魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

木星来る

2018年11月04日 | 星の流れに

木星は今11月8日に射手座に入るが、サソリ座での一年を振り返ると、木星の働きがよく解り、これから何が起こるか何に注意すべきかが、自ずと理解できるだろう。
木星が来るとサソリ座に、慶事が起こる。そして、消耗する。
サソリ座の場合、既に天王星が牡牛座にかかっていたので、相手の問題で、良いことが起こったと思えば、突然悪いことに変わったりする。婚約したら破談になるとか、商談が成功したと思ったらサギだったり、良いことが大きければ大きいほど災いも大きい。

サソリ座と言えば朝鮮半島だが、この一年の朝鮮半島は、まさにドタバタで、
防弾少年団とやらが海外で受けたのはご愛敬だが、南北の婚約騒動で、外交も経済もガタガタになっている。
あまりの異常さに、ふと思ったのだが、韓国の国旗には天地水火(乾坤坎離)の易卦があしらわれている。

現大統領の文在寅を易の卦に見立てると、文は離火を表し、寅は艮土を表す。寅の名付けは出生時の暦とはあまり関係ないようで、年月日の支に寅は無いし、旧暦でも12月生まれだから、寅とは関係ない。
寅の意味は「控えめ」「慎む」「丁寧」だが、虎と同義にも使うので、おそらくこれだろう。
在は「ある」「である」だから、「虎である」の意味か「慎み深い」、あるいは定番の名前で、特に意味など無かったのかも知れない。
ともあれ、現象として、現在の韓国には「離艮」の大統領がいる。離艮は易卦で言えば、「火山旅」または上下逆にして「山火賁」となる。
「旅」は楽しい旅行とは違い苦難を表し、「賁」は飾りを表し中身が無い。
韓国の太極旗は陰陽、乾坤、終始を表し、すべて整う目出度い旗だが、物事には完璧はなく、むしろ乱れの始まりを暗示しているとも言える。そこに、苦難とも空虚とも言える大統領を投ずれば、現状のようなことは必然としか言い様がない。

惑星による現象は、それが起こる前に環境が生まれている。惑星は引き金のようなものだ。木星が来て、サソリ座の朝鮮半島に和解、解放、祝賀のムードが広がったのは、それまでの難題が、来るところまで来ていたからだが、そこに「離艮」の大統領が投ぜられ発火した。この一年、朝鮮半島は花火のように華々しかったが、火が燃え尽きると、燃えカスが残るか火事が発生する。木星の好事は決して手放しで喜ぶものではない。良い時こそ保守的になるべきなのだが、離艮大統領は、もっと燃え上がらそうと、有りっ丈のものを投げ込んでしまった。

射手座は始まっている
韓国から学ぶ教訓は、次の射手座に役に立つ。射手座の場合、サソリ座のように天王星の影響はないので、むしろ良いことだけが起こるが、それでも、進んで事を始めるのは要注意だ。準備が出来ていたことなら、木星がくす玉や打ち上げ花火のように、景気づけになるので、何かしたくなるが、準備が何にも無いのに引き金を引くと、後始末だけが大変になる。
今、既に起こっている射手座現象は、何よりも、韓国の「司法」の暴走だが、「ジャーナリスト」の解放や、インドネシア機の墜落や台湾の列車事故等の「運輸」関連、アルゼンチンG20の米中露対話や、中南米からの難民の群れなど「スペイン」語圏の話題などがある。
射手座の人のみならず、双子座、魚座、乙女座の人も、そわそわし始める頃だ。


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