、大阪の機動隊員が、「触るなくそ」「どこつかんどんじゃ、ぼけ」などと罵倒した後、「土人が」と暴言を吐いた。また、別の場所では、「シナ人」などと発言した機動隊員がいた。全く聞きづてならない。こんな機動隊員を許してよい訳がない。ところが、大阪維新の会の松井知事はなんと、この機動隊員に対して、、「表現が不適切だとしても、府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。ごくろうさま」と自身のツイッターに書き込んだ。これはまさに、ヘイトスピーチの世界だ。知事の発言は重い。警察を監督する立場の知事が、この機動隊員を叱責せず、ねぎらうとは何事だ。いかにも大阪維新の会の怪しい体質が現れている。大阪には沖縄出身者が多いい。そうした社会的背景から若い人たちに、沖縄差別の土壌が存在することを窺わせる発言であるとしたら、大変なことだ。こんな知事も許してはならないし、この機動隊員は厳罰で処理しなければならない。

日本の敗戦と、長期のアメリカによる占領統治。沖縄返還後の屈辱的な歴史。江戸時代における薩摩藩の隷属的支配の歴史。明治においては日本帝国の植民地化。そして、現代においても「沖縄には日本の防人に成れ」などという、櫻井よしこ氏のようなゆがんだ意見すらあるのだ。沖縄差別の歴史を機動隊員は学んでいただろうか。大阪の機動隊の20代の警察官は機動隊員としての訓練を続けている内に、人間がゆがみを権力的に増長させた。国家権力に対して抗議を行う人間を蔑すむ精神が根底に生まれたのではないだろうか。機動隊が米軍の先兵となって、沖縄の米軍基地建設を防衛するという構図は、日本人にとって何が大切であるかが、見えなくなる。日常の訓練で人間性が崩壊しているとすれば、なおさらである。若い人間が暴力の中で訓練を受けるという事がいかに、人間性において問題であるかを表している。

一刻も早く本土に機動隊を連れ帰ってほしい。そもそもヘリパッド基地建設を強引に進めることが問題なのだ。沖縄のやんばるの静かな自然を騒音で埋め尽くすなど持って他だ。アメリカ軍の訓練をやりたいなら、アメリカでやればいいのだ。広いアメリカでも苦情が起こるようなものを、外国でやって埋め合わせている。アメリカの虫の良さが現れている。アメリカは守ってもらいたいなら応分の負担をしろと言う考えを持っている。そもそもそこが違っている。アメリカ軍が沖縄に駐留しているのは、アメリカの世界戦略である。中国と対抗してゆく為に沖縄にいるのだ。日本の為にいるのだなど恩着せがましく主張する認識が間違っている。アメリカは嫌なら、即刻帰ればいいだけのことだ。そもそも沖縄の長期間の占領は沖縄を都合よく使うためでなかったのか。そうでないのであるなら、すぐ沖縄返還が出来たはずだ。やっと返したと思えば、日本を守るために米軍はいてやっているとは、一面的な見方だ。

若い機動隊員はそうした米軍と沖縄の関係を全く理解していない。沖縄に公務で派遣される日本人であれば、沖縄の苦渋の歴史をまず勉強することだ。歴史の認識があれば、沖縄の人々こそ、日本人らしい日本人であることがわかる。同じ日本人でありながら、これほど悲惨な仕打ちを受けてきた人たちに対して、差別の意識を持つなど日本の公務員としてあってはならないことである。沖縄に対して植民地のような意識が日本の若い世代に存在していることが、悲しすぎる。松井知事としては充分沖縄の歴史を学ばせることが管理者としての責任である。暴言を吐いた人間に対して、ねぎらうとか、ごくろうさんと言うのは、隊員に正しいことをしたと思わせてしまう。派遣隊員の教育の不足に気づくべきだ。と言っても、本音では良く言ったぐらいに思っている可能性もないとはいえないのが、大阪維新の会である。ブロゴスではこの暴言問題がまだ取り上げた人がいない。ブロゴスは維新系なのか。

