魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

リモコン

2023年11月20日 | 日記・エッセイ・コラム

電気製品は、何でもリモコンで操作するようになって、便利な反面、問題も多い。
カードもそうだが、目的の数だけ揃えなければならなくなり、整理に困る。イザと言う時に、どれがどれだったかウロウロする。
電気製品など、今やリモコンありきで、リモコンが無くなると操作できなくなってしまうものもある。
これだけ、スマホを使う時代なのだから、電機メーカーはスマホで使えるようにするか、スマホがその機能を強化するとか、本当に、何とかして欲しい。

何でなん?
ところで、そのリモコンなのだが、電池の残量は十分あるのに、全く使えなくなることがよくある。多くの場合、電池をクルクル回したりすると使えるようになるから、接触の問題なのだろうと思うが、買ったばかりでもそんなことが起こるから、不思議でしょうがない。
ネットなどで調べても、やはり、「電池を回したり、出し入れすると利くことがあります」などと書いてあるだけだ。確かに目に見えない腐食があるかもしれないから、これはある程度有効なことは経験的に知っている。しかし結局、根本原因や解決策が見つからない。

買ったばかりなのに、あまりにも利かない電灯のリモコンに腹が立ち、よくよく見てみると、付属乾電池のプラス端子の形状の違いに気がついた。端子の突端にさらにヘソ状のと言うか乳首状のと言うか、小さな突起がある。(確か、昔は全部これだった)
これは最近あまり見かけなくなったマンガン乾電池の特徴らしく、アルカリ乾電池が平らなのに対し、大小にかかわらず必ず尖っているようだ。何故この違いがあるのか、大手電気量販店の店員に訊いたが、「???」という反応で、違いがあることさえ気づいていなかった。
仕方がないのでChatGPTに訊いてみると、構造上の違いだと言うが、信用できないので、さらに電池工業会のレポートを調べてみると、なるほど、マンガン乾電池は炭素棒が中を貫いている。詳しくは解らないが、この通電性を良くするためにプラス端子に突起があるのかも知れない。

ここまでこだわったのは、利きの悪いリモコンの電池をアルカリ乾電池に換えたら、嘘のように使えるようになったからで、通常、リモコンはマンガン乾電池に適性があると信じてきた常識を変えるべきか悩んだからだ。
新品の乾電池が利かない理由が、形状の違いによる接触問題なのか、電圧特性の違いなのか、それとも、端子素材の問題なのか、今後のこともあるので知りたかった。
取りあえず、リモコンも今後はアルカリ乾電池を使うことにした。