Shizuko Diary

日々の記録として・・

市民と協働・・

2014-07-11 22:13:08 | Weblog
清和クラブ研修視察2日は、三鷹市の市民協働センターをたずね「市民参加と協働のまちづくり」について学んできました。
三鷹市では、第1次の市基本条例策定以来、基本計画やごみ問題を初めとする多くの「市民会議」を設置して市民意見を行政に反映してきました。
「ワークショップ」形式による公園づくりや学校建て替えの実施、第3次の市の基本計画策定時には公募市民約00人による白紙からの素案提案を行った「みたか市民ぷらん21」の実施や市民協働センターの市民と行政による協働運営の実施や無作為抽出の市民が政策提言を行う「まちづくりディスカッション」の実施など、その実施や運営手法についてご説明いただいた後の質問等で興味深く学ばせていただきました。
市の基本計画や外かく環状道路ジャンクションにおける三鷹地区における検討会、地域防災計画改定素案についても無作為抽出の市民によってボトムアップ方式で市民の声や意見を吸い上げているということです。
地域の防災計画においても「みたか防災まちづくりディスカッション」を行い、青年会議所や商工会青年部・NPO法人みたか市民協働ネットワークなど「防災まちづくりディスカッション」の実施に関する協定を締結して6者の主催で行われたそうです。
無作為抽出の市民が入ってくることによって、これまでの会議と明らかに違い、建設的・前向きな意見が多いということでした。
市民参加や市民説明会等々では、声の大きな人の意見や反対意見ありきで入ってこられるケースもあったそうですが、声なき声・市民一人ひとりがまちづくりに参画しているという意識になっているということがとても意義あることだと感じました。
まちづくりディスカッションには、ルールを決めてファシリテーションはしない!!
コーディネーターは、見守るだけで口出しはしない!
この手法も「えぇ!!」と驚きでした。
・誰でも話せる質問事項
・誰が来ても話し合える内容
・誰もが理解できる言葉使い

事務量や時間はかかるけれど、無作為抽出でかかわった人たちは自分たちの意見が施政に反映される・意見が聞いてもらえたという事から、まちづくりへの参画意識が生まれて来るのではないかとも感じました。



「三鷹市市民協働センター条例」を制定し、「協働を推進する」「市民活動を支援する」「市民参加の機会を提供する」・・つなぎ・ささえ・つむぐ、人財を繋ぐ。

まちづくりにおける重要なものについて、この無作為抽出による「まちづくりディスカッション」の手法は、無関心関心を持ってもらう1つの方策かもしれない
市民・住民の主体性を喚起する真の協働のあり方のような気がします。

明日は「おはなしの世界ですよ~
午前10時に今町公民館に集合してください!!
絵本のあとに、科学工作ボランティアの皆さんによる「ストロートンボ」と「ストローロケット」をつくります。

コメント
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