Shizuko Diary

日々の記録として・・

どう進める???

2009-07-17 23:23:34 | Weblog
新潟県女性財団主催の公開講座「新しい視点で学ぶ政策立案」
どう進める男女共同参画に参加してきました。
第一部は、中央大学の広岡先生の講座・・・優しい口調で実践的なお話をされていました。
意識改革・エンパワーメント・女性に対する暴力の根絶などへの取り組みの実務的な分野でのお話もありました。
家庭生活と社会生活の両立支援・・私も仕事と育児を両立してきた一人として最後に先生に質問させていただきました。
子育ての地域支援体制の充足が逆に行政やサークルに依存してしまう面も出てくるのではないか??との質問に・・先生は「日本は母親への要求が多すぎ」父親の責任を言われ、わが意を得たりの思いでした。

午後からの「新しい視点で学ぶ政策立案勉強会」では、少人数ワークで県や各自治体行政職員が主体で「男女共同参画の推進」について具体的な施策の推進・評価についての意見交換が行われました。
一生懸命に施策に取り組んでいる行政職員の姿や意見に耳を傾けました。
県の担当の女性課長・市町村の担当職員・・参加の上越市も女性課長さんでした。
今日参加した自治体職員も担当を外れたらどうするのかな?って、少し意地悪な見方をしてしまいましたが、計画見直し・評価システム・市民の意識調査への取り組み・・皆さんとても一生懸命で熱心に本音の部分で話されていました。
ワーク・ライフバランス・・県が進めているハッピーパートナー事業でも苦労されている様子が伺われました。
庁内推進体制の確立と関わる人の熱意・・要は人材にあり。
首長の熱意も施策推進の大きな鍵となります。


男女共同参画は、女性の地位向上のように思われている方もいるかもしれませんが、男性も女性も同じ人間として・社会の構成員としてお互いを尊重しあい、いかにパートナーシップをとっていくのか。
男女共同参画=女性政策ではなく、これは男性の問題でもあると思います。

有意義な公開講座でした。

コメント (2)
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