あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

埼玉県立文書館などを巡る(さいたま市)

2009-02-27 22:15:31 | Weblog
 昨日報告した埼玉会館での「第10回水繪塾合同展」の観覧後、
さいたま市内の中心、埼玉県庁周辺を何か所か巡りました。



 まず、浦和駅西口交差点近く、中山道沿いのユザワヤの南隣に
ある「さいたまふるさと館」です。


 さいたま市の商工会関連の施設とのこと。館内には、中山道や、
さいたま市に関する写真や資料などが展示されていて、それらの
資料もあったので、何種類かもらいました。

 2階のふれあいギャラリーでは、趣味の木版画を展示した「森山
敏夫木版画展」を開催中。四季の情景を題材にした作品22点と、
木版画制作の年賀状が展示されていました。

 なお、この建物は消防法上の関係から立ち退かねばならず、近く
北浦和に移転になるとのことでした。

 中山道をさらに北に進み、須原屋書店で2万5千分の1と5万分
の1地形図を購入しました。

 うらわ美術館に近い仲町交差点を西に向かい、市役所通りを、さい
たま市役所前交差点まで進みました。

 国道17号を南下して、埼玉県庁の西側にある埼玉県立文書館に
入ります。

 埼玉に関する歴史的・文化的に価値のある行政文書、古文書、地図
などを収集、整理、保管しているところ。これらの資料は、無料で閲覧
できます。

 1階の展示室に入り、展示されている行政文書や古文書、地図など
を観覧しました。


 これはそのひとつ、秩父郡矢能村(現神泉村)絵図です。


 こちらは行政文書のコーナー。


 企画展示をする「コーナー展示」では、『幕末・維新の「好古家」たち』
という催しを5月24日(日)まで開催中。

 県の中央部、比企郡吉見町の文化人が収蔵していた古文書などを
紹介していました。その中には、いつかカントリーウオークで訪ねた
ことのある、根岸友山、武香父子のものもあります。

 「新編武蔵風土記稿」は、江戸時代の武蔵国を知るには欠かせない
といってもよい公文書です。


 展示室前の廊下では、「目で見る50年前の埼玉」という写真展示を。




 これは、産業の1枚、鋳物の町・川口で製造されていた郵便ポスト。
全国でだだ1か所、ここだけで製造されていたようです。

 現在、このタイプのポストは、地方に行かないと見られなくなり、
このポストの写真を撮り歩いている人もいるほどです。

 真冬並みの寒さなので、この辺で帰路につくことにします。住宅
地を西に進み、別所沼公園に下りました。

 晩秋には黄葉が鮮やかなメタセコイアも、いまは寒々とした影を
別所沼に落としています。





 別所沼公園の南側から、桜並木の続く「花と緑の散歩道」に入ります。


 花どきは華やかな散歩道も、今日は寒々としていました。JR武蔵野
線武蔵浦和駅まで行き、帰途につきました。
コメント
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