 

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象徴天皇とは何か

2016-10-20 03:55:41 | Peace Cafe
平成天皇は8月8日にビデオメッセージによって、象徴天皇の役割と行動に関して考えを表明した。2ヵ月が経過してやっと有識者会議が始まる。対応が遅い。天皇がこの問題を提起したのは、2010年と言われている。何故、政府は対応をおくらせ、議論を始めなかったのかには理由がある。憲法および、皇室典範では象徴天皇の意味は不明瞭である。そこで元首という意味の解釈拡大を目論んでいるのだ。生前退位はないことになっている。これは象徴天皇制という特殊な形態を天皇に課している国民として、そう急に対応しなければいけない課題である。政府がこの対応に遅れている理由は政府の背景に天皇制に関する異論があるからであろう。平成天皇の象徴天皇の認識を不服としている人がいるのだ。安倍内閣を背後から操作している人たちの思惑は、憲法改正をもって、天皇を元首にしようと考えている。象徴天皇と生前退位の問題を明確にできない理由がある。
 
明治日本への回帰を願う人たちの存在がここに色濃く表れている。アベ政権は有識者会議を悪用する政権である。国民は等しく象徴天皇の意味を自分のこととして考えなければならない。天皇のビデオメッセージを見て、天皇ほど象徴天皇の意味を深く考えていた人は居なかったのではないかと衝撃を受けた。戦争の敗北によって、神聖化された天皇から、象徴としての天皇に変わった。平成天皇は幼少期に戦争の敗北と、天皇家の大きな立場の変遷を経験した。そして、象徴天皇というものの実現に真剣に向いあった。その行動が今の天皇家の姿になっている。皇后とともに全国くまなく旅をして、直接に国民と接し、励ましとなり、相互理解を計るというものである。この姿は平成天皇が新たに作り上げた象徴天皇の姿である。
 
江戸時代の天皇家は文をもって民を治める。日本文化の中心に存在するものが天皇家があった。それは稲作農業を技術と神聖にによって司る存在と意識されていたからだ。水土を神官として司る。稲作を司る神官としての天皇の存在があった。権力によってではなく、文化力と稲作という経済基盤の神官として、日本という国を束ねる存在とでもいうのだろうか。

有識者会議は生前退位を考える前提として、象徴天皇とは何なのか。公務の在り方はどうあればいいのか。この点から問題を十分に議論してもらいたい。そしてその議論を国民すべてが知ることができるように展開してもらいたい。それは、象徴天皇とは何かを考えるときに、日本人とは何かを考えることになるからである。日本という国がどこに行くべきなのか。世界中が資本主義の競争により、今伝統的文化を失いかけている。国家の価値観というものが、拝金主義によって崩壊の危機に陥っている。巨大企業が国家を超え活動し、国家という文化圏を飲み込み始めている。資本主義が競争を激化する世界の潮流の中で、日本国がどうあるべきかである。経済だけの国であればいいとは誰も思わないだろう。日本という文化を大切にして、日本人らしい暮らしを維持してゆくことが、今こそ求められているのではないだろうか。

象徴天皇の意味を、日本人がどこを目指すのかという事を踏まえて、考えてみる時ではないだろうか。私は瑞穂の国美しい日本こそ目指すべきものと考えている。それは拝金主義者にしか見えない安倍総理大臣も以前書いていたところである。天皇家はその象徴として、修学院離宮での暮らしのような暮らしをすることが良いと考えている。美しい日本の暮らしとはどんな暮らしであるのか。天皇家が自ら実践することである。日本文化の理想郷とはどんなものであるのか。その原点をもって、日本国民の象徴になるという事である。日本の自然と身近に暮らす必要がある。稲作可能な暮らしであってほしい。文化的な活動、学問的活動、そして福祉的活動の象徴としての役割を継続してほしい。

