あるきメデス

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トルコ・世界遺産イスタンブール歴史地区①(トプカプ宮殿)

2010-07-22 21:49:20 | トルコ旅行
 2010年5月23日(日)午後、トルコ第一の都市イスタンブールに戻り、旧市街に
ある世界遺産・歴史地区を訪ねました。



 最初は、ボスフォラス海峡や金閣湾、イスタンブールの町全体を見渡せる小高い
丘に立つトプカプ宮殿です。

 トプカプ宮殿は、15世紀半ばから20世紀初頭にかけて、強大な権力をもっていた
オスマン帝国の歴代君主(スルタン)の居城として建設されました。

 敷地面積は70万㎡あり、1856年にドルバフチェ宮殿が出来るまで、ここは、ウィ
ーン付近から黒海、アラビア半島、さらに北アフリカまでを支配したオスマン朝の中
心地として栄えたところです。

 現在は博物館として公開されていて、年間の来訪者は約150万人とのことです。

 最初にトプカプの門と呼ぶ、この門から入ります。


 その先は第1庭園と呼ばれ、広葉樹が道の両側に続いていました。


 博物館の入口となる皇帝の門(表敬の門)、ここでセキュリティチェックを受けて
入ります。

 木々の間を進むので、門のそばまで行かないと両側の双塔は見えませんでした。


 芝生と立派な植栽の第2庭園の左手にある「会議の間」。国政をとり仕切る重要な
会議が行われた場所のようです。


 3番目に通過する幸福の門。スルタンの私的スペースである第3庭園の入口。


 宮殿の東北端にあるレストラン付近からは、ボスフォラス海峡や、イスタンブール
の市街地などが展望できます。


 ずっと向こうに見えるのは、第1ボスフォラス大橋です。


 幸福の門の、入口右手前に立つ大木。


 これは図書館と聞いたように思います。中には入りませんでした。


 これは何の建物だったかな? あまりにも建物が多いので忘れてしまいました。


 ここは、あまり大きくはない建物でしたが、天井のドームはみごとです。


 同じ建物の中のひとつの間。


 第2庭園の右側にある厨房跡。16世紀末には、1200人余りの料理人がいたよう
ですが、現在は陶磁器の展示館になっていました。


 日本でも展示会で公開された、トプカプの短剣やスプーン屋のダイヤモンド、世界
最大のエメラルドなどの展示された宝物館は大変な混雑、写真撮影は禁止でした。

 1時間ほど観覧して、トプカプ宮殿を出ました。

 こちらは、近くにあったアヤイリニ教会、532年の改築で現在の姿になったとか。

 この後回るアヤソフィアが出来る前は、ギリシア正教会の大聖堂として機能し、アヤ
ソフィア完成後も、第2の教会として威光を放っていたとのことです。
コメント
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