あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

中国・江南6都市巡り5日間のツアー⑥(2001年)

2009-02-07 22:31:50 | Weblog
 今日は暖かい日差しが注ぎ、わが家の庭の梅も花がほころびはじ
めました。

 一方、市内を回ってみると、マスクをしている人が増えてきました。
いよいよ杉花粉の到来シーズンが始まるようです。花粉症の方は、
どうぞお気をつけ下さい。

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 2001年2月5日(月) 曇り後雨 〈続き〉
 蘇州、上海観光、上海泊
 =留園、寒山寺、虎丘、玉仏寺、豫園商場、上海雑技=

 上海市は4大直轄市の一つ。6千年前は漁村、1843年~1945年
まで租界地。市内に区が14、郊外に県が6つ。人口は市内1300万
人、県に300万人、面積6340平方㎞。自動車、自転車が7百万台。
トロリーバス1万5千台。タクシー4万5千台。地下鉄は1、2号線で
26㎞。計画では100㎞になる予定。88階建ての高層ビルもある。

 上海市内、昼食をした焼肉店前の通り。


 最初に訪ねた玉(ぎょく)仏寺は、100年の歴史。大きな玉の寝釈迦
を祀ってあった。


 次に「上海の浅草」と呼ばれている、きらびやかな古い建築様式の
土産物店などが並ぶ豫園商場の中にある漢方薬店へ。

 1783年開店という店の4階に上がる。まず気功師の先生から病気
と健康茶の話。次にNHK教育TV放映の気功ビデオの上映。何百回
も上映したとみえて、ひどい画質。まずこれにがっかり。

 整体師3人が肩やひざなどの痛い人をもんでくれる。その間、店員
数人が客の間を回り、体に悪いところがないか聞きだす。少しでも悪
いところを言おうものなら、カウンターに誘導、しつこく病気に合う漢方
薬を勧める。外に出ようにも部屋の入り口を閉められ店員が立つ。

 半ば強制的に閉じこめられたようで全く不愉快。結局漢方薬を買っ
た人はなかった。

 近くの土産店に入り、ここを集合地として約1時間半の豫園商場見
学の自由時間となる。


 広場には正月の飾り付けに灯がともり、店の軒から赤い飾りが下が
る。若い人や家族連れ、観光客などたくさんの人達が行き交う。


 たしかに浅草のような雰囲気だが、ちょっと店を除くとしつこく勧
められるので遠巻きに見て回るしかない。


 行ったり来たりしても大した広さはなく、雨なのでここで時間をつぶ
すのに苦労する。


 商場外側の広い道路を回っている内に、商場内に入る路地入口の
ゲートが閉められ、キップを売る人が数人立つようになった。どこか入
れぬか一周したがどこも同様。仕方なく10元のキップを買って入る。
ガイドからの説明は無く、ほかの人も「びっくりした」と話す。


 夜は正月飾りのライトアップをするので有料になるとのこと。確かに
幾つもある飾り付けはそれぞれ見事で楽しいが、ガイドさんも知らな
かったという。


 帰ってからキップをよく見たら、地元観光関係組織も主催者になって
いる。こういう情報はガイドに知らせておき、周知して欲しかった。

 最後の夕食は、広いレストランで点心料理と小篭包み食べ放題、
ビール飲み放題だった。


 舞台で中国音楽の演奏や曲技も見せてくれた。


 夜は全員オプショナルツアーに参加、上海雑技と外灘(わいたん)の
夜景鑑賞。上海雑技は7時半から市の中心にある新しいビルのホー
ルで見る。柔軟な体のアクロバット、手に持つ棒で数枚の皿回し、大
きな壺回し、目隠しして剣を投げるコミック、9個の椅子上に6人乗り
など、見事な技の連続であった。

 そのあと外灘という地域に行き1920~30年代のビルが並ぶ地域
を車内から見る。石造り5~7階の西欧風建造物がライトアップされて
きれいに並んでいた。宿舎の千鶴賓館に21時50分着。20階建ての
高層のホテル。部屋は12階だった。
コメント
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