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稲の収穫適期

2016-10-19 04:28:47 | 稲作

10月9日から14日までとびとびで稲刈りをした。稲刈りをして6日から3日ほどで15,0%以下まで水分が下がっていた。天日干しではなかなかこれよりは下がらないだろう。14日に刈り取った11番の田んぼは、生育が遅れていたこともあり、まだ18,8%の水分があった。今年は予想した通り、稲刈り適期が1週間以上遅れた。しかし、適期をどう判断するかは難しく、いつも迷うところだ。穂の根元の籾に緑が残っている時期。と本に書いてあったのをうのみにしていた。これが自給農業では違っていた。自分の経験で考えなかった愚かな間違えだ。一番は葉の状態である。葉の緑が一つの穂に対して3枚緑の間は稲刈りはしない方が良いと考えている。まだ根が活動をしていて、葉は炭酸同化作用を続け、稲穂に養分を供給している。この時期を引き延ばすことは重要なことになる。上手く行けば未熟米が減少する。なぜか今年は無効分げつがすくなかったので効果は高いと考えた。追肥をしている訳ではないので、稲刈り時期まで余分な養分が残っていることは考えにくい。

稲の刈り取りの適期は籾の水分量が25%より下がった時と言われている。どうもこれも自給ではおかしい。刈り取り時期は20%より下がった方が良いと考えている。もみの水分で考えること自体が良くない。ここでも葉と根の活性状態で判断すべきことだ。具体的な理由ははざがけをするのだから、刈り取りが早いと乾きにくいという事がある。雨などが降ればいつまでも乾かない。それくらいなら、稲穂のままで15%まで乾かしてしまい、そのままハーベスターに掛けた方が良いと考えた。稲穂のままでも倒れず15%まで乾くのであれば、はざがけと同じではないかと考えたのである。それで実験的に、手刈りをしながらそのままハーベスターにかけて、籾にしたことがある。刈り遅れると胴割れ米が増えるという事も言われるが、その時は全く胴割れにならなかった。味が悪くなるとも言われたが、むしろおいしくなったと感じた。それ以来稲刈りは出来る限り遅らせる方が良いと考えるようになった。

そもそも乾く過程で胴割れ米が増加するくらいなら、はざがけの最中にも胴割れが起ることになる。しかしはざがけでお米はおいしくなると言われるぐらいで、胴割れ米が増えるなどということない。乾くという事と胴割れのイメージで連想しているだけのことだ。むしろ急速な機械乾燥にかけると胴割れが増える。この結果から、乾くと胴割れになると思い込んでいるのではなかろうか。田んぼでは穂が100%と黄化しても、止葉はまだ緑である。3枚の葉が緑であれば、まだ根が生きているのだ。根が死んでいない稲に於いては、十二分に根の力を生かした方が良いのではないだろうか。稲刈り前の1週間で、1%収量が増えると考えている。2週間遅らせることが出来れば、2%増えると考えていいと思う。まだお米が20%を超えたの水分量である間は、膨らみ続けている。少なくとも稲穂の付け根のお米は成長をしている。稲穂に緑が残っている間に稲刈りをするなどもったいなくて私にはできない。

しかし稲が倒れるから刈るしかない。つまり、バインダーで刈り取れる限界が稲刈り適期。手刈りならさらに遅くともいい。畝取りの稲であれば、しっかりした稲株であっても、玄米の水分量が15%まで田んぼに於いておけば普通は倒れる。倒れないなら、そのまま置いておいても構わないのではないだろうか。はざがけをしないでハーベスターにかければ、ひと手間楽である。最近秋の長雨が続く。稲刈り時期になっても一向に田圃は乾かない。バインダーがぬかるんで作業に力がいるので困る。続けて、はざがけの棹がのめり込むような状況である。だから、出来るだけ稲刈りを遅らせる方がこの点からもいい。胴割れの原因はそもそも稲の生育にある。胴割れ米が刈り遅れにより起こるとしても、その主たる原因は夏場の開花期の高温による。経験的に胴割れはしたことが無いので正確なところは分からない。

