魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

徳川家康 2

2010年10月30日 | 新鎖国論

徳川家康は12月26日生まれだが、太陽暦では1月31日で水瓶座だ。
水瓶座も山羊座も、元来、支配星は土星で、家康も土星の人となる。
坂本龍馬は11月15日だが、これも1月3日で山羊座の土星だ。演じている福山雅治も水瓶座。

「坂の上の雲」の秋山好古は太陽暦2月9日の水瓶座。
秋山真之は牡羊座。正岡子規は天秤座。二つの星座とも現在、土星の影響を受けていることは、今さら言うまでもない。

歴史は元々、時を司る土星の仕事だが、天秤座の日本に土星が来ると、大河ドラマには土星の人が登場して、一世を風靡する。
これを偶然と考えたのでは、占いは成り立たない。
小説・徳川家康の連載も、やはり土星が天秤座に来た昭和25年に始まっている。

土星は、時代のターニングポイントに影響する
山羊座・水瓶座は、十二支では丑寅の季節であり、丑寅は一年の入れ替わりの季節から、代替わり=世代交代の時を表す。

山羊座・水瓶座に惑星が来ると、その惑星の周期に応じた「転換」が起こる。逆に、土星が訪れた星座の人物や事柄に、やはり「転換」が起こる。

周期250年の冥王星が山羊座に来た今、産業革命パラダイムの「大転換」が起こっていることは、繰り返し話しているが、
周期30年の土星が天秤座に来ると、天秤座の人や天秤座の日本は方針転換を余儀なくされる。

還暦60年では、上昇の30年と下降の30年と、土星が2回転する。
60年前の昭和25年の土星天秤座から上昇し、30年前から反転下降。
今回、「どん底」に到来した土星は、中韓の経済攻勢や、尖閣問題で、おそらく、日本人を覚醒させるだろう。

戦後日本の高度成長パラダイムは、根底から転換せざるを得ない。
戦後、農業から貿易工業に人口移動し、工業で農業を養ってきた日本の生き方を、全面転換しなければならなくなった。

TPP問題は日本のターニングポイント
しかし、どこに向かうのか、政治家にはヴィジョンが無い。
農業を捨てて、工業立国に再挑戦するのか・・・
農業を工業と並ぶ輸出産業とするのか・・・
議論は、いつも、過去を前提とした話しばかりだ。

しかし、今こそ、全く新しい概念が無ければ、日本という国はここで滅ぶ。(世界に国が無くなるというなら、それはそれで歓迎だが)

またまた、自論
日本は今こそ、島国の鎖国精神を目覚めさせ、グローバリズムから一線を画して、「独特の日本」を徹底的に築きあげるといい。

工業技術は簡単にパクられるが、手仕事や感性は簡単にはマネできない。ハイテクは機密保持し、技術移転などしない。工業会社は海外移転し、食料は完全自給する。
完全な自由貿易となっても、国内の地産地消を奨励するため、輸入食品は特定の業者でなければ扱えないようにし、複雑で厳格なルールを設けて、結果的に割に合わない商売とする。
知恵を絞れば、恐れることはない。輸入品の浸食は防げるはずだ。

加工貿易から足を洗い、GDP決別宣言をして、開国以前のような蓬莱の島、「徳」の日本に帰りたい。
芸能、観光、医療、学術で立国し、雇用創出をする。国際会議場や情報センターを誘致して、将来の地球の首都をめざす。

牡羊座のイギリスがルール創りとリーダーシップに長けているなら、
その真反対の天秤座の日本は、受け身の接客術を発揮したい。


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