あるきメデス

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松岡美術展へ(東京・白金台)

2009-02-25 23:22:36 | Weblog
 2009年2月25日(水)



 今日は、入手した招待券があったので、連れ合いと東京・港区白金
台の松岡美術館に行きました。場所は、JR山手線目黒駅から歩いて
15分ほど。広大な緑地の残る自然教育園の北側です。



 松岡美術館は、戦後、不動産、冷凍倉庫、ホテル業などで業をなした
松岡清治郎氏が収集した、中国陶磁器、古代エジプト、ギリシア、ローマ
などの古美術を中心に公開しています。

 館内は1、2階にそれぞれ3つの展示室がありました。1階の第1展示
室は古代オリエント美術で、エジプト、ギリシア、ローマの神像や大理石
像、陶器など。第2展示室は現代彫刻で、ムーアやグレコなどの大型ブ
ロンズ作品を。

 第3室では、ガンダーラ・インド彫刻で、インド中世のヒンズー教神像
彫刻の数々や、菩薩像などが並んでいます。




 1階正面からは、背後の自然教育園を借景に、落ち着いたたたずまい
の日本庭園を眺めることができます。




 二階に上がると展示室の前に、「御殿飾り」と呼ぶ、りっぱなおひな様
が飾ってありました。


 第4展示室は東洋陶磁。中国、朝鮮、日本、ベトナム、ペルシアなど
のコレクションですが、特に景徳鎮を中心の中国陶磁がたくさん展示
されています。




 第5室は企画展示で、「美人画展」を4月19日(日)まで開催中。


 館蔵の日本絵画は、近代日本画の一大ジャンルである「美人画」が
中心とかで、上村松園、鏑木清方、伊藤深水や、江戸時代の浮世絵
などを含めて展示されていました。





 最後の第6室は現代日本画展として、「宮前秀樹 人形浄瑠璃 近松
の人々を描く」というもので、これも第5室同様、4月19日までです。

 ちなみに館内での撮影は、フラッシュ無し、シャッター音を消せば可
能(携帯電話は全面禁止)なので、撮った幾つかの作品を紹介させて
もらいました。

 なお、松岡美術館のWebサイトは、下記をクリックしてご覧下さい。

 http://www.matsuoka-museum.jp/
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