 

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新潟知事選野党候補の当選

2016-10-18 04:07:03 | Peace Cafe

今回の新潟知事選挙では野党共闘の候補が当選をした。選挙の争点は原発再稼働の是非であり、再稼働反対の気持ちは根強いものだと確認された。福島原発事故の解明がされないまま、原発再稼働することは出来ないという、泉田知事の意思が継続したことになる。新知事の米山氏は現状では県民の命の安全が保障されていないとして、再稼働は認められないが、論理的に政府と話し合いを進めるとしている。医師であり、弁護士であるという有能な方らしい当然の意見だと思う。選挙では2つのことが見えた。一つは原発の地元柏崎市では、米山氏は19、000票で、自民候補が23、000票である。もう一つは、民進党が野党候補の米田氏を支持できなかったという2つの不思議である。これは、民進党の支持母体である、電力総連合が再稼働賛成の為に、民進党が米田候補の支持が出来なかったという事である。どちらも不思議なことである。不思議ではあるが、いかにも今の日本の社会を反映したことである。また、それゆえに自公の候補を破り野党候補の支持が広がったという結果になった。

政党不信という事が見え隠れしているようである。それは東京都の小池知事の当選にも政党批判の姿が表れていた。小池知事は今絶大なる人気である。そして選挙中から続いている、批判精神がその人気の背景のような気がする。かつての小泉劇場の自民党をぶっ壊せと似ている。小泉氏が自民党そのものであったように、小池氏もその政治信条は自民党そのものである。豊洲市場もオリンピックの会場移転も、筋論である。確かに不自然なことが背景に感じられるが、豊洲市場になるにしても、オリンピックボートの会場が東京になるしても、そのこと自体は間違っている訳ではない。問題となるのは、進め方にいい加減なところがあり、そのいい加減さを責め続けて評価を受けるのは、当面のことだ。これから小池氏が作り上げてゆく力量があるかどうかである。小池氏が待機児童問題を解決できるかどうかである。予算は議会で承認を受けた。早く前向きな政策に向かい合ってもらいたい。

今回の新潟知事選では民進党は米山氏の支持が出来なかった。米山隆一氏はそもそも自民党の候補者であった。自民党では当選できず、その後紆余曲折があり、維新の党から立候補したが、落選している。そして、維新の党が民進党になり、当初は民進党から新潟県知事選挙に出ようとした。しかし、民進党が原発再稼働を危惧している米山氏の支持を出来なかった。その理由は電力総連の反対とされている。以前柏崎原発では2007年7月:新潟県中越沖地震により、稼働する全ての原子炉は自動停止した。また発電所構内の変圧器に火災が発生した。この時に起きた火災を大事故としてとらえ、原発の安全性を徹底解明すべきだったのだ。ところが、原発関係者はこの事故が原発不安を引き起こさないようにと、徹底的な事故原因調査を怠った。大した事故ではなかった、変圧器が燃えたに過ぎないとした。それは原発周辺の市町村も、新潟県知事も同じであった。

柏崎事故を教訓として原発の安全性を総点検していれば、福島原発事故は防げた可能性が高かった。福島でも電気系統の事故が大事故の一つの引き金になっている。だからこそ、福島の原発事故がどのような経過で起きたのかを徹底した調査をおこない、また事故原因を解明する、そして一切を公表することこそ、原発再稼働の大前提である。何故柏崎事故の解明が出来なかったのか。ここに東京電力の本質が現れている。責任逃れの体質である。それが電力総連にもある。その為にフクシマ事故原因の徹底究明を主張する米山氏の支持が出来なかったのである。今や大企業の労働組合は、保守勢力とみなければならないのだろう。隠れ与党支持と見た方が良いのかもしれない。賃上げの主張の時だけ野党的顔をしているだけ。闘争方針に原発事故の解明が入っていない。原発推進は良いとしても、事故原因の解明は、電力労働者の最も重要な課題のはずだ。民進党の今回の姿勢を良くよく見定めなければならない。

