魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

飲み過ぎ

2021年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム

米中の外交舌戦で、中国は「日韓は中国の2位3位の貿易相手国だ」と、その影響力を、あたかも支配下の属国のように自慢した。
金儲けこそが現実だと信じる人たちは、中国に技術を奪われるだけで飽き足らず、施設を破壊され、輸出入を妨害され、社員を誘拐(逮捕)されても、唯々諾々と従い続けるのだろうか。

人口が生産消費の宝の山であるなら、インドもあれば、アフリカ、ASEANもある。南北米大陸は言うまでもない。中国の人口は世界の20%にもならず、今後は減少する。
貢ぎ上げた上に、子分扱いにして暴力を振るう中国のような国に、何ゆえに執着するのか不可解だが、日本人には、中国に対する文化的「親」意識が拭い去れないのだろう。
どんな親でも親は親。縁を切りたくても、心の奥底では案じ続け、優しい言葉をかけられると、すぐ許してしまう。
しかし、中国という親はアルコール依存症で、金というアルコールが入ると、たちまち酒乱の大トラに豹変する。

アルコール依存症の親に酒を飲ませるのは、子の甘えだ。心のどこかで親孝行をしているような思い上がりと、親は自分を愛していると信じたい願望がある。「同じアジア人」の意識は、実は中華の人種差別思想に他ならない。
戦前の日中戦争は、親を助けるつもりで冷水を浴びせたが、今はアルコールが切れてしょんぼりしている親を観て、もう大丈夫だろうと一緒に大量の酒を飲んでしまった。
そして、大トラの大暴れだ。

この大トラをどう扱うかは大変難しいが、何よりも、もう酒を飲ませてはいけない。
何はともあれ、中国との交易を断つべきだ。一緒に酒を飲んでしまっているから、日本の酔っ払いもなかなか酒をやめられない。先ずは、河岸を替えて飲み会を締めるべきだろうが、河岸を替えようにも酔っ払いのバカ力は手に負えない。

かといって、脱中国のチャイナ・プラスワンは、むしろ中国を利するものだ。何のことはない、中国の親会社のための下請けを周辺国に移しただけで、かえって中国のフリーハンドが益々拡大する。先端技術を買ってくれるお得意様だと揉手をし、大消費人口によだれを垂らす浅ましさから目覚め、大トラに刃物を渡さない覚悟をすべきだろう。

泥酔している中国を放置して帰るのは忍びないし、まとめて支払いを済ませなければ帰れないかもしれない。しかし、とりあえず離れなければ、もっと大きな騒ぎに巻き込まれ、大けがをする。
どんなビジネスにもリスクはあり、損失は始めから計算されているはずだ。そうでないのなら、もとよりビジネスではなく博打だったことになる。
駄目なものを深追いすれば損失はさらに大きくなる。見切り千両だ。

世界の2割の人口を相手にすれば効率は良いかもしれないが、損失も大きい博打だったわけだ。
そろそろ、残りの8割の人口を丁寧に拾う、正業に戻ろう。


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