中国・江南６都市巡り５日間のツアー⑦（２００１年）

　２００１年２月６日（火）　雨
　＝上海博物館の観覧、帰国へ＝
　
　７時起床、７時３０に朝食をする。宿泊した千鶴賓館１２階から見た
周辺のビル群。


　８時４５分に千鶴賓館（下）を出る。


　上海市内では古い建物を壊して２０～３０階の高層建築や、５～６階
の集合住宅、道路や公園など、再開発が進む。


　交通渋滞解消のため高架道路も延長しているが、あちこちで渋滞が
発生。交差点で車とトロリーバスが複雑に交差、その間を人がところ
かまわず横断する。


　午前中は上海博物館の見学。故宮(北京)、西安と並ぶ三大博物館
の一つ。１９５２年発足、１９９５年現在地に移ったという新しい建物。

　地上４階地下３階で収蔵３０万点。青銅器、陶器、民族衣装、彫刻、
貨幣などが展示の中心という。入館料は９０元。

　見学時間は１時間半ほど。貸してくれたワイヤレスの音声ガイド（一
般には６０元の保証料で借り、返戻すると戻る）で各コーナーの重要
展示物の説明を日本語で聞きながら見る。中国語、英語でも聞ける
もので、日本の博物館でも取り入れて欲しい良い設備だ。（現在は、
国内の多くの博物館、美術館、展覧会場などでも実施している）。

　青銅器や陶器、彫刻などの見学で時間が無くなり、他のコーナー
は見られなかったが、いずれも中国の古い歴史の一端をを知る貴重
で珍しいものが多かった。

　博物館の観覧を終え、昼食地に向かう。


　昼食地の近くでは、こんな光景も。何を運んでいるのだろうか。

　
　上海仰光酒楼で最後の料理を楽しむ。


　１３時過ぎ上海(浦東)空港へ。航空税は９０元。出国処理をしてもら
い、スルーガイドの呉さん、上海ガイドの傀さんと別れる。


　買い物をしたりして広い出発カウンターで待ち、１５時１５分発ＡＮＡ
９２０便（Ｂ７４７機）（下）で雨の上海を離れた。