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国会議員の白紙領収書は違法でない。

2016-10-17 04:11:18 | Peace Cafe

国会議員は白紙領収書をもらい、自ら金額を書いても違法性がないというのが、高市総務大臣の国会答弁である。国会議員は超法規的存在という認識らしい。国会議員というものが社会の常識をいかに知らないかというバカさ加減を表明した答弁である。国会議員がこんな脱法行為に反省がないというのであれば、社会は成立しない。こんなバカなことが当然のごとく答弁されるのが、今の自民党政権の傲慢である。いまさらながら国会での常識はひど過ぎないか。こんなことが当たり前と考えているようでは運営を任される資格がない。違法でなければ構わないというのが、議員というものの体質なのかもしれない。政府の大臣が社会の為などとは考えていないということだ。日本の社会全体で、白紙領収書が蔓延したらどういう事になるのか。白紙領収書を使った脱税が横行することになる。もし国会議員だけ特別だと考えているなら、大間違いだ。高市総務大臣はこの法律を司る人間である。自ら犯罪行為をして置きながら、盗人猛々しいとはこの人のことだ。

菅官房長官、稲田防衛相、高市総務相の3人だけでなく、安倍内閣の大臣と副大臣30人が白紙領収書を発行していたという。領収書というものはお金のやり取りがあったことの証明書である。もし白紙領収書に自分で書きこめば明らかな犯罪行為である。それが実情を反映したものであろうとなかろうと、関係がない。法律はそういうものである。その理由は、水彩人のような小さな組織でも、会の為に使ったお金は領収書で動いている。代表だから間違いはないという事で、白紙領収書をもらい、自ら金額を書き込んでいたのでは、組織は成立しない。私はだらしないから、領収書の管理ができない。だから水彩人の事務所の金銭管理ができない。そこで、ドンブリ勘定で賄うしかないので偉そうなことは言えないが、領収書のないものは、自分が負担するつもりでやっている。白紙でもらうくらいなら、自腹を切ればいいのだ。

間違いなくこの領収書問題もうやむやになり終わるだろう。そういう国に日本が成ってしまった。権力者が犯罪を犯して反省しない国になってしまった。そしてそれを大半の国民が、「まあ、仕方がない。細かなことを言うのは共産党だ。」こんな程度の愚かさである。そして、オリンピック予算の何千億円のでたらめになる。原発事故の何兆円の無駄金ですら、原発は安い電力と言い続けることになる。これがヒットラーの登場とは気づかない。確かに静かな独裁への移行は起きてしまったのである。権力者に対しては法律に従えという事すら、世論の形成ができない、愚かな国民には独裁しかないのだろう。報道の体たらく、又報道を骨抜きにした権力者巧みさ。全ては競争の原理である。すべてはお金で動いている資本主義社会の膿である。自民党が批判する報道に対して、経団連は広告を入れるなと叫んでいたことを思い出すべきだ。叫んだ奴はアホ議員だが、叫ばないですでに静かに実行されているのだ。

解決法は簡単である。おかしいと思えば政権党の関係議員には投票しないだけのことだ。まだ、選挙制度は生きているのだから、今のうちに法律を犯して当たり前だというような議員には間違っても投票しないことだ。難しいことは何もない。過去の石原人気をみると、選挙民が独善を許すかがわかる。豊洲市場に関して、聞いてない。覚えていない。記憶にない。何も知らない。要するに尖閣の都有地化と新銀行東京に奔走していたのだ。それを批判する小池知事はどうだろう。もうしばらくすれば、着せ替え人形のような化けの皮が剥がれるとみている。アベ政権と同じだ。アメリカの大統領選挙も、ロシアのプーチンも、フィリピンのドゥテルテ大統領も同じことの結果だ。国民が選挙で圧倒的に選択するのである。その結果は、政治が演出家によって作られる社会になる。目を覚まして次の選挙では法律違反をしているアベ政権に投票しないだけのことだ。

 

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