魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

防疫事変

2020年02月26日 | 日記・エッセイ・コラム
中国は中国発のコロナウイルスのイメージを何としても打ち消したい。日本のクルーズ船騒動を取り上げて、日本はまともな防疫ができていない。日本を助けなければならないと、あたかも、日本が新コロナの中心地でもあるかのように吹聴していたが、韓国が感染者数で日本を上回ると、今度は韓国渡航を禁止したり、医療援助をすると言い出した。
自分の立場を守るために、どこでも良いから、他の国の方がひどい、むしろ無責任な震源地だと風向きを変えようと、イメージ戦略に出ている。

中国国民は政府批判どころか、むしろ応援団になっているようだ。中国政府は「疾病は天災」だとして、苦しい規制は当然で、むしろそうしない他国は愚かで無責任だと、国民の苦痛の矛先を他国に向け、国民はすっかりその気になっている。
本当にそうであるならば、これが中国人のレベルであり、救いようがない。

嫌中が80%でありながら、お人好しの日本国民は「敵に塩を送る」道徳を実践して、様々な支援をしたが、中国政府はそれを利用することしかしなかった。
先ず、窮地挽回の習近平訪日のため、中国国民に日本の好意をアピールし、次にはあたかも「防疫に成功した」先輩として、コロナに苦しむ日本を指導した。そしてその次には。先輩の中国と協力して特効薬の開発をしなければならないと、上から目線で命令をしているのだ。
これも、偉大なる中華文明の裏の真実だ。

こんなえげつない国に接近するために、安倍政権は中国コロナを受け入れ、一歩間違えば、中国共産党の生け贄にされる危険を冒している。
それは政権を支えている層が、中国で商売をしているからだ。大手企業経営者の中には、毎日のように、中国癒着が国際交流の夜明けのように訴えている士もいる。戦時中、日本の占領地に真っ先に駆けつけたのは企業だった。
金の亡者に是非など無い。二周遅れで重商主義の夢を追う中国共産党を、一周遅れのグローバリズムだと応援する企業経営者。悔い改めなければ、共に大恐慌の大洪水に呑まれるだろう。巻き込まれる被害者は世界人類だ。

戦争が始まった
中国はこのコロナ事態を「戦争」と位置づけている。戦争となればこの通り、何でもありだ。隣国踏み倒し作戦など、単なる一工程に過ぎない。
安倍政権は軍事にばかり熱心だが、これこそが安保であり、戦争はもう始まっているのだ。この「非常時」に安倍政権は、中国人受け入れ、クルーズ船受け入れの、大失態のツケを国民に丸投げした。この山場を切り抜けるために「各自、奮励努力せよ」は無いだろう。

ただ、ものは考え様だ。何が原因であれ、戦争は社会を変える。
「病院はかえって危ない」の認識が、趣味で病院に通う人を減らし、テレワークや遠距離診断を推進する。消費産業の業態が変わり、貨幣が減り、クリーン社会が定着する。ファッションが変わりマナーも変わる。
世界の中国を見る目が変わり、産業構造もグローバリズムも変わる。

ところで、陰謀説好きがバイオ兵器陰謀説をまことしやかに吹聴しているが、
今回の新型肺炎は圧倒的に老人が弱い。もしかすると、高齢社会の人口構造を変えるための陰謀なのかも知れない。老人性喘息持ちとしては、こっちを疑う!?

また、韓国では以前から、KOREAは「K」だから、JAPANの「J」より後になる。KOREAをCOREAにすべきだという主張があるそうだが、何処かになすりつけたい中国は、今回の俗称をCOREA_VIRUSと呼び始めるかも知れない。いかにもありそうだ。

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