あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

武市半平太旧宅と墓など(高知市)

2010-07-12 17:41:54 | Weblog
 参議院議員選挙投票日の昨日、7月11日(日)、開票速報のためにいつもより
早く始まったNHK総合TVの『龍馬伝』では、土佐勤王党の党首・武市半平太
(たけちはんぺいた)が、主君・山内容堂の命により自刃することになりました。

 この武市半平太という人が、どのような人物だったのかは、私は知らずにいた
のですが、この『龍馬伝』により、かなり分かってきました。

 あまり歴史書などを読んだことのない私は、初めて「武市半平太」の名を知った
のは、6年前の3月初め、初めての四国遍路の時でした。

 高知市内の31番竹林寺から、次の32番禅師峰寺(ぜんじぶじ)に向かう途中
で、「武市半平太旧宅及び墓」の標識を見て、立ち寄ったことからでした。

 昨日の番組で武市半平太は切腹してしまったので、もう登場することはないか
もしれませんが、その旧宅などを改めて紹介します。

 場所は、高知市の中心街より南の、海に近い県道247号沿い、下田川の橋か
ら南に1㎞ほど、隣の南国市の西端にある石土池の北1㎞ほどのところです。



 歩いて四国遍路をされた方は、「四国遍路ひとり歩き同行二人」[地図編]をお
持ちかと思いますが、その7~9版の34-1図に記された県道番号の辺りです。

 県道247号から見た武市半平太旧宅。県道の東側100mくらいのところです。

 場所は高知市仁井田ですが、このお宅は現在、Sさんという方がお住まいなの
で中を観覧することは出来ません。

 旧宅のそばには、こんな説明板がありました。




 旧宅に入り込む道路から見たところ。


 墓や資料館、瑞山神社のある場所に向かって右手の高台に上がると、資料館
のそばから、旧宅を見下ろすことができます。旧宅の向こうに見えるのが、県道
247号です。


 高台の中心にある武市半平太資料館。普段は無人ですが、中央の扉を開けて
中に入ることが出来ます。


 資料館の入口右手には、こんな説明板がありました。


 館内はガランとしていて、上部に説明付で武市半平太の肖像や、生涯を描いた
絵が展示されています。


 部屋の一隅にある武市半平太像。






 昨夜放映された切腹場面は、この絵も参考にしたのでしょうか…。


 武市半平太と妻・千賀の墓。現地では気づかなかったのですが、墓碑は「半平太」
ではなく「半太」になっています。なにか訳があるのでしょうか?


 墓地から見える、県道と北側の眺め。高知市の中心街は画面より左奥の方向です。


 資料館の背後には瑞山神社があり、武市半平太が祭られています。

 武市瑞山(半平太)については、下記をご参照下さい。
 
 武市瑞山(半平太)
コメント
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